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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

最悪の状態ってのは想像と違うらしい

2011-03-15 21:04:37 | 2年目のマレーシア
吉田繁治氏の発行しているメールマガジン(ビジネス知識源:経営の成功原理と実践原則まぐまぐの無料メルマガ(←クリック))によると、「現在原子力発電に使われている核燃料はプルトニウムの濃度が低いのでメルトダウン後の再臨界反応はごく小規模にわずかな確率で起こるにしても核爆発までには至らない。」と推測されるそうだ。

ニュース記事にはそう言う事が書かれていなかったので、このまま海水が供給できない事態が続くと原子炉が爆弾になってしまうのかと思っていた。現在の状況は安心できるレベルではないが少しだけ不安は小さくなった。

これを信じるなら、最悪の状態ってのは想像したもっと最悪よりは少し良いらしい。


昨日、「圧力を逃がす弁が閉じてしまったので内部圧力が上昇している」と言う報道でその後の続報が無いままに寝てしまった。今朝になったら弁は閉じてしまった1個だけではなく、10個もあると書かれていた。そう言う事は先に言って欲しいものだ。こんな時に素人に懇切丁寧に説明しても時間が無駄だからそれは良しとしよう。


SUN紙によると、日本にいた242人のマレーシア人学生の無事が確認されたそうだ。「安否確認された」は英語でtraced(トレースド)って言うんだ。よかった。



マレーシアの新聞にも日本の地震の記事が大きな写真入りで掲載されている。SUNの2面にもちょっとびっくりするような写真が出ていた。

2階建の小さな鉄骨造らしいビルに津波で運ばれてきたフェリーが乗っかっている。ビルは小さな事務所か喫茶店でもありそうなもの。つまりかなり小さい。上に乗っているフェリーはそのビルの幅の3倍もある大きなもので高速フェリーだろう。

驚くのはその小さなビルが全く歪んでも傾いてもいないこと。船のすぐ下には窓があって、その窓の垂れ壁が壊れて中の細い鉄骨の細い梁が見えているにしてもどの壁も傾いてすらいない。他の新聞にも車が乗った建物の写真が出ているけれど、それも大丈夫そうだ。

他国で地震があるとこうした建物はかなり脆いことがわかってしまうものだけれども、日本の建物は少なくとも家に押しつぶされて怪我してしまう事は無いらしいと思われる。被災された方々には申し訳ないが改めて耐震技術が進んでいるのだな、と感じさせられる。

特別な朝ではない事を

2011-03-15 06:50:33 | 2年目のマレーシア
昨夜寝る前に、今朝が特別な朝になってはいない事を願いました。

今、ネットでニュースをチェックしてどうにか特別でない朝が迎えられた事を知りました。ただニュースの表現は未だに"予断を許さない"となっています。この状態がどれだけ続いた後、どうなって収束するのか、できるのか全く予想ができませんが上手くいってくれる事を祈ります。(福島原発について)



マレーシアの新聞に津波に追いかけられるウルトラマンのイラストが掲載されたことについて新聞が謝罪したとのこと。

こうした段階で"不謹慎"に思える表現はどうしても批判される。他の国でもそうしたものがいくつかあるけれど、特に悪意があってしている事ではないのでそれを批判するのもどうかと思う。現在の状態は人類にとって未知の領域にであって、そのための特別な表現と言うようなものは我々の誰もが持ち合わせていない。であれば、多少不謹慎に見えるそんな表現によってこの現状を表現してしまう可能性は誰にもある。どう表わして良いか正直誰にもわからないのだし、ましてこうして外部から見ている者はもっとわからない。大目に見るべきでは。


先日ショッピングセンターのテレビ売り場でウルトラマンのDVDが流れていた。子供が立ち止まって見ていた。"ガイアー"って叫んでいた。マレーシアにとって日本はウルトラマンの国なのだ。

