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黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

湖畔を駆け抜けろ。

2015-02-08 10:15:20 | Weblog

写真は…さて誰でしょう。おうみ進学プラザは英語の発音練習用のオリジナルCDを作りました。学校の授業で登場する単語を、ネイティブのきれいな発音で収録しています。耳から英語、口で英語♪
冬にしては暖かいので、読書。最近は電車で移動する日が多くなっていて、読書が進みます。ありがたや。
柳舜夏著「韓国人の癇癪、日本人の微笑み」小学館。
昔は「韓国は風景が美しく、食べ物は美味しく、人は礼儀正しく親切で…」という本ばかり出て、その後は一転して「韓国ダメダメ、まったくダメ論」が多数。そこで、韓国の作家が書いた日韓関係の本を読んでみました。
著者は何度も訪日経験があり、実際の日本をよく知っている。「単純明快行け行けドンドン反日運動」という考え方に批判的で、日本と韓国について冷静に分析。日本を高く評価する記述も多い。こんな本を書いて、はたして著者は韓国の国内で無事に過ごせるのか…と心配になる。
それでも著者にも「反日のミネラル分」は深いところに染みついているようで、「極右ファシストの新たなる旗手・安倍晋三のもと、日本では物騒な反韓デモが荒れ狂っている」とか「日本人にとって原爆ドームは帝国主義の復活を願う象徴」などの記述がありますね。そうなのか…なぁ。そんなに荒れ狂ってないし(私は見たことがない)、原爆ドームでそんなこと願ってないですよ。そのあたりはかなりズレていると思いますけど。
著者は日本の文化に詳しいし、冷静な観察と分析を重ねているから、いきなり出てくるドギツイ表現には違和感があるけれども、こういう書き方をしないと韓国で暮らしていけないという事情があって、通行手形のように無理に強硬な文をはめこんで出版しているのかもしれない。総じてシャープで名作です。この作家の他の本も読みたいと思いました。
次の写真は模擬テストに取り組む中学3年生たち。ここで落ち着いて、次の入試に備えましょう。
京阪電車に「びわこマラソン」のPR電車が登場。琵琶湖に春を告げるマラソン。
おうみ進学プラザの新年度テキスト選定は大詰め。理科と社会は決まりました。ふふふ。真壁先生が選んだ超大型の重量級テキストがズドーンと登場しますよ。
個別指導WithUでもテキスト選びが進行中です。
では最後に、英語のCDを担当したのは筈井先生でした。春を告げる英語♪

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