コスモバルク

地方所属の馬で中央競馬のＧⅠを勝って、地方競馬を盛り上げようと、この馬のオーナーが敢えて地方に所属させて走らせた馬。
コスモバルク　（意味：　Ｂｕｌｋ＝大きさ、巨大なもの）
その馬が、ターフを去った。

０４年３月７日　弥生賞で重賞２勝目を挙げたコスモバルク
　父の名は、ザグレブ
　クロアチア共和国の首都の名前だ。
　その父の故郷、アイルランドで競走馬として続行する予定だったらしいが
　・・・骨折・・・引退に追い込まれた
　その父も数年前、日本で実績を残せずアイルランドに帰っていった。

　愛馬イングランドシチーの父、ラムタラ同様に
　産駒が日本でのスピード競馬に付いていけなかったのが原因だ。

この馬に関して・・・
この馬の気性からして、短距離でも十分通用したはずだ。
と言うより、スプリンターズＳや高松宮記念は勝てたはずだと思っている。
今度、使うのかな？、なぜ使わないのかな？　と、短距離ＧⅠが近付く毎に思っていた。
思い入れとかは無いのだが・・・

また、高松宮記念の季節がやってきた
ＧⅠ勝ち馬は２００８年の宮杯勝ち馬ファイングレイン１頭のみ
ＧⅠ連対馬はキンシャサノキセキ２回、ビビーガルダン１回の　２頭？・・・
ＧⅠとしては．．．真に寂しい．．．芝・短距離馬の層が薄くなった感が否めない

同世代には、
種牡馬として不動の地位を築こうとしている８戦７勝のダービー馬キングカメカメハ、
ＧⅠ５勝の天皇賞馬ダイワメジャー
有馬記念でディープインパクトに勝ったハーツクライ
等がいる。

釧路湿原 のタンチョウも、北に帰る時期に
北海道鶴居村 （ 中雪裡南 ）


ちょっと、寂しくなってきた・・・