■門前薬局KOZOH■

管理人は某クリニック門前薬局の事務15年め。
『門前の小僧』のしったかぶり日記です。2009年登録販売者資格取得。

みんな、一番。

2012-09-19 | ク ロ

カテゴリー「クロ」最後の記事になります。
そして、KOZOH、たぶん最初で最後の顔出し(半チラ)写真。
まぁ、この写真を見て私の全体像がわかる人はほとんどいない(くらいに別人に写ってる)だろうし。


みなさん。クロに、KOZOHに、KOZOHの家族に、たくさん温かいコメントをありがとうございました。
この記事を書いたあとで、ちゃんと御礼のコメントをお返しするつもりです。

湿っぽい話は、今日でオシマイにするので。
今日だけ、ちょっとだけお付き合いください。


クロは、9月17日に、火葬してもらいました。
「昨日の今日」で辛かったけど、ちゃんと、骨を拾ってあげたかったので。

ほかの地域はどうかわかりませんが、私が調べたところでは
「火葬だけ」をお願いできる葬儀屋さんが1軒しかなくて、
車で1時間ちょっとの山中まで行くことになりました。

最初はハハと私、二人で行くつもりでいたら、チチが「行くに決まってるやろ」と
言ったのには正直驚きました。
クロの生前、彼にさほど関心を示すことがなかったチチ。
クロが息を引き取ったあとも、ものすごく淡々とお経をあげていたので。

遺体を火葬する台の上に横たわらせ、ここに来る前に買ってきた
クロが好きだったカスミソウ(※食べてた・笑)で囲んで、体のところに、薔薇を一輪。
お焼香をして、チチがお経をあげ・・・

するとそのとき、チチが急に泣き出し、嗚咽するのを見て、また驚いたとともに
「ああ、父なりに、ものすごくクロを愛してくれていたんだなぁ・・・」と
感動して、泣いてしまいました。

心のどこかで「私が一番クロを愛してた」と思っていた自分を恥じました。

みんな、一番、愛してた、んですよね。

空にたちのぼる白い煙を見つめて、1時間。もう涙は止まってました。


実はひとつだけ、ものすごく後悔していることがあります。

クロが息を切らせながら、大きな目で私を見つめていた、あのとき。
私は、クロの目をほとんど見ることができないくらい、泣いていました。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ・・・」という言葉と裏腹に、わんわん泣いてた。

クロは、必死に生きようとしていたのに。

「大丈夫!」とカラっと笑って、言ってあげられなかった。

私が、泣いて、自分から、彼にサヨナラを切り出してしまった。

心臓が、今、停まることを、知ってたみたいに、泣いて、見送ってしまった。

クロは、私の不安で、ぶさいくな泣き顔を見ながら、逝ってしまいました。


そりゃね、あの場面で、泣くのが我慢できる人なんて、いないのかもしれないけど・・・
それでも、頭を手のひらに乗せるだけじゃなくて、ちゃんと抱きしめてあげればよかった、とか
臨終に関しては、後悔があとからあとから湧いてきます。

だから、せめて火葬場では泣かないように、と心に決めていたのですがね。無理でした。
ごめんな、クロ。私、わりと泣き虫やったわ。


火葬が終わり、真っ白な骨になったクロ。

不思議でした。

骨でも、ちゃんと、クロだったから。

火葬場の方に「16歳、でしたよね?」と聞かれたのでうなずくと
「ものすごくシッカリした骨でしたよ。
骨太で、キレイで、こんなに残るなんて、私も思っていませんでした」
と、とても穏やかに褒めていただきました。

ほんっとにキレイで、お箸で取り上げても砕けない。「組み立て可能」なくらい。
骨まで褒められて、嬉しいね、クロ。

私の「カケラも残して帰りたくない」というワガママを聞いていただき、
骨壷に全部全部、入れました。

ただ。

「これは・・・」と指さされた先の黒い物体。

立派な「うんこ」でした(笑)

