大倉草紙

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【奈良】 二上山

2009年07月05日 21時00分00秒 | 旅 - 奈良県
本日の行程:(近鉄・二上駅) → 【二上山】 → (近鉄・二上神社口駅~大坂阿部野橋駅…JR・天王寺駅~西九条駅…阪神・西九条駅~尼崎駅) → 【尼崎城跡】 


二上山に登る。
暑くならないうちに登るため、朝早くに出発するはずが、忘れ物をして家に戻ったものだから、予定より30分遅れの9時頃二上駅に到着する。
出かける準備をしているときからいつもと調子が違うことが多かった。
こんな日は用心したほうがいいので、ゆっくり歩くことにした。


登山口(9:11)
近鉄・二上駅から登山口に向かう。
登山道は比較的広く、歩きやすい。
また、登山道に沿って川が流れていて、暑さが和らぐような気がする。


天武天皇皇子大津皇子二上山墓(10:03)
ここまで来れば、山頂まではあとわずか。


葛城坐二上神社(10:05)


二上白玉稲荷大神(10:07)
神社の前に机を出して座っている男性がいる。
ここで、入山料200円を納める。


雄岳山頂(10:08)
517メートル。


次は雌岳へ。


馬の背(10:26)
馬の背には、売店がある。
かき氷を食べて、10分ほど休憩。
売店に向かって左手の坂を100メートルほど登ると、雌岳山頂に着く。


雌岳山頂(10:39)
474.2メートル。


雌岳山頂は、金剛生駒紀泉国定公園となっていて、日時計がある。
かなり早いけれど、山頂で昼食。


下りは、聖徳太子が拓いたと伝わる岩屋道を通る。
途中、金剛山と葛城山がよく見えた。


岩屋の千年杉(11:09)


岩屋(11:10)


岩屋のあたりには、紫陽花がきれいに咲いている。


祐泉寺山門(11:33)
祐泉寺は、比叡山延暦寺の末寺。


祐泉寺の本堂の本尊・釈迦牟尼如来


さらに下ると、石仏が三体建っている。(11:40)


石仏の隣に建つ裏向不動明王(11:41)


鳥谷口古墳(11:48)
どこまでが山だったのか分からないが、もうここまで来ると舗装された道だ。
ここから石光寺を経由して、近鉄・二上神社口駅まで歩く。


傘堂(11:57)
一本の柱で建っている。
左甚五郎作といわれる。


傘堂の道を挟んで向こう側には、當麻山口神社の鳥居がある。


【石光寺】

石光寺は、中将姫伝説で知られている。
また、ボタンの花の美しさでも有名だ。
天智天皇の時代、光を放つ地面を掘ったところ光り輝く弥勒三尊の石像が出てきたことから勅願によって堂宇が建立されたのが石光寺のはじまり。


本堂


弥勒堂
平成3年(1991)、弥勒堂を建て替える際に石造弥勒像が発見された。
白鳳時代のものであり、現存する日本最古の石仏なのだそうだ。


中将姫染め井戸
中将姫は、この井戸で蓮糸を染めて當麻曼荼羅を織り上げたと伝わる。


鐘楼


石光寺の御朱印


今日の歩数:23,261歩