義援金振込

2011-03-14 22:15:28 | 2年目のマレーシア
東北地方太平洋沖地震のための義援金を銀行口座から振り込みました。

今はネットバンキングがあるので簡単にできますね。ただ、銀行のサイトにログインしたら1クリックで募金できるボタンを用意してもらえると助かりますが、口座を持っているいくつかの銀行で見たところそうなってはいませんでした。振込み口座番号と名義人名など普通に入力しなければならないのが間違えそうで困ります。

銀行は日本赤十字社へお金を渡す予定とのこと。


キャサリンさんは献血もしようかと考えていたらしいが、マレーシアに献血と言うシステムはあるけれど、血液は3日ほどしかもたないそうだし、こんな状態のときに日本まで運ばれていくとも思えない。そんな理由で献血はあきらめた。

(※3日は間違いでした、21日もちます。訂正)

日本にいたときに、川崎駅前に献血センターがあるので何回か献血をした。献血ならお金がなくても健康ならできる。それに飲み物を貰えたりするし、その時間動けないので何もせずにゆっくりできるのも良いと言う面もある。そう言えば、川崎駅前の献血センターには人気のある看護婦(?)さんがいて、その人に会いに献血しにくる男性が結構いると聞いた。そう言うのもありね。

安否確認など

2011-03-14 20:50:51 | 2年目のマレーシア
今朝、会社の集めた情報では日本の工場関係者の多くは大丈夫だったそう。ただまだ確認できていない人もおり、自宅が破壊された人もあるとのこと。マレーシアから行っていた人は無事が確認され交通手段が確保された後に帰国する予定。

取引先のある企業さんも工場にいた方々は大丈夫だったそうだけれど、それ以外は確認中だそうだ。なかなかこうした情報が更新され無いのが歯痒いが、仕方ない。現地で動いている人の邪魔にならないよう、こうした確認作業もしばらくは控えなくてはならないでしょう。

マレーシア大使館に登録して日本に滞在しているマレーシア人5009名中、被災地で連絡できた人は544名、未確認の人がまだ1,888名もいることがわかったそうだ。また、298名は避難所にいる。

ニュースでは中国人なども大勢いるそうです。中には日本語があまりできない人もいると思われますのでこうした場合かなり不自由なのではないでしょうか。またマレーシア人はムスリムが多いので供給された食事がなかなか食べ難いかもしれません。そうも言っていられない場合なので何でも食べるだろうとこちらのマレーシア人は言っていますが。最終的には命がありさへすれば、と言うことになります。


今日は会う人ごとに"家族は大丈夫か"と声をかけていただきました。ありがとうございます。


仕事の方にも少し(まだ少しですが)影響が出ていました。サンプル品をお客様が受け取れなくなったので生産したのですが、出荷だけ中止で机の上に封筒に入れて置いたままになりました。これからもっと影響は大きくなるかもしれません。

支援しましょう

2011-03-13 23:54:23 | 2年目のマレーシア
マレーシアではほとんどの連絡がsmsで済みます。地震発生日の夕方、上司(かなり上)からsmsで連絡があった。「家族は大丈夫ですか?、支援が必要なら言ってください。」と英語で。気遣いに感謝。彼はインド系マレーシア人しかも彼は日本の東北地方へ出張中だった。キャサリンさんも感激していた。

明日は月曜日で仕事だけれど、どうしたら良いか予測がつかない、そんな気が何となくする。

日本本社の工場が東北にあること。そして今のメインの仕事をいただいている取引先の主力工場も同じ東北地方にある。ご家族が被害に合われている可能性もあり、工場自体もどうなっているか明日にならないとわからない。こちらは何があっても協力するしかないが、明日になってある程度どうする必要があるか判明するだろうか? 被害が少なかったことを祈ります。


ウォールストリートジャーナル他、各国の有力メディアが日本の復活は可能だろうとの予測とエールを送っている。被災された方々は本当に大変な思いをされているけれども、報道からは支援体制がしっかりしている印象がある事、大規模ビルの破壊が伝えられずその面においては高度の耐震技術が明らかになった事、新幹線は運休しているにせよそれによる人的被害が出ていない事、東京地区の復帰が素早かった事、食料の奪い合いなどの混乱が全く無い事、企業からの支援の決定が早い事、情報が豊富である事などびっくりするほど上手く行っているからだろう。

