奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

タンポ No195 0403

2021-04-04 17:58:08 | 山登り

タンポ 1065.8m  1/2.5万地図[樽見(岐阜7-3)]

2021年 4月 3日(土)

8:00 旧揖斐川図書館=8:50 白倉谷登山口駐車地→ 11:10ころ 山頂(昼食)11:46 下山→ 13:45 登山口

 私の山友がタンポに登ったので、紹介したい

 新日本山岳誌によると揖斐川町(旧久瀬村)と本巣市(旧根尾村)にまたがり、能郷白山から南に派生する支脈上の一峰。地図に山名の記載はない。登路:従来は、根尾の水鳥谷からオモ谷に入り、さらに支谷の中又谷からか、久瀬村小津の月尾谷からヤブを分けて登っていたが、近年高地谷支谷の白倉谷から作業道が市町を分ける稜線近くまでできて、これを辿れば楽に登頂できるようになった(白倉谷出合から約3時間)とある(今回のルート)

タンポが「丹保」と書くとは初めて知った(写真は下山時13:45に撮影)

11:46 一等三角点 点名「月夜谷山」

 

☆ 反省など

・山頂で関西の〇都山岳会の5名と会ったそう、谷汲の横蔵寺手前からの林道で「のりこし峠」に駐車、西台山経由で登ったそう。ネットで見ると近年このルートが一番多いのでは?

・今回のルートは、美濃の山第一巻(大垣山岳協会)に紹介されている、加えて南西から登る月尾谷からのルートも紹介。上記山岳誌でタンポの解説をした人が村田正春氏、そう、その協会の副会長をされた方だ

・奥美濃とその周辺の山130山(富永 豊  著)では今日のコース+雷倉を往復7時間(休憩込み)で登っている

・また、奥美濃のヤブ山(矢代竜也 著)では根尾水鳥谷から三角点引尾(三等)の尾根を登って、中又谷へ下っている。往復7時間5分(同)

・私は2010年2月、当時入っていた山岳会で、根尾八谷から雷倉山頂付近にテント、翌日タンポ経由で小山(三等三角点)南の林道を経由して小津の集落に下りた。このとき僕らを見た小津の老婦人が、お疲れ様と言って油で揚げそのあと煮つけにした?熱熱のジャガイモの小玉を我々10数名にふるまってくれた。その美味しさとご婦人のおもいやりに感動した僕は7日後、神原屋のニッキ餅10個お礼にもっていった

・今回のタンポ、写真が少ないのが残念。左足首骨折で、長く山をお休みしている私、明後日ギブスがとれます。早く山に登りたい

 

計画図

ヤマップ軌跡

 

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カムエク No194 0401

2021-04-01 05:04:17 | 山登り

カムイエクウチカウシ山 1979m(以下「カムエク」)

2021年4月1日(木)→ 長編→ 写真25枚使用

 0329 No193で「 山小屋の値段ほか」で、〇〇こそ「本来の山登り」と紹介すると、一昨年アップした日高の山が一日で人気記事2位(1839峰)、3位(ペテガリ)を占めた

 そこで、2014年に神奈川のI氏と登った日高の「カムエク」も紹介します

 

★ ネットで調べたカムエク

 カムエクは、北海道日高山脈に属する山である。日本二百名山の一つに数えられる。名称はアイヌ語の「熊の転げ落ちる山」に由来する。登山家の間ではしばしばカムエクと略して呼ばれる

 避難小屋や整備された登山道がなく、山頂までの道のりも長いカムエクは、多くの登山者が二百名山最後の目標に設定している上級者向けの山です

 では、一緒に登りましょうか

 

札内ヒュッテに前泊(写真は7/12 4:11)

 

・私らが登ったのは2014年7月12~13日

初日4:57札内ヒュッテ出発~七の沢出合まで車道を歩く→ 登山靴から沢靴に履き替え~八の沢出合~14:24八の沢カールで登山靴(泊)[休憩込みで8時間27分歩く]

二日目5:17出発~山頂~テント撤収~17:44札内ヒュッテ着[休憩込みで12時間27分歩く]

 

4:57 札内ヒュッテから道路を2時間ほど歩く

6:21 ヒグマの糞?発見

7:17 河川敷を歩く

7:47 中洲の中を歩く

8:12 もうすぐ八の沢

8:47 八の沢出合の先行者のテント(後でわかるが〇幌やまびこのたかたかさん他1さん)

9:22 流木を越え歩く(帰りは川岸をあるくと楽だった)

10:24 雪の上も歩く

10:57 三股付近(標高1000m付近)

11:07 雪消える2:13 左岸側?を歩く

12:13 左岸側?を越える

13:51 もうすぐ八の沢カール(テント場)

13:58 八の沢カール手前の花

14:24 福大3人の慰霊碑に合掌

15:18 八の沢全景

15:19 向こうのテント、札幌の人がいて心強かった(ヒグマとはときどき遭遇しますと言われた)

・ヒグマに不安、もってきた焼酎(たちばな原酒38度くらい)を二人で800ccほど飲んで寝た

 

5:28 札幌の2人、先に出発

6:37 山頂手前のナイフリッジ

7:17 カムエク山頂(一等三角点)ザックは同行Iさんのもの

7:52 山頂から稜線を下り、八の沢カールへ左折(目印に赤布を付けた)、真っ直ぐいくとピラミッド峰

・今思い出した。この日の2人と山頂往復時に会わなかったけど、ピラミッド峰に行ったのか?、カールのテントは片付いていた

11:45 カールの方向を振り返る

17:44 無事に小屋着(私の80㍑ザックと愛用のレキストック)

 

☆ 反省など

・テント担いで八の沢カールで泊るよりも、八の沢出合でテント2泊してアタックザックで山頂を目指した方が楽だと思います。2泊目ヒグマが怖くて泊らずに帰る人もあるそうです

・我々はテント、食料、焼酎(1000cc)と八の沢カールまで持って上がったので、その荷物は行きも帰りも重たかった。特に二日目はザックの紐が肩に食い込み、帰りの車道で何度も休憩し、翌日みると肩に帯状の痣ができていました

・僕らが登るとき出会った2人(八の沢出合でテント張ったやまびこの人)は下山時八の沢カールでヒグマと遭遇し、40分ヒグマの移動を待ったそうです。たかたかさん、お元気ですか?1839峰は登られました?

・令和元(2019)年7月11日、29日にヒグマに襲われる事故発生、また(その年の)9月にも以下のとおり発生

2019年カムエクで死体発見 追記9.13

 カムエクにおいて、登山者が3日に男性遺体発見、男性(登山者)は警察に通報し、警察が翌9月4日9:45頃に1880m地点で遺体を確認しました。死亡理由は判明しておりません。遺体の両腕の一部が欠損していたとのこと。カムエクは今年に入ってヒグマによる登山者への襲撃事件が散見されます。この死因が滑落によるものか、ヒグマによるものかわかりません(中略)、遺体は千葉県の30歳男性

・上記2019年7月のヒグマの事故は2回とも八の沢カールとその付近(10分先)、9月は山頂手前

・過去の遭難に学ぶ カムエク八の沢カールヒグマ襲撃事件も参考に!!

 

☆ 200字以内で「カムエク」を紹介(岳人2014年10月号)

 

 

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