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■門前薬局KOZOH■

管理人は某クリニック門前薬局の事務15年め。
『門前の小僧』のしったかぶり日記です。2009年登録販売者資格取得。

父、手術中

2015-05-21 | 管理人の日記


またもご無沙汰しています。
前の更新から一年くらい経ったかと思うくらい
長くて濃ゆい日々を過ごしております。

一昨日、本人はいたって平常通りで元気ながらも
身体の中では容態が急変し、昨日手術が決まって
先ほど15:30から手術室へ。
終了予定時刻は22:30。

平常通りで元気で、急変ではなかったものの
この2週間でガックンガックンと段差が
ありすぎる階段を下りるように容態が悪く
なって、会話ができる日と出来ない日の
落差も激しく、日毎に赤ちゃんに近い状態に
なりゆく父を愛おしくも感じております。

手術が終わるまであと2時間半くらい。
目の前の、空いているベッドで寝たい
衝動と闘っています笑
眼の疲労がマシになったら更新するかも
ですが、手術の話ではなく、関係ないこと
更新するかも。


おとうしゃん、がんばれ。

心折れてる暇もない

2015-05-09 | 管理人の日記
(。・ω・。)開店休業というか休店休業?
毎日お越しいただいた方、ごめんなさい。
ご無沙汰しています。私は
よく食べ(過ぎ)、よく眠り(過ぎ)、
よく働き(過ぎ)、健康的な毎日を
送っています。
で、更新出来ていない事とほとんど関係ない
のですが、昨日からまた父が入院しまして。

今回は脱水症状と慢性心房細動。

また書きます…と言って書いた試しがない
のでサワリだけ書いておくと、
前回退院してから、二週間ほどは彼も
ジャムやら、ヨーグルトやら、栄養管理
とは程遠いものではありますが、なにかしら
口にしていたのですが、ある日を境に
パタッと絶食が始まりまして。
あれこれ世話を焼くも食べず、起きている
時間が寝ている時間より短くなり、
実はその時期を同じくして、若干の痴呆症
と思われるフシも感じ取れるようになり。
会話するにも息が切れていたので
病院に行けと言ってもダメで。それを私も
休みを取ってまでは付き合う必要ないと
思いほったらかしていたのが悪かったん
ですが。

ゴールデンウイーク中にあまりにメキメキ
痩せてきたので栄養ドリンクを飲ませて
なんとか連休を乗り切り、昨日に
かかりつけ医に私だけ相談に行き、そこで
救急車を要請して救急外来で診てもらうよう
アドバイスを受け、搬送。

いや、違う。こんなサクサク進んでないのよ、
実際は。

そんなわけで、また更新が滞る記録を更新
してしまう前にご報告。

書きたいことは山ほどある。

たまに見に来てください。
長い目で見守っていただけると
ある日突然更新ラッシュが行なわれて
いるかもしれません(笑)

(´Д` )まー、人生いろいろっすわ


チチの入院記録【番外編】

2015-04-05 | 御私事(おしごと)

写真の整理。
チチの入院してた病棟。

移動式レントゲン機。
ハハが骨折して入院した病院には無かった。これさえあれば
痛くて起き上がったり、硬いベッドに寝転んだりすることが
ないんだもんねぇ。素晴らしい

今回チチがお世話になった日赤は、実はKOZOHには馴染み深い病院。

自分が生まれて、物心つくまで診察に通いつめた(超絶難産だった上に
交換輸血までしちゃった華々しい出生だったためいろいろ検査があった)
病院であるというのもあるけど、そこは自分の記憶には薄く、
むしろハハの入院のほうが印象に残っている。

ハハは私が小学3年のときに糖尿病1型を発症。
当時は糖尿病というものの認知度が低く、ハハが自分で注射器に
インスリンを吸いだして注射するという行為を見たときは
少なからずショックでした。すぐ慣れましたけどね(笑)

そこから糖尿病性白内障も起こり、食事療法がなかなかうまくいかず
(薬もいまほどは選択肢がなかったんだろうなぁ)
私が小学6年になるまでは1年に1回ペースで数ヶ月の入院をしてた。

で、私はというと小学校でわりと悲惨なイジメを体験している時期と
重なり、ハハが入院しているのをいいことに(?)すんなり登校拒否に。
(チチもアニも朝7時には家を出てくからバレなかった)
私が割り算が苦手なのは、どう考えてもこの登校拒否が原因(笑)

