今日、先週震災地から帰国した人に会った。
元気そうでよかった。たまたまその日は休日で工場ではなく宿舎にいたので上から物が落ちてくるような事はなかったそうで、怪我などもなし。彼女は多分140cmほどしかないので何か落ちてきたり倒れてきたりしたら確実に身を守れなかっただろう。そしてもちろん地震なんか露ほども知らない国の人なのでショックで口もきけない状態であっても不思議ではない。なのに以前と変わらぬ笑顔、これにはこちらがびっくりさせられる。
シャルル・パナール博士のブログにBajajの新型(発売されいてるかどうかさへ情報が無いそうだけれど、とりあえず新型らしい)の記事が出ていた。正直、Bajaiなんてまだ存在していたのか!、と言う感じであるけれど、それがべスパを源流とする (これが重要!) 進化したスクーターのCMを流したと言う。それがYouTubeに出ていてアクセス数が何と何と、8ヶ月でたった37だったとか。(ちょっと笑う。)
べスパの血を引くスクーターはあとどれだけあるのかわからないが、とりあえずインドにはLML以外にBajajがあったと言うことで良かった。ただ、でも、存在しているだけでは特に何と言うこともない。時代遅れのクラシックスクーターを伝統を守りながら作り続けているなんて意味がない。スクーターはやっぱり実用的でないといけない。これはシャルル・パナール博士と同じ意見だけれども、"べスパの完成形"に乗りたいのである。
完成形なんて書くと、それではホンダやヤマハのスクーターに乗れば良いじゃないかと思うかもしれないが、それは全然違う。
べスパをクラシックでヴィンテージ趣味の乗り物だと思っている人が多いと思う。我が弟(彼は乗ったことがない)もそうだしそれ以外にもたくさんそう言う人がいるのは事実。ただ、実際に乗ったことがある人(自分を含めて)はあまりそうは思わない。実用的かつ乗ることが楽しい、そう言う感覚がある。もっと実用性あるスクーターはあるし、スピードが出るスクーターもある。小回りがきいて便利なのもあるし大きくて遠出ができるものもある。ただ、残念ながらその間のちょうど良い楽しさとかサイズと言うのはべスパ以外には多分無い。スクーターなのに乗り味が"オートバイ"で、二人乗りでも雨の日でもあまり変わらない感覚で運転できる。
だから形なんか以前のままで良くて、それ以上に何か取り付けても欲しくはない。ただ、中身に関しては普通に進化していって欲しいと思う。燃費が良くて適当に長持ちしてどの修理屋さんでも治せるような。オリジナルの2ストロークじゃなくて4ストロークになっても全然それは問題じゃない。もし今後電気モーター車になったとしてもあまり関係ないと思う。そう言う変なオリジナル意識とは関係ないところにべスパの良さはあると思うから。
先日Klangのバスターミナルにあるバイク屋さんに1台置いてあるLMLを見に行ってみた。多分去年モデルの2ストロークマシン。マレーシアにはまだ4ストローク車は来ていないようだ。2ストロークならこれまでのべスパの部品が使えるからだろうし、べスパはマレーシアではもうちょっとマニアックな領域に入っているので伝統的じゃないのはダメなのかも知れない。そのLMLは日本向けよりちょっと実用志向のエクステリアになっていてフロアマットは黒いゴムがベターっと敷いてあるしリアキャリアも標準だ。飾り気がほとんどない。塗装も日本製の車を見慣れた目には少し雑。なのにそれが逆に普通っぽくて悪くない感じがする。
RM6800(約19万円)だと言っていた。(安いと思うかもしれないけれど、120cc程度のカブタイプ(スポーティー)のヤマハがRM5000(14万円ほど)で買えることを考えると全然安くない。)でもあと1年してから、まだマレーシアに居られると思ったら買って見たい気がしている。
日本でももうべスパの時代は去ってしまい誰も気に止めないかもしれないけれど、もしキムタクとかマレーシアでも有名なアイドルがLMLに乗ってドラマにでも出てくれたらマレーシアのべスパを取り巻く状況も変わるのだろうけれど。それが実現するなら10万円位出資しても良いんだけどなあ。それかヤマハがLMLに少しだけ出資してエンジンだけちょっと助けるとか。だって競合する車種なんか全然無いのだから。