数字から見てもこの地震からの復旧は上手くいくと考えられている。
関西の地震との対比をするとこうなります。

人口
兵庫県:559万人
東北全県:934万人(対兵庫で+67%)
太平洋側3県:571万人(対兵庫で+2%、ほぼ同等)

GDP
兵庫県:17.5兆円(全国の約4%)
東北全県:33.4兆円(対兵庫県で+90%)(全国の約8%)
太平洋側3県:20.9兆円(対兵庫県で+19%)

我々が人的または金銭的に支援すれば上手く行くと言うことだと思います。
経済に与える影響も短期的と見られます。

NEED YOUR HELP

2011-03-12 20:28:27 | 2年目のマレーシア
マレーシアのジャスコで募金が始まっていました。
ありがたいことです。わずかですが入れさせていただきました。

福島の原子力発電所が心配です。
最悪の事態となりませんように。また、監視と対策にあたっている方々と周辺にお住まい方々の安全を祈ります。




地震の発生状況はGoogle Earth で見ますと、発生回数は多いもののだんだんとマグニチュードの規模が小さくなって来ているように見えます。昨日まではM6以上が多かったところ1日以内ではM5以下が多いです。それでもまだM5近辺なので安心はできません。このまま縮小傾向が続くと良いのですが。

(黄色は昨日までの発生、オレンジは今日、赤は直近。丸の大きさは規模を示す。)

Google Earthでの発生状況の見方はGoogle Earthを起動したあと、"レイヤー"と書いてある横に"Earthギャラリー>>"とありますのでそこをクリック。"Real-time Earthquakes"を探し、"Google Earthで開く"のところをクリックするだけです。津波に関するものもあります。


マレーシアの方々から家族は大丈夫?との気遣いのメッセージをいただいています。ありがとうございます。

みなさん無事でありますように

2011-03-12 10:36:05 | 2年目のマレーシア
国際電話での日本への連絡がしにくかったのは今朝になって回復してきたようです。

私の父母とキャサリンさんの父母は関東(それでも震度5前後)ですので、ニュースサイトによれば東北よりは悪くないとのこと。東北地方と信越から来られた方々の家族との連絡のためにあまり長話はしないことにします。

私の父母、弟家族も長い間心配されている神奈川南部の断層地域に住んでいるので人事ではありません。何年か前に古い木造家屋を少しだけ(柱が基礎から外れないようにした)補強しました。少し残ったお金で地震保険にも入ってもらいました。

弟が母に"らくらくホン"を持たせているのも少しは安心材料ですが、メールの送信を覚えようとしないのが困ります。通信方法がドコモの音声通話に限られるのでそれは不安材料です。父は何年も前からPHSを持っているので電話は繋がりやすいのですが時々持って出ないのが困り物です。


私の仕事場の日本本社の工場が東北地方にあるので心配です。昨日は帰り時間前で工場にいた方々は皆非難していたとのこと。状況は詳しくわかりませんが怪我が無かったことを祈ります。またマレーシアから研修や検査作業のために行っていたマレーシアの人たちも無事でありますように。宿泊施設が大丈夫なのか食べ物が確保されるのか、誰か世話してくれる人がいるのか心配です。たしか3ヶ月間の予定だったのでもうすぐマレーシアへ帰国するはずだったと思います。

マレーシアからはUstreamで日本のテレビが見られますので状況はだいたいわかります。


みなさんのご無事をお祈りしています。

メール移行、ほぼ完了

2011-03-11 07:02:48 | 2年目のマレーシア
金融機関などへのメールアドレス登録の変更がほぼ完了した。

これでちょっと様子を見てから従来のソネットのメールアドレスを削除することになる。ソネット自体の契約も終了する。


以前、ソネットを選んでいたのは、確か海外でのダイヤルアップ接続が定額範囲だったからじゃなかったかと思う。台湾で電話回線から現地の、と言ってもグローバル接続サービスを利用していたが、プロバイダの接続サービスに接続するのに一番お金がかからなかったから。あのサービスは今でもあるのか? 名前も忘れたけれど。