笑って「ソレ、は置いて帰ります」と言いました。

骨壷の白磁の重さなのでしょうが、その重たさが、なんか嬉しかったです。

今、その骨壷はリビングに祭壇を作って、置いてあります。
前にはクロの好物だった「いなばの缶詰」を供えて。

もう少ししたら、お墓を作ってあげるつもりです。


雛祭り(3月3日)に生まれて、
秋祭り(9月16日)に旅立って。

生粋の「お祭り男」な猫生やったなぁ・・・(ノω`*)ペチ

今日、まだ、亡くなって3日。なのに、ものすごく長い長い3日でした。
10年毎日悲しかったみたいな、そんな気持ち。

右まぶただけ、試合後のボクサーみたいに腫れちゃってます。
両目で泣いてんのになぁ・・・。

湿っぽい話とはまた別に、この3日間は実はいろんなことがありました。
湿っぽくならないように、また「おもしろおかしく」記事を書きたいと思います。


仕事もちゃんと行ってます。
笑ってます。元気です。

クロが着けていた首輪を、少し調節して、左手首に着けています。

クロと過ごした12年間には、なんの後悔もありません。
ぜんぶ、ぜんぶ、たからもの。

いま思うままに書き綴りましたので、読み苦しいところが多々あったかとは思いますが、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


2012年9月19日
=KOZOH=


ありがとう。

2012-09-16 | ク ロ

2012年 9月16日(日)13:28

クロが、天国へ旅立ちました。

今日はKOZOHが住んでいる地域の秋祭りの日で、
敬老の日を御祝いするために家に来ていたアニ家族も臨終に立ち会ってくれました。

朝からお祭りの準備で、お寿司やビールを買いに走っていたのですが、
13時少し前、私が帰宅する少し前に突然クロがヨタヨタっと走り、玄関に向かったそうで
驚いた母がKOZOHの携帯に電話してきました。

急いで帰って、家に着いたのが13時ちょうど。

KOZOHの姿を見るなり、一声「わーーーーん」と大きな声をあげたかと思うと、見る間に息が荒れ始め、
眠るように、というわけにはいかず、30分ほど苦しみました。

最期、KOZOHの手のひらの上に頭を乗せ、少し水を飲み、
目が見えていたかどうかはわかりませんが、私と目を合わせたまま、クロは逝きました。

とても静かに、息を引き取りました。

2時間たっても3時間たっても体が温かく、ふいに首を持ち上げて鳴くような気がして
目を動かしたような気がして、お腹がすこし動いたような気がして、
ずっと話しかけたりしていましたが、抱き上げると硬直が始まっていて、
今も「伸び」をしているような格好で、大きな目を開けたまま、愛用していたクーファンに寝ています。

ほんとうは「泣ける」ような文章を書きたいところなのですが、
どうにも現実感がなく、淡々とした報告になってしまいました。

実を言うと、母の落ち込みようがちょっと尋常ではなく、それを支えるのに
今は精一杯といったところで。

このブログで長きにわたりクロを愛してくださった皆様に、
5ヶ月間の闘病生活におき、ご心配とご声援をいただいた皆様に、
心より、真に、心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

平成24年9月16日
=KOZOH=


皮下点滴

2012-09-13 | ク ロ

更新サボり気味ですみません。

一昨日からまたクロが食事を摂らないようになりましてね(・´ω・`;)

今朝からは、顔を合わせれば  鳴く。

かと思ったら
 こんな体勢で、ウーーーと、うなる。

かと思ったら
 ぐったりする。

鼻先にごはんを持っていけば舐めたり、嗅ぐ仕草をしていたのが、それも無くて
今日は動物病院に点滴をお願いしに行きました。

一番暑い盛りに病院に連れて行くのも忍びなく・・・と躊躇していた病院通い。
今日体重を測ってもらったら3㎏ 子猫やん!痩せすぎですごめん、クロ。

水は自力で飲めていたので、ゆーてみたら水道水に含まれている少量の鉄分とミネラル、Naで
体を保っていた感じです。

静脈点滴という選択肢もあったのですが、とにかく、こう“起爆剤”的な効果が欲しかったので今回は皮下点滴で。
そしてやっぱりオネェ獣医の見立ては「再生不良性貧血」のようで、
「とにかく、栄養補給!」の方向。

流動食の与え方も、実演で教わってきました。
針の付いてない注射器で口の端から・・・というのが、「絶対上手くいきっこ無いわ」と
思い込んでた私の、バカ!