で、家に居続けてると担任が来るとヤバイので、昼前には自宅を出発し、
学校に行ってないのがバレないように学校が終わる時間を見計らって
この日赤にハハに会いに来てた。

その間にウロウロしてた(今思えばよく補導されなかったなぁ・・・)
のが、日赤近くの商店街。今は錆びれちゃってるけど、昔はココに来れば
なんでも揃う!くらい活気のある商店街で、本当によくお世話になりました。

退院後もハハの通院にもよくついて行ってたので
診察が終わったあとによく行くお店もあって
経営者は変わったのだけど店の位置は変わってない
うどん屋さん。

実は一度つぶれて、そのあとに入ったパン屋さんでKOZOHは
高校時代にアルバイトして、そのパン屋さんもつぶれて、また
このお店が再建したというイワクつき(?)です。

行ったのは14時。従業員さんが寛ぎまくっているところに
入ってって軽く気まずい雰囲気が流れたものの、気を取り直して注文。

きつねうどん ください。

あー、今日はもう、きつねとたぬき、どっちも売り切れで・・・

あ。そうなんですか。じゃー・・・木の葉うどn

えーっと、今日はもう、うどんが売り切れで・・・

・・・・あの、もしかして、閉店してました?

いや、その他ならできますけど・・・

じゃあ・・
にしん蕎麦で。

うどんを欲していながら食べる蕎麦というのは、ものすごく味気ないもんです

食べ終わって、長居する気にもなれなかったのでそそくさとお勘定して外へ。
そこで見たものに、私は衝撃を受けた。

 ちょ、待って。
メニューにラーメンって無かったですけど?!
いや、そうじゃない。うどん屋だけど、うどんが無くて・・・
明らかに店名とか「うどん」を意識しまくりな店名で
たしか箸袋にも「うどん・そば専門店」とかなんとか・・・

嗚呼、また思い出の店がひとつなくなる予感・・・。

あとはハハがよく連れてってくれた
 
駅前の喫茶店。
かれこれ25年は来てないのに、当時とほとんど変わってない。
ニヒルなイケメンだったマスターが、ニヒルなおじいさんになっているだけ。
それがまたこの店に馴染んでることこの上ない。

当時は苦くてコーヒーが飲めなかったので
今、こうしてオトナになって同じ店でコーヒー飲んでるのが、なんだか夢のよう。
このお店はサンドイッチが不思議に美味しい。
全然特別な感じじゃないのに、ものすごく美味しいんです。それも変わってなかった。

イロイロ書くとKOZOHの所在地がバレてしまいそうなんですが
もういっこだけ。

KOZOHが小さい頃は、まとめ買いするとなると電車で数駅の
西友に行くしかなかったわけですが、その西友がこのたび閉店するとのこと。
この西友には思い出がいっぱいいっぱいあって、
迷子で呼び出されたこともあるし、サイフを擦られたこともあるし、
今はもう無いけど地下で売ってたたこ焼きが美味しかった(笑)


私の「エスカレーターデビュー」も、ここ。
未だに覚えてます。
私は結構大きくなるまで一人でエスカレーターに乗れなくて
いつも誰かの手を必要としていて「せーの☆」がないと
一歩が踏み出せなかったのです。
(※そしてこれは大縄跳びに入れないというものに通じてゆく)
それがある日、ハハとタイミングがあわず、ハハだけが乗って
行ってしまった・・・!!

当然、ギャン泣きです(笑)

そしてそのギャン泣きは当然叱られ、
「エスカレーターくらい、一人で乗りなさい!!」と言われ
「一人で乗れへんもん!!だって・・・だって・・・」

(*゜ェ゜)あれ。なんで一人で乗れないんだっけ?

