大倉草紙

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【和歌山】 紀州備長炭発見館

2009年07月09日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
2月8日(日)
本日の行程:(車) → 【熊野本宮大社】 → 【大斎原】【有間皇子の碑】 → 【白良湯】【南方熊楠記念館】【闘鶏神社】【南方熊楠顕彰館】【奇絶峡】【紀州備長炭発見館】【道成寺】【和歌山県立箕島高等学校】


炭が燃えるというのは、なんとなく納得し難い。
炭素なのだから酸素と結合して燃えるんだ、と頭のなかで理解しても、視覚的に違和感がある。
果たしてどういうふうに炭を作るのか、こうなると、まったく想像もつかない。
そんなわけで、「紀州備長炭発見館」では発見することが多かった。
炭には黒炭と白炭があり、精錬法や燃焼時間に違いがあるらしい。
備長炭は白炭。
茶道と木炭の品質改良にまつわる歴史の紹介や、炭の浄化作用や吸湿作用についての説明もある。
美しい飾り炭には驚いた。
炭の奏でる音も素晴らしい。
木炭の風鈴はとても涼しげな音色で、暑くなったらひとつ我が家にも欲しいな、と思う。


紀州備長炭発見館の隣は、道の駅になっている。
ビニル袋いっぱいに入ったみかんが200円。
こつぶだが甘くて、ついついいくつも食べてしまう。
日曜の午後に和歌山から大阪方面に向かう道はいつも渋滞。
のろのろ運転だから、窓の外にほころぶ梅もよく見える。