詩『言葉の街から』 対話シリーズ
6613
(ああ 波が立っている)
波立っているね
さざ波のようだね
6614
ものが 見える 感じる
ぼくは飛び立つ
鳥となる 上空から見渡している
6615
捉えたものの画像が
目の奥に霞んでいく
イメージの川に沈んでいく
6616
たいていは ものや人を通り過ぎる
一瞬の匂いはある
また自分の足の自然な歩みに戻っている
6613
(ああ 波が立っている)
波立っているね
さざ波のようだね
6614
ものが 見える 感じる
ぼくは飛び立つ
鳥となる 上空から見渡している
6615
捉えたものの画像が
目の奥に霞んでいく
イメージの川に沈んでいく
6616
たいていは ものや人を通り過ぎる
一瞬の匂いはある
また自分の足の自然な歩みに戻っている