と、そのとき気づいて、一人で乗れるようになりました(実話・笑)

ちょっと感慨深かったりして(笑)

写真はまだまだいっぱい撮り貯めたものが・・・
お風呂入って、起きてたらまた更新します。


チチの入院記録【3】

2015-04-05 | 御私事(おしごと)

チチは退院してから、入院前となんら変わらぬ生活をしており、
心不全には高血圧はヨロシくないのだけれど、塩分を控えている
様子も見られず。

ただ、娘として、一応チチに約束させたことがあって。

インスタント麺は、禁止。

お醤油は「かける」ではなく
「つけて」食べること。


以上。コレくらいは守れるだろうと思っての2点。

インスタント麺は「汁まで飲まないから大丈夫」というのもナシ。禁止です。
インスタント麺だけで、彼が推奨されている1日分の塩分に近い量が含まれているので
そんなに好物でなく、単に小腹を満たしたいだけだったら食べるだけ損、と説きました。

あと、「つける」という食べ方。
これは実はネットで減塩メニューを調べていたときに見つけたののウケウリ(笑)

でも、なるほどなと思いましたね。
「かける」と、かけすぎちゃうんです。
もちろん「つける」も付けすぎたら同じことだけど、
たとえばホウレンソウを、おひたしにするのではなく、一口分ずつお醤油にちょびっと
つけても、口の中でしょっぱさが感じれるくらいの味が付く。
これを尚且つポン酢とかに代えたら、もう少し減塩効果はあるものと思われ。

ただし、マヨネーズは別。
ディップすると「かける」より多い量を一口分につけてしまうから。

食い意地が張っている以上、カロリーはともかく「一日分のトータル塩分」で
考えていくようにと言ったけど、
しかしそんなチチの食事事情が、実はこの1週間
恐ろしいことになっていると、先週末にハハから聞かされ、愕然。

私は仕事で家を空けているため、ハハに言われるまで気づきもしなかったのだけど
退院してすぐに、チチは毎日のようにジュースを飲んでいる、らしい。
ちなみに私はチチがジュースを飲んでいる姿を39年間ほとんど見たことが無い。

さらに恐るべきは、なんと自分でリンゴを買ってきて
大量のジャム(=当然、大量の白砂糖入り)を鍋で作り、それを一日で
食べてしまったと言うのだ。
あと、バージョンとしては「鍋いっぱいの、甘く煮たえんどう豆」と
「甘辛く炊いた大量のオアゲさん」編も。


塩分を控えろっつったけど・・・
次は糖尿病になるよ・・・?


おそるおそるチチに問うてみたところ、

何食べても、味がせーへんのや。
甘みはなんとなくわかるけど、スッパみとか、辛味がわからん。
(※だから味のわかる甘いものを食べているのだと言っている)


とかいう予想外の返事が返ってきて二度ビックリ。

最初は「なにゼータクゆーてんの」くらいに聞き流そうと思ったのですが
やはりそこは「薬局勤め」が効を奏しました。

それって・・・味覚異常ってやつじゃ・・・?

味覚異常は薬の副作用のひとつです。
私も過去に一度だけ、味覚障害を訴えた患者さんにお会いしたことがある。
そのときの患者さんも、心疾患だった。

ちなみにこの患者さんはワーファリンで、うちのチチはエリキュース。

頻繁に起こる副作用だったかどうかは今も調べてないのでわかりませんが
薬の作用で亜鉛不足になって味覚異常が起こるって、そのとき読んだような・・・?

副作用かどうかの疑惑は、チチのこの言葉で確信に。

「今までの経験でコレを食べたらこういう味がするって先に想像があるやろ?
たとえば、いなりずしを食べたらいなりずしの味やなと思うのが“無い”ねん。
リンゴ味のものを食べてリンゴの味がせーへんねん。味が無いねん。」


アタフタヽ(゜ェ゜ ;≡; ゜ェ゜)ノアタフタ
ほ、ホンモノや。ホンマの副作用やって。コレ。

「だから」って大量のジャムを作って食べたりする行動は確実に
ソッチのほうが異常
だと私も思うけど・・・
しょうがないよ。「まとも」だったことが一度もないチチなんだもの(涙)


悩ましいところは、「究極の二択」だから。

エリキュース(心臓に血栓が出来にくくさせる薬)は、主治医の先生が言うには
「いま最もその効果に優れている薬」で、ワーファリンを抑えて第一推奨薬として
ガイドラインに載っている(らしい)。
それで味覚障害が起きたということは、第二選択肢としてワーファリンだけど
エリキュースよりは血栓ができるリスクは少し上がる(らしい)。
ワーファリンでも味覚異常が起これば、まぁ、いたしかたないみたいなところは
あるけれど。

味覚を取るか、血栓からの脳梗塞のリスクを取るか

どうですか、みなさん?
私などはチチにそこまでの愛情がなくても(ぉぃ)悩みます。
たとえば御主人が、奥さんが、ご兄弟がそれなりの年齢になり
いまのチチみたいな状況になったとして。