あの時のパソコンは中古のThinkpad570(?)だったかな? よく他社のモデルで電話回線接続に(たぶんハード的な)問題が出ていた中であれだけはそうした問題とは無縁だった。保証はどうかわからないが、ハードは最初から世界仕様だったから。

警察からの手紙

2011-03-09 21:56:43 | 2年目のマレーシア
母から手紙が来た。

この時代にまだ手紙がくるとはびっくりだが、中を見てわかった。警察から催促の通知が来たためだった。どんな催促かと言うと、ずっと以前に古物商の許可をもらっていたのでそれを、営業していないなら返納せよとのこと。

古物商と言うのは骨董品などを売買すると言うのではなくて中古車、本、中古家電などいろいろあって許可もそれぞれに分かれている。特に犯罪暦が無ければ審査後に割合簡単に出る許可で地元の警察に行けば良い。他の業種と違ってなぜか古物商は警察なのだ。

と、そんなわけで、古物商の許可を返納するための書類を書いて郵送することになった。


それはそれとして、警察から来た書類がちょっとすごい。

ワープロで書いた書類を一度プリントアウトしたものを簡易印刷機(コピー機に似ているが中身は印刷機と言うような機械)にかけている。3枚のうちの1枚はA5サイズの2枚を上下に置いてA4にしている。昔の印刷がそうだったように真っ白なはずの面に小さな黒いブツブツがたくさんある。しかもその一番上に筆ペンで「古物商許可を受けている方へ」と大きな(そして下手な)字で書いている。

しかもその書類に書いてある文章が、こう言っては失礼かと思うけれど、中学生が書いたのかな?、と思ってしまうような文章。おーい、日本の警察、大丈夫か?、と言いたくならないでもないが、これでも用が足りるのだからそれはそれでOKかも知れないな。送ってくれてありがとう、警察の人。余計な手間をかけさせてしまってすみませんでした。



最近、仕事場に日本人が増えてきた。

自分と同じ現地採用ではなくて親会社から来た人が増えている。マレーシアに来ても日系会社だから日本人がいないとは思っていなかったけれど、面接でも日本人は出てこなかったし、そう言う意味でちょっと期待していたのだけれど1年経って少しアテが外れてきた感じでもあるなあ。

外国で日本語がほとんんど通じなくて回りに外国人ばっかりってのはけっこう良いものだ、って言ってもわかってくれる人はいるでしょうか? 特に仕事の場合は。



先日、ある日本人との会話のなかでその人と合意したことがある。それは「今、日本人は外国に出るべきだ」と言うこと。もしかすると、今しかチャンスが無い。

日本ブランドが未だ神通力を持つうちに日本人と言うブランドで勝負した方が良いと言うこと。これは最近は同じような仕事を韓国や台湾、そして中国でもできるようになってきている。まだ質的に日本が優れている面もあるけれど、お値段とのバランスを考慮するともう日本の競争力はかなり低下していると言える。

しかしながら、世界中の人が韓国製を買っていても日本製の方が良いと思ってくれている人が未だ多い。名ばかりあっても売れないにしても、名はあるのだ。これがこのままずっと続くわけは無いわけで、忘れられたらきっとそれで終わりだろう。10年もつかどうか?、と言うのが物作りを通して見た実感なのだ。

それに、世界の人がたくさん物を買えるようになって生産が追いつかないほどになって日本企業が潤ってももうそれはメイドイン・ジャパンには成り得ない。企業は海外進出して多国籍化、無国籍化しても日本で多くの労働力を調達するなど考えられないだろう。普通に考えて当たり前だと思う。よほどの物でない限りそれは無い。

