原尻の滝

昨日は、大分県南西部の豊後大野市緒方町にある、原尻の滝まで行ってきました
夏が終わる前に、行ける滝には行っておかなくては

行きは福岡方面から高速道路を使いましたが、やけに遠かった・・・
思ったよりも随分おそくに到着。
でも心配していた雨は全然降らなくて、良かったです


原尻の滝は、滝幅120ｍ・落差20ｍで、直瀑(分岐瀑)型の名瀑です
大分県を東西に横切り別府湾へ流れ込む大野川水系の支流、緒方川にある滝。
日本の滝100戦にも選ばれていて、“東洋のナイアガラ”と呼ばれているそうですよ

のどかな田園風景の中、突然現われる原尻の滝にビックリ
平地が広がる中、ストンと土地がくぼみ、緒方川の水が半円形の弧を描くように流れ落ちています。
遙か昔の阿蘇山の大噴火で発生した火砕流でできた溶岩台地を
緒方川の水が長い年月をかけて削り落とし、このような景観が誕生したと言われています。


お天気に恵まれれば、滝壺の水が深い碧色に染まって、とても美しいそうです
緒方川の水量が多い時には、横120ｍの幅すべてを使って、滝の水が流れ落ちてくるのですって
藍色で120ｍの幅の滝、見てみたかったなぁ
(お天気がよくて水量が多いって、ちょっと矛盾しますよね)


撮影ポイントとしては、下流に吊橋(滝見橋)がありました
滝を真正面から、全体的に見ることができます
でも結構揺れまして、少しこわかった・・・
１枚目の写真は、吊橋の上から撮ったものです。(そのせいで斜めなのか・・・？)

滝の周辺は公園として整備されていて、滝の上には遊歩道があります
こちらは、遊歩道の上から撮った写真

川の水が滝となって流れ落ちる瞬間を、間近で確認することができますよ

遊歩道の下に下りられる箇所があり、更に近くで滝が流れるところを見られます
横から見たところ。


ちょっと頑張ると、落ちる真上のところにも行けます。
でも私は怖いので、カメラを託して写真を撮ってきてもらいました

すごーい
迫力ありますねぇ


下からも、滝を眺めることができますよ

でも足場が悪いです、大小いろんな石が転がっていました
滝とは結構距離がありますが、ひんやりとしていてマイナスイオンを感じられます
川の水に足をつけると、ひんやり冷たかったです


滝のすぐ近くに、水車を発見

ちゃんと回っていましたよ、趣があって素敵


“道の駅 原尻の滝”もありました
新鮮な農産物を始めとする地元の特産品、個性豊かなオリジナル料理の数々、限定のカボスはちみつソフトなどがあります。
私は高級バニラソフトをいただき、カボスはちみつソフトは１口だけ味見させてもらいました
・・・確かに、カボスとはちみつでした・・・(笑)

滝の周辺では、春のチューリップ祭り、夏の小松明火祭り、冬の川越し祭りなどで賑わうようです。
お盆の時期には、滝がライトアップされるとの事でした



帰り道は、下道を使って地元方面へのんびり帰りましょう・・・と思ったら、
行きよりも遥かに近くて所要時間も短い
これは覚えておかなくちゃ
下道の旅、のんびりしていて好きです


大分と熊本の県境を通っていると、牛さん発見
これはテンション上がりますっ

阿蘇のこの緑豊かでのどかな風景、私すごく大好きなんです
牛さんまでいて、和むわぁ～
思わぬ出会いで、更に癒されました