脳梗塞のリスクは低いが良いに決まってますが、でもこの先ずっと
・・・つまり年齢からいっても「死ぬまで」味覚がヘンなまま過ごすのは
食べること大好きなチチにとっては可哀想な気もします。

でも、でも、脳梗塞になってもしも麻痺が起こって生きることに
なったら「味覚なんて、どうでもよかったのに・・・!」と
本人も家族も可哀想なことになってしまう可能性を孕んでいる。

でね。現状の結論で言うと、チチが元の主治医(救急車呼んでくれたお医者さん)に
相談したところ、エリキュースは中止。ワーファリンもなし。
チクロジピン錠という薬を明日から2週間様子見で投与されます。

いや、コレもさぁ・・・重篤な肝障害リスクのある薬で
むしろチチが味覚のことを受け入れてくれさえすれば
私としてはエリキュースのままが良かったんだけど・・・
てゆーか、今回、肺に水が溜まったのは不運で、今まで
通りに降圧剤とバファリンと利尿剤くらいで
無理に薬増やさなくてもいいんじゃねーの・・・?(本音)


無論、私が主治医のセンセーに処方薬を指定したりなんか出来るわけないんだけどね。
これで味覚異常がなくなるのか、2週間後くらいにまたご報告します~。

チチの入院話は一応これでおしまい。
あと少し、番外編を書いときます。


チチの入院記録【2】

2015-04-05 | 御私事(おしごと)

「肺にかなり水が溜まってました」

これが今後の主治医になる先生の第一声。

先生はとてもわかりやすく説明してくださったのですが、いかんせん
私の頭では「より簡単に」要約して覚えてしまったので、ところどころ
間違っているかもしれませんが、「超簡単に言うと」。

運び込まれたときのチチの心拍数は140。
通常、健康的な平常時の脈拍が60~70とすれば、倍近いビートを刻んでいたのです。
心臓が普通は「ドックン ドックン」という動きだとすれば
チチの心臓は「ドクドクドクドク」と、いわば痙攣に近い動きをしていて
そうなると心臓はうまく血液を循環させる機能を失い、まず息切れが起こる。
ほおっておくと心臓の入口に血栓ができる。その血栓が脳に飛んでって脳梗塞が起こる。
カラダの水分調節がうまくできなくなりそんなときカラダというのは、なんとか水分を
溜め込もうとするのだそう。肺に水が溜まるというのも心不全の特徴で
そこから「足のむくみ」や「咳」にも気をつけないといけないらしい。

薬局に勤めていても、知らないことだらけです。

肺に溜まった水って肺に注射さして抜くのかな・・・などと原始的なことを考えていたら
先生が「オシッコで全部出ますよ?」と苦笑しながら教えてくれた。

なんか全然違う場所の臓器だし、肺っていやー空気の入るとこだし・・・実は
今をもって「肺に溜まった水をオシッコで出す」という仕組みがわかってません(笑)

しかし「そーゆー薬」があるんですね。スゴイな、最先端(?)医療!!

さてさて。実は、チチが入院したことがあるのはかれこれ15年ほど前の
網膜はく離以来。そのときは車で40分ほどのところにある病院で
私も薬局に勤めてスグで休みなど取れず、そもそも網膜はく離の手術のあとは
ひたすらうつ伏せで寝続けなくてはならないという試練がチチにはあったので
3日に1回くらいのお見舞いを3回ほどしただけ。
チチも元気で、ぜーんぜん手がかからなかった。

ところが。

今回チチは運びこまれたときから、鼻には酸素のチューブがつっこまれ、
腕にも立派な点滴が。尿管だけは本人がどうしてもどうしてもどうしても
イヤだとゴネたので、利尿剤も使っているためオシッコの間隔が非常に
近かったのに、毎回看護師さんに尿瓶を取りに来てもらうことになっていた。

つまり、自由に動けないわけです。

それがもー不満で不満でしょうがないチチ。
最初の3日間は非常に気が立っていて、私に対しても怒り散らしていた。

携帯電話をとってくれというので「使ったらアカン」と言っても
病院のやつらは使ってるやないか!」

あれはPHSだよ。トランシーバーみたいなもん。携帯じゃないよ。

来週は老人会(会長)と自治会(理事)の総会があるんや!全部資料持ってきて!」

そんなの私に場所ゆーてくれたら副会長さんに渡s・・

オレにしかわからへんのや!」

そんな仕事の仕方してきたオトーサンが悪いんでしょ。
ダメ。持ってこない。副会長さんとどうにかするから、もう忘れよし。

メシがまずい!」

うっさいわ!!黙って食べーや!!