クロが大人しいからかもしれないけど予想外に上手くいき、明日から朝晩で流動食開始です。
でもまだ点滴が効いてる風も、流動食の栄養がいきわたってる実感もないですが。。。

あー・・・「介護休暇」取りてぇー・・・


“美化”化

2012-09-10 | ク ロ

 ちょっとヘロヘロですが、

 元気です。
※表紙写メは1ヶ月半くらい前。今よりはまだちょっと元気だったとき。

病気になる前迄はKOZOHの部屋が「拠点」だったんですが、いまは1階のリビングから
ほとんど動きません。たまに窓の外見て、リビングに置いたトイレに行って、定位置で寝る。

元気なら、それだけでいいの」

と思うようにはしていますが、やっぱりしいです。

薬がどうしてもイヤなようで、KOZOHを見ると緊張するようになりましたし
どうしても鉄剤だけは飲ませたいのだけど(ベロが真っ白なんです)
うまく飲み込めずに薬を吐き出したあとで、さらに大量のゲーをするので
せっかく摂った栄養までムダにするくらいなら・・・と、投薬は止めました

薬で胃が気持ち悪くなるんじゃなくて、薬をペッと吐き出したあとで
“これみよがしに”吐くんですわ・・・

椅子の上にピョンっと飛び乗るなどの動作もできなくなってしまったのを見てチチは

昔は、あの食器棚の上にも飛び乗れたのになぁ・・・」

なんて、もう10年以上前の勇姿を懐かしみ、
(※かれこれ7~8年前から食器棚には上がれなくなってた。太りすぎて(笑))

大好きだったカツオのたたきも、今はせいぜい「舐める」程度にしか興味を示さなくなったのを見てハハは

昔は、カツオのたたき1本くらい食べれたのに・・・」

ヾ(=д= ;)オカーサン、さすがに昔でも1本は食べれ・・・いや、そもそもそんなにあげたことないよ・・・

どんどん過去の“美化”化が進んでいる我が家

普通はね、その、天国いっちゃったあとに「美化した話」を語ることはよくあると思うんだけど、
「ついこないだまで、めっちゃ元気やった」
という記憶が鮮明なだけに、今、ここに寝臥せっているクロに、まだ慣れてないんですよね

私が帰宅したら、玄関ドアの内側にピタっと張り付いて出迎えてくれてたクロ。
いまは、リビングで目をギョロっとコッチ向けるだけのクロ。

外でノラ猫が鳴いたら、家じゅうを走り回って、窓という窓を巡回していたクロ。
いまは、ノラが鳴いても耳だけソッチに向けて目を閉じてるクロ。

パウチとか、缶詰を見ただけで「ニャーーーン」と鳴いて、豪快に上からかぶりつくように食べていたクロ。
いまは、封を切ってお皿に盛って鼻先に持って行くと、ひと舐めふた舐めで満足してしまうクロ。

でも、やっぱりそれも“美化”で(笑)

8割がたは確かに玄関まで迎えにきてくれたけど、暑い日、寒い日には来なかったし(笑)
ノラの「ケンカ」には血がたぎってたようだけど、「サカリ」には無関心だったし(笑)
パウチだって、お皿に盛り付けてる最中にどこか行っちゃったりすることなんて、しょっちゅうだった(笑)


「元通り」に戻れないことは、もう覚悟しているんですけどね。
やっぱり、寂しい。そういう表現しか無いかな。いまは。

ヒトとネコを一緒にしたらアカンかもしれないけど、介護って、
介護する側も孤独と戦わなくちゃいけないんだなー、とつくづく思います。


パブロフの・・・

2012-09-03 | ク ロ

最近、クロが身につけた「技」がある。

毎朝飲ませている抗生物質、ビタミン配合剤、鉄剤は1錠まるまるだと
多いので錠剤カッターで半分に割ったり、4分の1に割ったりしているのだけど、
クロは1週間ほど前からこの錠剤カッター(青い丸い容器)を見ると、

クッチャクッチャ

と口を動かし、口の端から泡が立つほどの
大量のよだれを出すようになった。(´□`;)ナンデヤネン。

左手でアゴをきゅっと持って口の中を覗いてみると
まぁ~~~見事にネッチョリしたよだれで喉が“ガード”されている。

これはどう考えても「飲ませたら、吐き出す!(。+・`ω・´)キリッ」という意思表示で、つまり
パブロフの犬、の、逆。

知恵がまわってるような気がして「ウチのコ、天才?」・・・と思わなくもないけどさ(笑)

