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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 5977-5980

2024年03月18日 | 傘立て詩
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



5977
学校にエンクロージャーされた
土ぼこりの少年期
遊びに熱中する歌は無償だった



5978
慌ただしい青年期になると
世界が傾いて
こちらにあれこれ圧をかけ規制する



5979
言葉の幼年期には 詩は
世界への讃歌だった
言葉の青年期には 詩は不在への問いかけになった



5980
初めひとりひとりのものだった詩は
言葉の青年期には
専門詩人が登場しはじめる 詩の青年期



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