釜石の日々

いにしえの東北

今朝もまた雨。ただひとつうれしいのは庭に植えた彼岸花の一輪が咲いた。釜石は和名だと思っていたがアイヌ語の可能性もあるようだ。遠野はアイヌ語。東北には各地にアイヌ語地名があることは先にも触れたが仙台あたりが境界で仙台より南になるとずっとアイヌ語地名が減ってくるそうだ。アイヌの人たちのDNAは縄文人のDNAに似ているそうだ。しかもその縄文人のいた地域はやはり東日本が多い。青森市郊外の三内丸山遺跡は縄文時代に対する考古学の定説を覆してしまった。それほど衝撃的な高度な技術を持った大集落であった。当時の一つの都市であったとしたらそうした都市がいくつもあってそれらを統一する国家があった可能性も出ててくる。これは何を意味するか。万世一系の天皇家という日本の歴史が覆される可能性を含んでいるということになる。縄文人の末裔であるアイヌの人たちと弥生人の末裔である和人。東北にはまだまだ埋もれた壮大な歴史があった可能性があるのではないだろうか。


庭に咲いた彼岸花(曼珠沙華)
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