抗生物質は何度失敗しても飲み込むまでトライしますが、ビタミンとFeは
嫌がりすぎて最後、ゲーまでしたことがあるので深追いはしてません

ベロに置いてしまうと確実に吐き出すから、真上を向かせて喉の奥に「投下」する感じで
飲ませてるので、苦味がイヤなわけじゃないと思うんですが・・・異物感がヤなのかなぁ。

ニコチンパッチみたいに、皮膚(耳の裏側)とか肉球に貼り付けて吸収するような
動物用の薬の開発、早急に求む!


おっ☆

2012-08-30 | ク ロ

 なんか、今朝のクロ・・・ふっくらしてる・・・?
一週間前の   うつろな目。

が、今日の   オッペケペー顔。

※このダンボールは簡易トイレではなく、寛ぎ用。

体調に「波」があるんでしょうかねぇ・・・
もしかして、私、いちいち心配しすぎなんでしょうか・・・

いや、でも、一週間“愛”を注ぎまくった甲斐あって、ってことかもしれんし・・・
これからも、いちいち大騒ぎする予定でございますが、
いちいち慰めていただけると幸いです(笑)


試行錯誤

2012-08-28 | ク ロ

クロの近況を少し。

(* ̄∀ ̄)ゞいや~、お恥ずかしながら
一昨日からトイレが「間に合わなく」なっちゃいましてね。
その場でウロウロと回り始め、「?」と思ったら、
構えて、ジョーーー。 アタフタヽ(゜ェ゜ ;≡; ゜ェ゜)ノアタフタ
※今はチチの部屋ではなく、リビング(扇風機の前陣取り)にいます。

昨日は3~4時間に1回、抱きかかえてトイレの入口まで連れて行って
用を足したらまたリビングまで連れて帰るということを
昼間は両親どちらかが、夜は私がやっていたのですが
さすがにずっとそのままにしておくわけにはいかないので、簡易トイレを設置。

【簡易トイレの作り方】
①浅いダンボール箱(深さ5センチくらい、実際の猫トイレと同じくらいの大きさ)を用意します。
※私は職場にあった、アスクルのA4コピー用紙10冊セットの箱の蓋を利用。
※普段の猫トイレより大きめですが、うまく立てない時もあるので少し大きめを採用。
②箱の中心に地域指定ゴミ袋を置き、箱の四隅を包むようにかぶせます。
※袋のクチが箱の下になる。こうしとくと、捨てるときにラク。
③そのビニールコーティングした箱の中にペットシーツを敷きます。
④その上から、紙でできた猫砂(軽くてコロコロした形状)をザーッと入れます。
※掃除が簡単。ニオイも抑えます。
⑤無理なく歩ける距離に設置してあげます。

・・・って、今日初めて試してみたら上手くいったんで、
嬉しくて書いてみましたけど(笑)

でもこれ、ヒトでも災害時の非常用トイレとしてイケるんじゃないかな?
一家に一袋ネコ砂!いかがですか

というのはさておき。変な言い方ですが、クロ、「寝てる姿は元気」なんです。
立ち上がると「初めてスケートリンクに立った人」みたいな感じで、立ってるだけなのに、滑る。
歩くと転ぶ。掃除のときにちょっとクロを抱き上げて違う場所に移動させると、なにを焦るのか
走るしぐさを見せ、また転ぶ。
どうも、肉球の湿り気やクッション性がなくなってきたようです。
定位置にさえ連れてやれば、安心して、“元気に”寝てます。

(*´ω`*)まぁねぇ、歳取りゃこういうこともありますわな。

食事はレトルトパウチのキャットフードの汁を少々。
どんどん痩せて、どうすれば・・・と落ち込んでいたところに、ある嬉しい事件が。

歯が抜ける前にあげてたサイエンスダイエットの「オーラルケア」という
カリカリがまだ余ってた(というか戸棚の奥から“発掘”・・・シケシケでした)ので
なにげなく「あんたこんな大きいごはん食べてた時代があるんやで?憶えてる?」と
クロの鼻先に持っていったところ、食べた!!(゜ω゜ノ)ノ どビックリ!

これ、通常のカリカリの3倍くらい大きい粒なんですよ。
で、歯が抜けてからというもの見向きもしなくなったので口を輪ゴムでとめて保管していたんですが、
まさかこんな状況で食い付きをみせるとは。

例えていえば「半年前の食べかけのカール(明治)」のようなモノなんですが・・・大丈夫やろか

(*´艸`)歯がないのに「オーラルケア」とは、これ如何に(笑)
今は自主的に、数時間おきにこの大きい粒を丸呑みしているようです。

食べる意志、トイレで用を足す気力があるので、回復も夢ではないと思うっ!


願掛け

2012-08-24 | ク ロ

タツ猫の母さん、ゆーたさん、はなちゃん、コメントありがとうござました。
この記事アップ後、お返事書きますね。元気湧いてきました

チチの下着置き場(洗濯済)でジッとしていたクロは、この2日間
「∑(´□`;)なぜ、そんなところに・・・!」シリーズを更新。

ハハが背骨骨折前まで使っていた2階のベッドの、マットレスの隙間。
チチが普段居る部屋の、ラジカセと壁の隙間。
いずれも「(ノω・、)嗚呼、よりによってそこは全然掃除できてないのに」な場所

「掃除が出来てない場所」=「誰も近寄らない場所」=「静かな場所」=「安息の場所」
っていうことなんでしょうかねぇ。。。イヂイヂ(*´;ω;)σ|

トンチンカンな話かもしれませんが、昨日KOZOHは「願掛け」に行ってきました。
なにか好物を断つわけでも、神社仏閣に毎日通い詰めるわけでもないので「願掛け」と
言っていいのかどうかはわかりませんが。。。

でも、カミサマに私なりの本気を見せたくて、近くの神社でもなく、駐車場完備の便利な神社でもなく
  800段以上の石段を登ったところにある神社へ参詣。

スポーツをされている(た)方などは800段くらいヘノカッパかもしれませんが
なんせワタクシ、万歩計をつけて一日仕事をしてトータル400歩台だったこともあるほどの“お不動さん”。

踏み心地が滑らかではない石畳、一段一段の幅が高かったり低かったりする石段に
もはや50段も登らないうちから息切れをはじめ、膝は嗤い、太ももは痺れ・・・
足の運びのソレはまるで
ヴァージンロードの花嫁さん状態
(※一歩歩いては両足を揃え一歩歩いては揃え・・・の繰り返し)


この神社を訪れるのは10代の頃から数えて4~5回目だと思うのですが、こんな「スタート地点」で
ヘバるとは・・・衰えすぎやろ自分・・・

時間は見てないけど、たぶん20分くらいかけて、汗まみれで描いた眉毛は全落ちで  登頂。
   私の厄をクロに背負わせてしまったの
かも知れないと思うと、胸が痛みます。これ以上の厄が私にもクロにも降りかかりませんように!ゴーーーン

貴船ではひいたおみくじが「凶」で凹みましたが、今回は  「吉」

 「生死は十に八九生なり」。
ヨッシャキタ━━━━ヽ(゜Д゜ )ノ━━━━!!

誰がなんと言おうと、これはクロを想って引いたおみくじです!幸先良し!

 登る前に買って、リュックに入れてきたお昼ごはん。
一応「運動」なので、ヘルシア(とくほ)をチョイスしてるあたりが、ちょっちオトメです(´ω`*)
そして他にもいろいろ選択肢はあったのに、あえて「はちゅねミク」コラボ商品を買ってるあたりが
だいぶオタクです(´ω`*)

帰り(下り)は楽チンさすがにまだヒザにくる感覚はありませんでした(笑)

  大きな樹に手で触れて、クロに“パワー”のお土産

帰ったら、相変わらずラジカセの後ろでちっちゃくうずくまってましたけど、
今朝ダッコして1階に連れて行ったら、今日はそのままリビングで寝そべっていたそうです。
今日一日「隠れ」なかったというのは、ちょっと進歩ですよ!回復の兆し、ですよね?!

