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黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

なずな。

2007-04-02 14:38:24 | Weblog
岡山県北部の故郷に帰省しておりました。まさに春期講習会の開幕直前。忙しい時期に申し訳なし。福井一族の法事でした。ずっと前のご先祖様からの法事をまとめて。サラリーマンもいるので、年度末の土曜日と日曜日に。
お坊さんが来てお経をあげる。次に墓参。墓地で「千の風」を合唱しました。身内に音楽の先生がいて、事前に練習してから行きましたから。
お寺にも参って、記念に鐘をガーン、ゴーンと鳴らしましたけれども、村では鐘が時報の役目を果たしている。午前11時に鳴らしてしまったけど、大丈夫か。早々と田んぼから帰って昼ご飯を食べた家庭があったかもしれない。
後はビールを飲みながら延々と宴会。男性は座敷に座って飲み続ける。女性たちは台所で忙しく立ち働くという伝統的な配置でした。どちらも大変だ。でも、久々に出会った人と話をするのは楽しいものでした。私なんかまだまだ「キヨトちゃん」と呼ばれて子供扱いです。田舎のヒトも都会のヒトもいて、少年たちには良い教育機会になったのじゃないか。最近の都会では、地縁血縁というものが無くなっている。これは教育にも影響がありますね。だからといって地縁血縁を復活させるわけにもいかない。良いことばかりじゃないし、不可能です。冷静に考えてみれば封建制度の名残のようなファクターも混じっているし。
しかし、子供の周辺に家族、親族やイトコ、ハトコ、御近所などなどんもネットワークがあるというのは、これは教育の面でも役に立っていましたね。
以前、膳所教室の担当クラスに言葉遣いのきちんとした生徒がいて、非常に気持ちがよい。礼儀正しくて、成績も良い。聞いてみるとお祖父ちゃん、お祖母ちゃんと同居の家庭でした。お祖父ちゃんやお祖母ちゃんに叱られたり誉められたりするのはとても大事なことだろうと思いますよ。田舎がある人は、チャンスがあったら行きなさい。私の授業をサボっても、それでもプラスになります。「田舎へ行きます」というう場合には、私の宿題は免除!そうもいかんか。
今日の写真は、道ばたに咲いていたナズナ。ペンペン草との呼ばれます。アブラナの仲間で、ただの雑草だけど、じっと見ていると可憐な花ですよ。

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