美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

志高湖の桜

2016年04月10日 | 美しい大分

10日、日曜日の志高湖は人出が多く
いつもは静かな湖畔ですが、賑わっていました。



お目当てのカスミザクラは残念な事に散ってしまい もうあかい葉桜になっています。
(一番手前が、カスミザクラ)



志高湖湖畔は、色々な種類の桜に彩られていて、
種類が多いので、満開の桜 これから咲く花 葉桜と長く楽しめ、まだしばらく美しい時が続きそうです。











人出の多かったこの日も、
湖面に影を落とす由布、鶴見の山は、心を解き放ってくれるような、眺めでした。



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別大国道のウミネコザクラ

2016年04月10日 | 美しい大分
高速道路が大分に伸びるまで、福岡、北九州市方面から宮崎、鹿児島までを結ぶ国道10号線は、東九州の動脈でした。
その大分、別府間は、「別大国道」と呼ばれ親しまれています。

別大国道を大分から別府へ向けて走ります。市街地を抜けるとほどなく左手に見えて来る白い桜の並木。まだ若木ながら、今年はよく花をつけました。








数年前から、ここを通る度 気になっていました。ご覧のとおり、この木は、まるで ほうきを逆さまに立てたような樹形です。葉を落とした冬場はなおさらです。
…何の木だろう? ? ?

ウミネコザクラだということを知りました。
別大国道の仏崎あたりから、およそ1.5kmほどの今は使われてない旧国道の道路を利用して両サイドに植えられ、並木を作っています。






ソニックなどの電車が時々走りぬけます。日豊線も並行して通っているのです。




その昔は、国道、国鉄の間にさらに路面電車も通っていました。大分駅から別府亀川を結ぶ大分交通の電車だったそうです。
路面電車の軌道を支えた石組みが、残っていました。


仏崎のがけ崩れが、電車を直撃し多くの方が命を落とした事故もありました。 又尚その昔、大分から別府へは、高崎山の裏を越えて行く山越えの道でしたが、
海に突き出した仏崎の岬をまわる、険しい道もあったそうです。
仏崎の辺りを歩きながら、そんな昔に思いをはせました。




この日(4月9日)、まさに春霞。花の間に遠く別府の扇山がかすんでいます。
先日の火祭りで山は焼かれ、きれいなベージュ色の扇が、黒い焦げ茶色にかわっていました。(左手遠く、扇を逆さまにした形の扇山)

最後に白いウミネコザクラをもう一枚どうぞ。
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