大倉草紙

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【京都】 ルーヴル美術館展 ― 17世紀ヨーロッパ絵画 ― (京都市美術館)

2009年07月12日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
本日の行程:(京都市地下鉄・東山駅) → 【ルーヴル美術館展 ― 17世紀ヨーロッパ絵画 ―(京都市美術館)】【無声時代ソビエト映画ポスター展(京都国立近代美術館)】 → (京都市地下鉄・東山駅~三条京阪駅…京阪・三条~渡辺橋) → 【ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち(国立国際美術館)】


朝9時の開館時刻に合わせて、美術館に到着。
混むといやだから。
でも、もうすでに混雑していた。
それもそのはず。
揃いも揃って、こんな名画が! と感動するほどのラインナップ。
チラシにもなっているフェルメールの『レースを編む女』は、24×21センチの小さな作品。
「画面左手前の赤と白の糸はまるで、カンヴァスの上にたらされた絵具そのものとして描かれて」いると解説にあったが、間近で見ると、それが実に生々しい。


ジョルジュ・ド・ラ・トゥール『大工ヨセフ』
一番魅了されたのは、この作品。
幼子イエスの持つ蝋燭の灯りに照らされて、透けているようにも見える左手に目がいく。
イエスの膝小僧の感じ、ヨセフの眼も印象的だ。


ル・ナン兄弟『農民の家族』
これもよかったし、ほかには、グェルチーノ『ペテロの涙』も心に残る作品だった。


今日の歩数:11,342歩