って、こんなこと書いても誰も読まないって。
元気そうでよかった。たまたまその日は休日で工場ではなく宿舎にいたので上から物が落ちてくるような事はなかったそうで、怪我などもなし。彼女は多分140cmほどしかないので何か落ちてきたり倒れてきたりしたら確実に身を守れなかっただろう。そしてもちろん地震なんか露ほども知らない国の人なのでショックで口もきけない状態であっても不思議ではない。なのに以前と変わらぬ笑顔、これにはこちらがびっくりさせられる。
シャルル・パナール博士のブログにBajajの新型(発売されいてるかどうかさへ情報が無いそうだけれど、とりあえず新型らしい)の記事が出ていた。正直、Bajaiなんてまだ存在していたのか!、と言う感じであるけれど、それがべスパを源流とする (これが重要!) 進化したスクーターのCMを流したと言う。それがYouTubeに出ていてアクセス数が何と何と、8ヶ月でたった37だったとか。(ちょっと笑う。)
べスパの血を引くスクーターはあとどれだけあるのかわからないが、とりあえずインドにはLML以外にBajajがあったと言うことで良かった。ただ、でも、存在しているだけでは特に何と言うこともない。時代遅れのクラシックスクーターを伝統を守りながら作り続けているなんて意味がない。スクーターはやっぱり実用的でないといけない。これはシャルル・パナール博士と同じ意見だけれども、"べスパの完成形"に乗りたいのである。
完成形なんて書くと、それではホンダやヤマハのスクーターに乗れば良いじゃないかと思うかもしれないが、それは全然違う。
べスパをクラシックでヴィンテージ趣味の乗り物だと思っている人が多いと思う。我が弟(彼は乗ったことがない)もそうだしそれ以外にもたくさんそう言う人がいるのは事実。ただ、実際に乗ったことがある人(自分を含めて)はあまりそうは思わない。実用的かつ乗ることが楽しい、そう言う感覚がある。もっと実用性あるスクーターはあるし、スピードが出るスクーターもある。小回りがきいて便利なのもあるし大きくて遠出ができるものもある。ただ、残念ながらその間のちょうど良い楽しさとかサイズと言うのはべスパ以外には多分無い。スクーターなのに乗り味が"オートバイ"で、二人乗りでも雨の日でもあまり変わらない感覚で運転できる。
だから形なんか以前のままで良くて、それ以上に何か取り付けても欲しくはない。ただ、中身に関しては普通に進化していって欲しいと思う。燃費が良くて適当に長持ちしてどの修理屋さんでも治せるような。オリジナルの2ストロークじゃなくて4ストロークになっても全然それは問題じゃない。もし今後電気モーター車になったとしてもあまり関係ないと思う。そう言う変なオリジナル意識とは関係ないところにべスパの良さはあると思うから。
先日Klangのバスターミナルにあるバイク屋さんに1台置いてあるLMLを見に行ってみた。多分去年モデルの2ストロークマシン。マレーシアにはまだ4ストローク車は来ていないようだ。2ストロークならこれまでのべスパの部品が使えるからだろうし、べスパはマレーシアではもうちょっとマニアックな領域に入っているので伝統的じゃないのはダメなのかも知れない。そのLMLは日本向けよりちょっと実用志向のエクステリアになっていてフロアマットは黒いゴムがベターっと敷いてあるしリアキャリアも標準だ。飾り気がほとんどない。塗装も日本製の車を見慣れた目には少し雑。なのにそれが逆に普通っぽくて悪くない感じがする。
RM6800(約19万円)だと言っていた。(安いと思うかもしれないけれど、120cc程度のカブタイプ(スポーティー)のヤマハがRM5000(14万円ほど)で買えることを考えると全然安くない。)でもあと1年してから、まだマレーシアに居られると思ったら買って見たい気がしている。
日本でももうべスパの時代は去ってしまい誰も気に止めないかもしれないけれど、もしキムタクとかマレーシアでも有名なアイドルがLMLに乗ってドラマにでも出てくれたらマレーシアのべスパを取り巻く状況も変わるのだろうけれど。それが実現するなら10万円位出資しても良いんだけどなあ。それかヤマハがLMLに少しだけ出資してエンジンだけちょっと助けるとか。だって競合する車種なんか全然無いのだから。
って、こんなこと書いても誰も読まないって。