今日は西中国山地最高峰である、広島県安芸太田町の▲恐羅漢山~▲旧羅漢山を周回する事にした。
▲恐羅漢山は、昨日の▲深入山から大きく見えたが、スキー場造成により山肌が無惨にさらされていた。
今日は、そのスキー場付近からの出発である。
スキーリフト付近は下山時に歩くとして、まず夏焼峠まで登り、その稜線を伝って山頂に行くことにした。
山中は、スキー場開発とは無縁とばかりに、ブナ原生林をはじめとする落葉樹の新緑で萌えたぎっていた 。
〈白いスミレがいっぱい〉
〈ブナ林がいい感じでした〉
〈新緑が眩しい〉
〈西中国地方の最高峰になる▲恐羅漢山頂上〉
山頂の大岩に上がると南側が良く見えるが、残念ながら今日はやや春霞でボンヤリしている。
〈▲恐羅漢山頂上のパノラマ〉
〈登った▲十方山方面だろうか?〉
その後、▲恐羅漢山の奥にある▲旧羅漢山に向かった。
〈ブナの原生林が素晴らしい〉
その途中にあるブナ巨木や巨大杉などの樹林帯が、鬱蒼とした原始の姿を留めており素晴らしい。
▲旧羅漢山山頂は樹林で囲まれ展望はない。
山頂標識の隣に、三笠宮寛仁様の登山記念碑があった。
ここも近くに大岩がたくさんあり、その上に上がると180°の展望が望める。
〈▲旧羅漢山山頂付近には巨岩がいっぱい〉
〈ウラジロヨウラクの花かなあ?〉
〈ブナだけでなく杉の巨木もあった〉
〈▲恐羅漢山頂上方面の新緑が素晴らしい〉
〈やっぱりブナの新緑は素晴らしい〉
〈目に優しいブナ林の新緑〉
誰も来ない大岩の上で昼食後、引き返し再び▲恐羅漢山に戻った。
ここで、食事中の地元の方二名としばらく山談義で過ごした。
なお昨日も今日もだが、爆音轟かせながらこの辺りの上空をひっきりなしにジェット機が演習中であった。
伊勢志摩サミットを控えての訓練であろうが、のんきな山歩きの頭の上で、騒音甚だしい限りである。
下山は立山尾根をスキーリフトに沿って下っていると、今の時期は登山者より多くの山菜採りの人がいた。
その後、食事場所に困り、再び昨昼の深入山「食堂えぐち」に向かった。
ここで意気投合したのか大盛にしてくれた牛丼を食べた後、主人と二時間半も世間話に花を咲かせた。
オマケに明日の昼にちょうどよいと、冷凍のオハギ餅を二個もらった\(^^)/。
明日の▲春日山登山に備えて、今夜は匹見峡の道の駅で車中泊としました。