だとしたら、物を作って輸出すると言う考え方にいつまでもこだわっていない方が良いのではないか、と言うことも言える。ネパールの人が良い労働者として見られるのと同じで日本人が良い技術者として輸出されていたってかまわないのじゃないだろうか。農業だって工業だって研究職だって高いお金で輸出できる人はたくさんいる。それでノーベル賞を取れた人だっているのだから。

と、いつも最後に断っておくのは、全員には勧めないと言うこと。

不気味なお金

2011-03-09 07:00:10 | 2年目のマレーシア
そろそろ3月も半ばに入るので税金の申告書を提出しなければならない。

今日あたり帰ってからオンラインでやってみよう。


日本にいたときも申告しに税務署に行ったっけ。そうだ、ニュースではモルガン・スタンレー(HK)の人が「日本円は最悪の通貨になる恐れあり」と発言したと書いてあった。そうだよなあ、これはもう何年も前から言われていたことだけれど未だにそうなっていなかった事。

そろそろダメかなと言われ続けたけれど、その間に他の通貨がダメになってきて円に退避されたりしながら持ちこたえていた。それと小泉内閣のときにこれで根本的に何か変わるかなと言う期待も少しは持てたこともある。でも日本は最後にはまたばら撒きを選んでしまったから元にもどり、借金漬けは直らなかった。

とっても不気味な円になってしまった。
困ったものだ。

iPadが欲しいと思う場面

2011-03-08 22:34:22 | 2年目のマレーシア
iPad2が発表されましたね。

値段がちょっと高いのでそれほど欲しいとは思わないのですが、あると良いなと思う場面もあります。と言うのは、仕事で海外とテレビ会議をするのですが、数人以上で集まって会議と言うのはなかなか難しいものがあります。まず、スケジュールを合わせなければなりません。そしてテレビ会議システムの予約と会議室の予約も双方でしていなければなりません。準備がなかなか大変です。

スカイプなどでやれば良いようにも思います。少なくともコンピュータかスマートフォンがあればどこでもできます。集まらなくてもできます。ただ、スマートフォンだと画面が小さいので人数が増えるとダメだし書類を広げながらと言うのはできません。パソコンは可能性が広がりますが贅沢を言わせてもらえばちょっと持ち歩くには重い。(ちなみにスカイプは確か3人までだったかな?、だと会議は無理ですが、同種のものがあるかも知れません。)

そう言うわけで、iPad2やその他のタブレットデバイスのようなのでビデオ会議ができれば楽なのにな、と思うわけです。相手はどうせ海外なのだから、集まる必要が無いわけですし。

でも値段がまだまだ高いですね。最近はネット・ブックだと1000リンギット(28,000円)しませんから。iPadではその3倍、CSLの7インチタブレットでも2倍です。きっとすぐに安くなるはずですが、みなさんは使ってみたいと思いますか?





朝7時15分頃に出て、夜は暗くなる直前の午後7時過ぎに帰ることが多い。

サラリーマンてのは自分で時間を決められない部分があるのが欠点だな、とはずっと思っているけれど、これは家庭のために良くない。キャサリンさんはその間ほとんど一人でいるのでつまらないだろうと思う。もっとも、言葉が通じる日本でだってそんなに他人と話す機会があるわけではないけれど。外国ってのはそれとは違う意味でちょっと辛いかもしれない。すみませんね、キャサリンさん。えっ?、そろそろ......って?、日記に書いてますね。

映画「The King's speech」 - 英語の勉強に良さそう

2011-03-07 22:40:47 | 2年目のマレーシア
日本人は英語を勉強するのにネイティブ幻想がありますけれど、それを除いても英語の勉強には良いかもしれません。

アカデミー賞作品でまあ、悪い作品だとは思わないけれど、それほど良いかなあ?、と言うのが素直な感想。

世紀の大決断が行われ、そのための宣言をする大役を務めなければならない。そこに行き着く過程での重大事項がその決断自体へのコミットメントではなく、個人的な事のように見えるので「アレ、アレ...」みたいな。スピーチの成功での喜びがどうしてもそちら方向の事になってしまってこの重大な決断に対して国民が思っている事と国王が思うことがずいぶん違うのじゃないかと感じられもする。もっとも国王への期待に対しては応えられただろうが。

