詩『言葉の街から』 対話シリーズ
4273
人混みの中さあっと通り過ぎた
女(ひと)の放ったくうき
舞い上げた風とともにふわりと来る
4274
誰もが日々すれ違う
気にも留めない
ことに誰もふと気づいている
4275
そんなびみょうな言葉があり
日を浴びて
時には人の影に落ちていく
4276
概念になれない言葉以前の
感じや匂い
晴れた日のコンビニの前にも座り込んでいる
4273
人混みの中さあっと通り過ぎた
女(ひと)の放ったくうき
舞い上げた風とともにふわりと来る
4274
誰もが日々すれ違う
気にも留めない
ことに誰もふと気づいている
4275
そんなびみょうな言葉があり
日を浴びて
時には人の影に落ちていく
4276
概念になれない言葉以前の
感じや匂い
晴れた日のコンビニの前にも座り込んでいる