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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6148-6151

2024年04月29日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



6148
日々忙(せわ)しなく追いまくられて
時代の圧に
倒れた者たちもいただろう



6149
けれどこの変貌の光景は
半ば以上は
人間的必然のものと言えそうだ



6150
今日も風に煽(あお)られて
バタリバタリと
無念の木の葉が落ちる



6151
(ああしていれば良かったのに)
(それを拒めば良かったのにな)
風には無念の言葉たちが溶けている


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