主人公が国王になってしまった、と言うよりその運命にあった人だからこのスピーチは避けて通ることの出来ないものだ。国王ならずとも誰にもあるよね、と一般化して良いのかどうか、それはちょっとわからない。個人の信条なり生活態度によると思うけれども、一般人だったら避けて通ることが可能な事の方がけっこう多い。何となれば一生逃げ通すことも出来るかもしれない。それに、そうして生きていれば誰にも何にも期待される事もない。自分の欠点など見ぬふりをして隠し通すことだってできる。

そう言う意味で、この作品が素晴らしいと言える人はきっと国王とまでは行かないにしても自分への期待や責務をきちんと受け止めて正面から生きている人なのではないだろうか。残念ながら自分はきっとそう言う人間ではないだろう。


何にしても、映画について自分自信の事として感じられるかどうかは別として、英語が割合きちんと発音されていて聞き取りにくくはないので英語の勉強にはなりそうだ。私はまだ35%程度しかダメだけど。

ふしぎ発見

2011-03-07 22:04:56 | 2年目のマレーシア
剥けるアイスの新色が出ているとキャサリンさんが教えてくれたので早速買った。先日子供が食べていて発見したとのこと。

緑色はマンゴーのフレーバーで中身はバニラアイスのようだ。バニラアイスの上下には皮と同じいろのマンゴーアイスが付いている。今回は皮の部分をちょっと溶かしすぎたのでまた上手く剥けなかった。硬いままでも剥きにくいし溶かしすぎても剥きにくい。難しいアイスなのである。



キャサリンさんが「世界ふしぎ発見」でマレーシアが紹介されたとYuotubeを見せてくれた。

マレーシアって言ったらそうだろうな、と言うところがちゃんと紹介されている。ただ、KLのアロー通りは地元の人はそこで食べないだろうなと思ったが。だって観光地値段だから。串に刺したツミレ団子の値段がたぶん市価の3倍、あれ1本80円とか90円だったら日本の値段では? 仕方ないですね。


10万円のコンドミニアムがあの広さだったらそこまで行かない狭くても安いところに住めるのでは、と思った人がいるかも知れませんが、値段が安くなると少し狭くはなりますがキレイさも減少しますのでご注意ください。日本だと狭くなってもキレイなままで安くなると思いますが、マレーシアはそうではないです。紹介されたコンドミニアムと言うのはマレーシアでも特別な建物ですからね。

さらに、考慮しておくべき点はあのコンドミニアムの近くには公共交通機関が走っていないそうです。つまり自分で運転するかタクシーを呼ばなければならないのです。マレーシアは自動車産業を発展させようとしてきましたので道路はとてもとてもよく整備されていますが公共交通機関は追いついていません。お気をつけください。

プールがあるって喜んでいましたが、マレーシアでは普通です。我が、日本円にして2万8千円程度(家具無しだともっと安い)アパートにも普通にプールはあります。毎日掃除されていて水はキレイに保たれています。


マレーシアは多民族国家です。テレビで紹介された通りです。そして治安も良いと言っていましたがそれも本当です。多民族国家で治安が良いってのは世界でも稀で特殊な国ではないでしょうか。他の国だったら戦争が1回や2回起こっていても不思議ではないですが、マレーシアはそれがありません。

そうそう、長期滞在の方がマレーシアに来て「ここは時間がゆっくり...」のような表現をされていましたが、それは正しくも正しくもなし、です。それは長期滞在の人たちは生活のために別にする事が何もないのだからそれは正しいのです。マレーシアは今ものすごいスピードで社会を変化させていますので大多数のマレーシアの人にとってはきっと「ゆっくり」じゃありません。東南アジアをいつまでもそう言う目で見ない方が良いかな、と思います。もちろんリタイアメント・ビザの方々にはそれで良いのですが。

そのうち皆さんもマレーシア、いかがですか? 定年後?