上の句、下の句。
あきのたの かりほのいほの とまをあらみ
わがころもでは つゆにぬれつつ 天智天皇
秋の田んぼのそばに作った小屋に泊まってみると、屋根をふいた苫の目があらいので、その隙間から忍びこむ冷たい夜露が、私の着物の袖をすっかりと濡らしてしまっているなぁ。
茜さす 紫野ゆき 標野ゆき
野守は見ずや君が袖ふる 額田王
あかね色をおびる、紫草の野を行き、その禁じられた野を行きながら、野の番人は見るのではないでしょうか。あなたが袖をお振りになるのを。
はい、そういう和歌の上の句、下の句をつなぐわけですが、
私が難儀しているのは、そんな風雅なことではありません。
大リーグの野球チームの名前の上と下が…。
日本ならば、
阪神 タイガース
中日 ドラゴンズ
広島 カープ
まかせなさい♪
ところが、じゃあ大谷翔平選手のドジャース、このチームの上半分は?
ロサンゼルス・ドジャースであるらしい。
去年いたエンゼルスは、ロサンゼルス・エンゼルス。
じゃあ、対戦したら ロサンゼルス 対 ロサンゼルス になりますか。
なお、日本とは違って上の句=前半分は地名と決まっているらしいです。
ニューヨーク・ヤンキース。これはわかりますけど、
オークランド・アスレチックス … どこ?
クリーブランド・ガーディアンズ … どこ?
タンパベイ・レイズ … もう無理です。
大谷翔平選手の大活躍が続いています。絶好調で、ホームランを連発。
トロント・ブルージェイズの菊池雄星投手は、頑張って投げているのに味方の打線がさっぱり打ってくれません。それでも頑張る菊池選手。
梅雨のスキマで、曇り、少しだけ晴れ。
もわーっと暑いです。
雨に邪魔されながら、部活動で頑張っている生徒たち。この時期、電車の中の生徒たちのスポーツバッグが重そうで、そしてかっこいいですよ。
なお、夏期講習会のオリジナル版テキストの原稿が、また増えそうな…。
鉛筆、たくさん使いますよー。