ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「ひとひらの落ち葉から」

2018-12-23 | 想いで
霊屋橋を経由して八木山方面に行く毎日

ある日のこと、青葉通りを通るときに
欅の枝に残っていた枯葉が、落ち葉になった瞬間
ひらひらと回転しながら舞い降りているのを偶然見かけた

と、ずっとしまい込まれていた記憶が浮かんできた・・・

小学校2年生の時

理科のテスト

羽根が
バドミントンの羽根の形のような図

落ち葉と実で作ったものだったか
シャトルだったか・・・

プリントにはいろいろな比較がのっていて
早く落ちる方を選ぶのだったと思う

羽根のつき方の角度が違っていたり
数が違っていたり
あとは何だったろうか
やはり思い出せない

二つあってどちらかのカッコに○を書き入れるテストだった・・・
問題はたぶん5問ぐらいだったろう

どれも見事に間違って
0点と記されたテスト

家に持って帰ったのか
どこかに葬ってしまったのか

母に見せたのかもしれないが
母はそんなことでお小言を言う人ではなかったが
若い母がなんと言ったのかも覚えていない

ただ、初めて0点のテストを見た時の思いが
ずっと長い間、澱の底に潜んでいたのだった.



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