Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

アウトビアンキ ボディー塗装の準備(5) 板金箇所の下塗り

2011-11-27 23:54:15 | アウトビアンキ A112(レストア)


11月26日(土)の我がアウトビアンキのレストア報告です。
ここでは再チェックや軽量化計画後の板金箇所を下塗り処理しました。

この部分も朽ちて錆がひどかった場所です。
サンドペーパーで磨きます。




更にペーパー処理します。
矢島氏は触感で、局面を確かめます。



その後、エアーガンで下地処理します。



塗装も矢島氏が行なってくれます。
レストアは一環した作業ですが、エンジン組立てから塗装まですべてを行なう匠の技に感服します。



この部分も錆が酷かった場所です。
レストア前は、見事に穴が開いていました。



この曲面と隅の難しい部分を復元できたのですがら、すごい事です。



ここもサフェーサー処理します。



先般、新聞で養生したリアゲートの淵の部分にサフェーサーを拭きかけます。



リアワイパーの穴を埋めて、サフェーサーを吹きつけて再チェックします。



サフェーサーを吹きかけることで、板金処理・パテ処理の仕上がりの状態がわかるそうです。



この日は気温が低かったので、サフェーサーの乾きが遅いです。



運転席側のドアの窓枠をサフェーサー処理します。



模型の塗装も難しいのですが、さすがプロの技は違います。
見ているだけでも、勉強になります。



素人は道具がそろえばできると勘違いします。
塗装も溶接も経験を重ねないとダメですね。
見ていても勉強になりますが、いずれ実習してみたいですね。
ベスパのボディーワークのときに、やってみますか!(密かに次の計画中)



土曜の作業は、気温が下がりましたのでここまでです。
ん・・レストア作業を見学させていただきだけでも勉強になります。
なによりも作業手順がわかるだけでも、収穫が大きいです。
ありがとうございました。

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アウトビアンキ 新しい仲間

2011-11-27 19:35:40 | アウトビアンキ A112


11月27日(日)本日のカロッツェリア マチオヤジマは、イタリア密度が高い。
イタリアにもこんな場所は無いかもしれません。
写真のように、ガレージ入口には3台のアウトビアンキとフィアット500が1台にパンダ1台。ガレージの中は3台のアウトビアンキと2台のフィアット600と1台のコルサです。




11月23日のCoppa di Tokyo 2011に参加されたSさん(週末クラブ員)がエントリーしたフィアット500で登場。




本日、初お目見えの紺色のA112のオーナーSさんです。
Sさんは、このアウトビアンキのオーナーになられて1ヶ月。
アウトビアンキのメンテナンスと車検取得の相談に来られました。



早速、お宝拝見です。
外観も手入れが行き届いたA112ですね。



温厚なSさんと談笑する矢島氏。



ボンネットを開けると「ワォ~!前のオーナーはかなり頑張っていますねぇ・・・。」
Sさんは、良いアウトビアンキを購入されました。
前のオーナーさんが愛情を持って手入れをした1台です。
「良い仕事していますねぇ・・」なんて言うと鑑定団になちゃいますね。
でも程度の良いアウトビアンキA112です。
「え?これ普通じゃないんですか???」とオーナーのSさん。
「はじめてアウトビアンキに乗るものですから・・・」とのコメント。



「このキャブレターの選定1つにしても、貴重なのよ」と矢島氏の解説。



「ちょっと待っててね」と奥から同じキャブレターを出して、普通のアウトビアンキのキャブレターとの違いを説明。
オーナーのSさんは「へぇ・・・・」と驚くばかり。



電気系統も配線に気を使っています。
ヘッドライトとフォグランプ(外してある)用に引き直ししてあります。



ヘッドカバーは旧パンダの物でしょうか?




矢島氏が発見。
指差す部分に注目。



前のオーナーも丁寧にマーキングしてあります。
車体番号の打刻です。
私が前に所有していたアウトビアンキも同じ位置の打刻してありました。



車検証を見ながら、このアウトビアンキが平行輸入物であることを解説。
「ディラー物よりもイタリアから輸入したとなると、おそらく120~150万は輸入費や登録費用が余分に掛かっただろうね」と矢島氏が解説。



シフトリンケージの説明を受けるSさん。
通常のシフトリンケージはプラスチックの部品が破損しやすい。
私の前のアウトビアンキも破損して動かなくなりました。



矢島氏のアウトビアンキの強化シフトリンケージを観察するSさん。



他のアウトビアンキも見比べて、改造箇所に納得いったようです。
「偶然とはいえ、良いアウトビアンキが所有できて良かった」とSさん。
早速、シフトリンケージの装着を依頼しました。



内装を覗くと、前のオーナーが手を加えたメーター周り。



「これも普通じゃないのですね・・・」とSさん。



ヘッドライトも改造してあります。
これ良いですね・・・。(参考になります)



ライトを点灯してもらうと、我がパンダのような白の光源。
これ明るいだろうなぁ・・・。



良い感じですねぇ・・・。
前のオーナーのこだわりとそれを手に入れた現オーナーのSさんはラッキーですね。
ワイワイと話し込んでいると、真っ暗になってしまいました。
週末のカロッツェリア マチオヤジマは、面白い。
週末クラブ員の方々も楽しい仲間で和気藹々です。
さらに本日、温厚なSさんが加わって、楽しさが増しました。

本日は、M隊員が仕事で参加できませんでした。
M隊員悔しがるだろうなぁ・・・。


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アウトビアンキ ボディー塗装の準備(4)

2011-11-27 06:04:09 | アウトビアンキ A112(レストア)


11月26日(土)のカロッツェリア マチオヤジマの我がアウトビアンキのレストア進捗状況です。
軽量化計画に基づいて、アンテナも除去してもらいました。
オーディオが無くなるだけで、その分軽くなります。
このアウトビアンキは、今後の作業でのその軽量化方法があきらかになっていきます。




運転席側の下地処理もおわりました。
時間をかけて、繰り返しチェックと補修を丁寧に仕上げることで、完璧なボディーワークができています。



こうした地味な作業に手を抜くと、後々泣くことになります。




写真のような細部の処理こそ、重要な箇所です。
磨いては、塵や埃を除去する地味な作業が続きます。



リアのワイパーやウインドウオッシャーの穴も埋めて、軽量化します。
ワイパーモーターが1つ減るだけで、軽くなるのです。



余分な物は減らすことで、トータルの減量化の重量もバカになりません。
あとはドライバーのダイエットでしょうか・・。



さて、いよいよ車両全体の下塗りがはじまります。
まずは、ドア関係の隙間処理です。
塗料はドアの内側の色に合わせて、塗装しますので外側と内側の塗装の一体感がでます。
それにあえて、色褪せた色に塗装するわけです。



写真のように、隙間を埋めていきます。



助手席側のドアの隙間も埋めていきます。



この作業もなかなか大変な作業です。



ドアがしっかり閉まらないと、下塗り済や塗料が内側に入りますので、重要な作業です。



リアハッチの細部を下塗りするための作業です。



再度、チェックをして、手触りで再確認します。




細部のペーパー掛けをします。
これで、いよいよ下塗りの準備が整いました。

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