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北海道議会議員 沖田清志の‘ON’と‘OFF’

有珠山の思い出

2010-03-30 20:23:22 | インポート

 北海道代表の北照高校がベスト8進出! 車での移動中であったためラジオで聞いてた分(実況大袈裟すぎ・・)ハラハラドキドキでしたが、見事な勝利。この勢いで勝ち進んで欲しいと思います。(あまり実力をつけてもらうのも、ちょっと複雑ですが・・・。相変わらず、息子からは何の連絡もありません・・・)

 テレビを見ていたら明日は有珠山噴火から10年目とのこと。もうそんなに経つんだぁ、と当時を思い出しました。                 ちょうど衆院選目前で、選挙事務所に毎日詰めていましたが、党として現地支援も含めた対策本部を伊達市に設置。そこへ3日間ほど行ってきました。                                          高速道路を使うと、伊達市の少し手前で有珠山が正面に構えますが、真っ黒い煙モクモクのその姿を見て、おぃおぃ大丈夫かょ?、車に飛んできた石ぶつかったら直してもらえんだろうなぁ? なんて心配しながら、何度引き返そうと思ったか。とはいえ、避難所を回って実情把握や要望の聞き取り、市の対策本部へ掛け合ったりとなかなか経験できないことをさせてもらったなぁ。                        苫小牧でも樽前山という活火山を抱えてるとあっては、他人事ではありません。経験としていえることは、まず第一に`現地対策本部は本庁者に置かないこと´です。決してマスコミ批判をするわけでなく、テレビや新聞関係などいち早く情報伝達の必要性は理解できますが、駐車場は中継車が独占し、通常の来庁者の止めるところがありません。また、庁舎内はカメラのケーブルが何本も床を這い、蛸の足どころか、モズク状態でバリアフリーも何もあったものではありません。待合ロビーなどの椅子は、マスコミ関係者の仮眠や休憩でこれまた独占です。通常業務への影響などを考えると、やはり`別な場所´、ということになります。                                       次に大事に思ったことは、避難所の現状把握です。それ以前に、罹災者がどこに避難したのか、必ずしも近くの避難所にいるわけでもありませんし、市外の親類先の場合もあります。避難所にはどこの誰がいるのか把握することが前提であり、必要物資の要望や心のケアなども。しなければならないことはたくさんあります。                伊達市で感心したことは、その役目を市議会議員が担っていたこと。めまぐるしく入る情報処理やたくさんの要望、ボランティアの対応など、到底市の職員だけでは出来ません。市議会議員を振り分け、担当する避難所の情報等を毎日定時に議場に集まり報告。対応などを協議します。事前に決まっていたわけではないのに、できることはスゴイです。 果たして苫小牧では、そうできるでしょうか。いざというときのためには、今から話しておくべき課題と思ってます。                                              これらのことは当時、すぐに市の防災担当にお話をしましたが、果たして担当者の替わった今、引き継がれているでしょうか? 議会で一度取り上げてみなければならないかもしれません

 思い出は10年前だけではありません。今からさかのぼること30数年、はるか昔のことです。当時中学生だった沖田は、野球の全道大会出場で札幌へ。宿泊先での晩に雨が降ってきました。次の日の試合ができるかどうか心配で、窓を開けるとサッシがなぜかザラザラしてました。この年頃、ニュースなんて見るわけなく、そのときはすぐに気にもしませんでしたが、帰ってきて`有珠山噴火´を知りました。                                                何かと記憶に残る意味では、変な親近感を抱かせるお山です。 

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