詩『言葉の街から』 対話シリーズ
6596
〈わからない〉ということは
何かのはじまりだ
まだ靄(もや)に包まれたままの朝
6597
きみは言葉の舟に乗り
とりあえず漕ぎ出す
言葉の風や水の匂いが色々寄せて来る
6598
〈わからない〉といっても
相手がきみに好感を持っているか
嫌っているかは わかる
6599
なぜそうなのか
相手の立つ森の奥の方は
簡単には〈わからない〉
6596
〈わからない〉ということは
何かのはじまりだ
まだ靄(もや)に包まれたままの朝
6597
きみは言葉の舟に乗り
とりあえず漕ぎ出す
言葉の風や水の匂いが色々寄せて来る
6598
〈わからない〉といっても
相手がきみに好感を持っているか
嫌っているかは わかる
6599
なぜそうなのか
相手の立つ森の奥の方は
簡単には〈わからない〉
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