と一喝したけど、この「ごはん問題」が実は3週間の入院中、
ずーーーっと大変だった。
(※老人会と三丁目の総会も、結局私が「会長代理」のような
扱いになってしまい、資料作るわ電話かけまくるわで大層苦労したのだが)

自分の父親だから書きますけども・・・

ハンストなどという小賢しいテを
使いやがってウザいったらありゃしない!


でもねー。いまから思えば私、一回も食事の時間には立ち会えたことなくて
ホントに「食べへんかった」のかわからないんですよね・・・。

でも、彼は言うわけです。

だから、売店でお菓子買ってきて

と。

ムチャ言わんといてよ。お菓子にも塩分は入っt・

だから。病院で出たオカズは食べてへんゆーてるやろ。

や、だからさ。マズくても病院食食べきる努力を・・・


マズくて食えたもんじゃない。じゃー、「ごはん●すよ」買ってきてくれ。
アレがあれば、白ごはんくらいは食えるから。

なんのために入院・・・


こんなやり取りをしていて、ふと

(*゜ェ゜)81歳になって、なにも我慢してまで
マズイ(と本人が言う)モノを強いなくても
いいんじゃなかろうか


と思ってしまったんですよね~。
だって今ある心不全から起こる症状が改善すれば退院するわけで、
退院したってこのお人が食生活を改めるなんて絶対ないだろーし?
塩分に気をつけた食事を私が毎日作ったところで、元気だから
車でスーパーまで行って、しょっぱい惣菜とかきっと買ってきて
食べちゃうだろーし?(うちのチチは“食い意地”がハンパない

だから、本人に言いました。


買ってきてあげるけど、こっそりね!?


すみませんねぇ。ロクでもない娘で

肺に水が溜まって利尿剤を使って出して・・・ってしてることからもわかるとおり、
チチの病院食はかなり塩分が制限されていて、水分も1日500MLまで。
そんなチチに病院食以外の塩分を与えて水の出が悪くなって入院が延びたら・・・
と考えなくもなかったけれど、自業自得でいいかな☆と(笑)

しかし結局、普段から「片付ける」ということがほとんど出来ない男が
「こっそり」などできるわけもなく・・・
見舞いに行けば机の上には「ごはん●すよ」置きっぱなし。
彼のリクエストで買ってきた諸々のお菓子も出しっぱなし。

担当看護師さんも気づいてないわけないんだろうけど、叱れないと思う。

それでも自業自得なことにはならず、7日間の点滴で肺の水はほとんど抜けて
脈拍を抑える薬も入っていて、脈拍60~65くらいをキープし続けたことで
心拡大も若干改善。真っ白だったレントゲンも退院時にはクリアーな画像になり、
今週末には退院できるでしょう、と点滴から飲み薬にかわり「管レス」になった
チチは自分で地下にある売店でお菓子を買いに行けることに気づき(ちっ)
しかも外出許可など取らずにどこか遊びにも行ったようで
入院(という名のお泊り)生活をエンジョイし始めた、らしい。

で、その退院予定だった週末にインフルエンザB型に感染。

看護師さん曰く。
ウチの病棟にもインフルの患者さんいらっしゃるんですけど
そのかた「A型」なので、病棟内で感染したとはちょっと考えられなくて

ウチのチチ曰く。

院内感染だ!」


自分でインフル拾ってきたんでしょ?!
私が見たことないお菓子が、こんな突然
降って湧いてきた
わけないやろ!「外」出た証拠!!


同室の方にはタミフルが配られ(すみません)、看護師さんたちは一時隔離するための
部屋の手配の手間が増え(ホントすみません)、それでもインフルだっつってんのに
目を離すとどっかチョロチョロ動き回るチチ(すみませんすみません)を探しては
連れ帰って説教を垂れ。
そうでなくったって退院に向けての栄養指導とか、病状の説明とかで時間を決めて
仕事抜けて病院行って・・・

最後の週が一番疲れた・・・

さて、あとは「退院後」のことを少し書いてチチの話題は終わり。