黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

うどん、伊藤博文。そして桜。

2020-02-21 13:29:24 | Weblog

【新型コロナ問題】
1,横浜のクルーズ船からオーストラリアに帰国した乗客のなかの2名が陽性反応。
日本側の検査で「陰性だから下船OKですよ」で、やっと解放されて帰国したら発熱やら陽性やら。オーストラリアは友好国だから「日本の検査なんか信頼できない」とは言ってないですけど。
クルーズ船はイギリス船で、運航会社はアメリカで、日本としては困ったこともあるだろうけれども、どうもモタモタしてオタオタして、厚生労働省という役所はダメダメだなあ。気が小さい役人が集まっているのか、あるいは「それ、私が決めたわけじゃないですからね」、「もしも後で誰かに何か言われたら…」という逃避姿勢のオジサンばっかりなのか。結果的には船内で感染が広がって、フラスコの中でウイルスを培養しているような状態になって、海外のメディアから袋叩きになってしまいました。感染者が増えないように、感染が広がらないように、感染した人が重症化しないように、ここは頑張ってもらわないと。
しかし、ウイルス検査の陽性や陰性は、そんなにキッパリと判明しないのじゃないか。体内で増殖しているウイルスの個体数で左右されることがあるのじゃないかなあ。検査の時点ではウイルスがまだ増殖していないから陰性と出たけど…ということは、普通の病理検査ではよくあると思う私。そのあたり、厚生労働省は文系役人だけで対策を決めているのだろうか。
2,生徒諸君とスタッフへ。俗世間には各種病原菌やウイルスが存在します。手洗い励行、バランスの良い食事、健康な生活を。
読書で冬から春へ。
晴れていたので自転車で図書館へ行きました。
『本場さぬきうどんの作り方』,香川県生麺事業協同組合監修,旭屋出版。
さぬきうどんの歴史から美味しい食べ方まで。作り方が解説してありますが、お店に食べに行く方が簡単でヨロシイ。
香川県のうどんは、さすがに美味しい。そして安い。
しかし、本社のそばにある丸亀製麺のうどんも、かなりいい線いってます。
膳所公園のそばに香川県がある。そういう気構えで食べよう。そうしたらもっと美味しいかも。
先生たちへ。「シャチョー。香川県は遠いから、丸亀製麺でうどんを御馳走してください」と言うと、ホイホイと連れて行ってくれるでしょう。*このサービスの対象者は女性社員限定です。
『伊藤博文 近代日本を創った男』,伊藤之雄著,講談社。
ううむ、ものすごく分厚い。こういう伝記系の本は「すごい人物だ。世界一だ。偉大だ!」とチョーチン傾向のものか、逆に「世間ではほめられているけど、実は悪い人なのです」とケチをつけるものが多い。
著者は京大教授。内容は、これがとにかく詳細で、延々と読んでいるのに伊藤博文はまだ青年です。先は長い。
近代日本の構造を作り出した巨大な政治家なのに、これまで正統派の伝記が出版されなかった。小説にもほとんど登場しないし、大河ドラマにも取り上げられていません。
もしかすると隣国への遠慮、「うっかりしたことを書くと、もしも噛みつかれたら…」というブレーキがあったのかもしれない。
重量級の本。とにかく先が長いです。
図書館へ行く途中で、桜をチェック。
滋賀県内で一番先に開花する場所…本当に一番かどうかは…私が勝手に一番に選定したのですが…そこへ立ち寄りました。そうしたら、既に開花スタート。早い♪
色の濃い、花が団子状にグワーッと咲く種類です。花と同時に緑色の葉も出てくるから、それが一層鮮やかです。
写真はおうみ進学プラザの近況と、咲き始めた桜。
定期テストの前で、教室も個別指導WithUの部屋も、勉強に来た生徒たちでいっぱい。「小学生の授業が終わるまで待ってて」という混雑で、廊下の机で勉強する生徒も。みんな概して真剣ではありますが、黙々と勉強する下級生女生徒のそばで、すぐに立ち上がって雑談方向に流れようとする上級生男子もいます。
「頑張れ、滋賀の男子生徒たち」。
下級生女子生徒を見習いなさい。
担当クラスの生徒の中には、県立高校の特色&推薦入試の結果で落ち込んでいるようすの子も。ここからリズムを戻して、勢いよくゴールへ。
真剣なのはいいとしても、重苦しいのはいけません。クラスの雰囲気を明るくせねば
と思ってギャグを言ったら、ものすごく受けました。大爆笑。しかし、ギャグの組み立てとは別の不可解な受け方だったような気がしてなりません。
桜が咲き始めて、もうすぐ3月へ。
生徒たちにも青春の花が咲きますように。



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする