大倉草紙

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【和歌山】 道成寺

2009年07月10日 21時00分00秒 | 旅 - 和歌山県
2月8日(日)
本日の行程:(車) → 【熊野本宮大社】 → 【大斎原】【有間皇子の碑】 → 【白良湯】【南方熊楠記念館】【闘鶏神社】【南方熊楠顕彰館】【奇絶峡】【紀州備長炭発見館】【道成寺】【和歌山県立箕島高等学校】


仁王門(重要文化財)
道成寺は、大宝元年(701)、文武天皇の勅願で創建された。
和歌山県最古のお寺である。
安珍と清姫の物語で有名だ。
どうも緊張する。
私は、蛇が苦手なのだ。

縁起堂では、日に何度か「絵とき説法」が行われている。
ちょうど始まる時間だったので、説明を受ける。
「妻宝極楽」という言葉も紹介された。
「主婦は家庭の柱なり。わが妻こそ日本一なりと大切になしたまえば家門の繁栄うたがいなく極楽は西方の遠きのみならず家庭すなわち妻宝極楽となりぬべし。」
夫は、この言葉を聞かせるために道成寺に行きたいと私が言っていたのだと思ったらしい。
「妻宝極楽」という言葉は、私も今日はじめて知ったのだけれど。


本堂(重要文化財)


護摩堂


三重塔


安珍塚
安珍と焼かれた鐘が埋められた場所。
塚のしるしとして植えられた榁(むろ)の木は、三代目。


鐘巻之跡


二代目鐘楼跡
「道成寺の初代の釣鐘と鐘楼は、平安時代に安珍と清姫の事件で焼けたと言い伝えられています。
 それから四百年後の南北朝時代に二代目の釣鐘が作られ、この場所に鐘楼が再建されました。
 これを題材に能楽や歌舞伎の道成寺物が作られました。
 その二代目釣鐘は、戦国時代の豊臣秀吉の紀州攻めの時に没収され、今は京都市の妙満寺にあります。」(案内板より)


道成寺の御朱印

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