初夏の京都の校舎を巡る旅。伏見桃山校から、四条烏丸校へ。
矢本先生に教えてもらったルートで、近鉄の桃山御陵駅から地下鉄直通の国際会館行きで。
こうして簡単に行けた…と思ったら甘かった。
地下鉄から地上に出たら、う、迷子になりましたー。
地下鉄は便利ですが、地下を走るから、駅で降りてからが難しい。そこが欠点ですね。
遠い異国から来て、JRから近鉄に乗り換えて奈良方面に行く外国人観光客も偉いが、地下鉄の四条で降りて地上に出て、迷子にならずに京都を歩く外国人観光客はもっと偉い。
烏丸は、カラスとマルで、地名の読みはカラスマルじゃなくて、カラスマ。ルはどこへいった?ルを省略するぐらいのことで時間を節約するのか。じゃあ堀川はホカワ、河原町はカワマチにするんじゃないのか。
そもそも烏という漢字も難しい。そこへ読みまで。ハイレベルです。
京都へ来た人へ。
トリマルと読んだら京都の人に笑われますよ。私、学生時代に京都へ来て…はい、笑われましたから。笑った友人も同じ故郷から京都へ来た田舎者。きっと最初は間違えたのだと思います。
では旅の続き。
地下鉄の四条駅で降りて、四条烏丸校へ。
地下から地上に出て…ここは…?…はて。
京都の町は、東西に二条、三条、四条、五条…。
南北の通りが烏丸通、堀川通や河原町通…。
碁盤の目になっているから、わかりやすいのです。
と言った人、出てきなさい。
ちっともわからんぞ!
地下から地上に出て、立ちすくむ私。モグラかーッ。
四方に巨大なビルが林立している。
そもそも、地下鉄は南から北へ走ってきた。しかし、地下の通路を歩いて、曲がって、階段を上がって、エスカレーターで…もうわからない。
こうして、交差点で…。
カーナビを頼りに走って来て、
「目的地の周辺です。運転ごくろうさまでしたー♪」
と言われて、「ちょっと待ってくれ。ここからがわからんのじゃ!」
そういう状況。
結果は、ちゃんとたどり着けましたよ。着きました。無駄にグルグル歩きましたが。
1階にあるファミリーマートを見つけたので、もう大丈夫でした。ありがとう、ファミリーマートさん。
横山先生がスタッフ、生徒たちと相談や連絡を。そこへ電話もかかってきます。
大都市の中心部のビル街にあるのに、静かな校舎。高校生が勉強しています。
ここも教室は整理整頓が行き届いていて、明るく清潔。
なお、山口先生も横山先生も
「迷子?なりません!」
とのことです。