「門前薬局」どこ吹く風。4月以降「クロ闘病記~ときどき親バカ、ところによりKOZOHグルメ日記~」

のような内容で薬局関係のキーワードからお越しいただいた方々には、ホントに失礼をしております

なにしろ、今年は年末にかけて「激動」の予定。現段階では「微動」なので
もうちょっと涼しくなったら(ォイ)仕事関係の記事もアップする予定です。
が、その前にイロイロ愚痴もあるんだけどさ(笑)
よかったらまたお付き合いくださいまし


努力!└(。・`□´・。)┘

2012-08-21 | ク ロ

 クロが、この数日あまり食事を摂りません。
いま“籠城”しているのは、チチの下着置き場なんでよりによってそんなところが落ち着くのか・・・

カリカリを口に入れてやるんですが、ペッと吐き出す。
無理に入れると、もどしてしまう。
とはいえ、猫缶を開ければ“汁”の部分は舐めたりしてるので、食欲がないわけでもない様子。

立ってる姿は、生まれたての仔牛のようなボーゲンで、ぺしゃんと倒れそうで怖い。
(でも、このカゴには自分でよじ登って入ったので、実はそこそこ元気・・・?)

「おしりしぼり」に行くまでは、あんなに元気だったのに。
あれが悪かったんだろうか。それとも、そんなことがなくても弱るときだったのか。
後悔しても、しょうがない。現状を見つめ、現実と向き合わなくては、ね。

希望」はシッポで、グッタリしてるわりにはシッポの動きが活発かつ勢いがあるので
「ただの、夏バテ」説も期待しているのですが。

でも、どうすればいいのか、わからないんです。

病院に連れて行って、栄養剤を注射か点滴してもらう?
無理に奮い立たせるんじゃなくて、自然治癒力を信じる?

迷っているというより、わからないんです。
なにをすれば「優しい」のか、なにをすれば「愛」なのか。
本当に、わからないんです。


初・お洋服

2012-08-15 | ク ロ

クロの「ひっかきハゲ」の続報。
お盆休み前に再度、オネェ動物病院を受診。

虫刺されでもなく、湿疹でもなく、結局はツメの届く範囲全部の
毛を自分でむしり取ってしまったクロ。やはり、原因はわかりません。

実際の症状は「ハゲ」と、ハゲたところを引っ掻いた「ひっかき傷」だけ。
膿まないように外用薬が欲しかったけど、塗ったところが気になってまた
掻くとイケナイので、という理由で処方薬はナシ。

ですが、今回は「掻いて傷つけないように」と
 ネット包帯を「着せて」もらいました。
 首も背中もカバーした、お洒落なタートルネック!

ただ、これ1枚だけしかもらってこなかったので「着替え」がなく
近所のペットショップでワゴンセール500円の「わんちゃん用」の服を買ってきたんですが
 首まではカバーできず、白Tシャツの袖を切って、それを首部分に縫いつけ・・・
 「ダッサ・・・」   ご、ごめん・・・

 「暑・・・」   我慢してください・・・

「腫瘍かも」なデキモノは、結局、レントゲンを撮るには麻酔を打たねばならず
クロの健康状態ではその麻酔にすら耐えられない可能性もあり、
もしそれを乗り切って腫瘍が見つかったとして、この赤血球も白血球も好中球もない血液の状態で
麻酔をし、開腹し、腫瘍を取り除く手術ができるのか。
私は医者ではないのでわかりませんが、きっと答えは「できるわけがない」じゃ、ないでしょうか。

もちろん、痛みに苦しむような状態になれば「可能性」や「奇跡」を信じてオペを
お願いする、かも知れないけど・・・それでもやみくもに切るわけにいかないんだから、
麻酔をしてレントゲン、それにすら耐えられないかもしれない・・・と堂々巡りの葛藤と戦わねばなりません。

トイレの失敗は何度か続いたので、抱いて1階へ連れて行ったら
ちゃんと所定のトイレで用を足せるようになりました、が、それ以来2階の
KOZOHの部屋にはあがってこなくなりました。(それはそれで非常に寂しいんですが

痴呆症、は考えすぎだったかもしれません。
嗅覚と聴力が落ちてるかな、というのは感じますが
「前までの元気がない」以外は「元気」です。

秋、もう少し過ごし易い季節になったら、冬毛も生えて、KOZOHに
甘えてきてくれるんじゃないかなー、と期待はしています