〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20160511 天下を取った気分を味わえる眺めの里山要塞〔▲本明山〕に登る

2016-05-11 | 〔2016中国エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は昼過ぎに雨上がり、夕方から晴れてくるという予報に、一か八か賭けてみた。

高い山は無理なので、標高が低くて短時間で登れる山として、選択したのが島根県江津市の▲本明山(417m)であった。

60kmほど距離があるが、14時30分に着けば良いので、ドライブにちょうどよい。

雨が上がるのが遅れ、13時30分頃にようやく浜田市辺りで雨が上がった。

〈浜田市の道の駅で今回初めて、日本海を目にした〉

〈島根県には温泉施設が多いようだ〉

〈この辺りでよく目にする山の木々〉

有福温泉の中から入って、その奥の細い農道をくねくねと走った。

 

〈途中で▲本明山の案内図のようであるが、よく分からない〉

細い農道を迷いながらも何とか登山口と思われる駐車場に着いたが、そこは民家の庭先であった。

これは初体験であるが、ガイド本にもそう書いてある。

民家の奥さんに挨拶をして、クルマを置かせてもらった。

〈昔懐かしい田舎の農家の佇まいである〉

〈登山口に手書きの登山案内図があった〉

〈雨上がりなので、当然スパイク長靴の出番である〉

〈何故か、霊験新たかな感じがしました〉

〈不気味な大木がお出迎えだ〉

登山道はよく整備され幅広いが、雨上がりで落葉が濡れて歩きにくい。

  

〈行く手に鳥居が鎮座していた〉

〈上に名水百選と表示がある水場、なるほど冷たく美味しい〉

〈また鳥居の先には石段がある〉

〈この石段を登れば山頂のようです〉

〈▲本明山山頂には、一段高く大岩がある〉

〈▲本明山山頂の大岩からのパノラマ〉

ここの大岩に立つと、「本明山のてっぺんに登りゃあ四方八方が見えてなあー。そうりゃあ天下を取ったような気分になれますけえなあー」と観光パンフレットに書かれている。

〈大岩からの眺め、んーなるほどでゴザルよ〉

  

〈ガスが幽玄で、なおよろしい!〉

〈山からもガスが沸き立っておるぞよ?〉

〈ここに本明城があったようだ〉

毎日ここからの景色を見下ろしていたら、天下を取ったお殿様気分に浸っていたのかもしれませなあ?

〈ガスが上がってきた南側の展望〉

〈異様な眼下の風景?〉

〈山からガスが沸き上がる〉

〈日本海側には、風力発電の風車が九基?〉

〈日本海側に日が傾き出しました〉

〈夕陽に染まり出した、益田市沖の日本海〉

余り遅くなると、クルマを停めさせてもらっている民家の奥さんが心配するといけないので、17時頃には山頂から下山しました。

下山後、クルマにあったスダチジュース二本を手土産に挨拶に向かい、奥さんに道の事を聞き出すと、ご主人も来られた。

お二人ともに上品でありながらも気さくな方で、山行旅行の話をすると驚かれました。

〈下山後、移動途中に見上げた▲本明山山頂方面〉

今夜はコンビニで夕食後、明日は雨上がり後の雲海撮影が期待できると思ったので、昨日行った八幡湿原公園の駐車場で車中泊としました。

 


20160510 若き時代の撮影地を再訪、雨の止み間に〔八幡湿原〕でフォトトレッキング

2016-05-11 | 〔2016中国エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は昼頃から本降り予報で、朝方は降っていなかった。

場所柄、若き時代に写真撮影に何度か訪れた記憶がある。

今日の天気では山登りは無理なので、予定通りフォトトレッキングとして撮影地であった芸北の八幡湿原尾崎沼に行くことにした。

最初訪れたのは、その後に整備された八幡湿原公園だろうか?、以前に記憶にない建物や道路が有った。

  

〈八幡湿原公園周辺には、菜の花が咲き乱れていた〉

  

〈▲掛頭山~▲臥龍山方面山麓の八幡原集落だろうか?〉

 

撮影地であった尾崎沼に近づいて来ると、曲がり角も駐車場も記憶が甦ってきた。

終点にいた地元の花農園をやっている管理人風のオジサンと話をして、クルマを停めさせてもらった。

以前には、晴れの5月連休中と11月後半の降雪時に来たことがありました。

その時は連休中にも関わらず、ほとんど人気が在りませんでした。

こちらは、写真通の人たちに好まれる穴場なのです。

自然保護の為か、余り案内の看板も無いように感じました。

愛想の良いオジサンもチラッとそう言いたげでした。

今日は雨だけが気がかりであったが、登山ではないので身軽な格好で出発した。

〈熊チャンの看板もありました〉

雨上がりの方が色鮮やかであります。

〈今日は足元悪いので、当然スパイク長靴に熊鈴とラジオを持参〉

撮影地再訪No1 八幡湿原]

〈ひっそりとした新緑の尾崎沼〉

〈新緑が湖面に映える〉

 

〈ツツジが咲き出していました〉

〈小さな花が色々ありました〉

〈水辺に咲いてたリュウキンカだろうか?〉

〈ここに降り積もった雪景色に記憶が甦ってきた〉

〈ここも、木々に降り積もった雪景色が見事でした〉

 

なお、平成九年の年賀状に使用した写真はコチラになります。

〈平成九年の年賀状、11月下旬突然の降雪時に訪れた尾崎湿原〉

 

〈ひっそり静まり返った、新緑の湿原風景〉

〈ギンリョウソウが、あちこちに目玉を出していました〉

〈雨に濡れたツツジが艶やかでした〉

〈新緑がリズムを奏でます〉

この頃になって、急に雨が降って来ました(>_<)。

急いで歩き出していると、ちょうど沼を一周したのか、駐車場のクルマが見えてきました。

大濡れする前に、帰って来れたのは幸運でした。

慌ててクルマに入り、食事を食べて一服しました。

 

〈登山口付近から見上げた新緑の▲臥龍山の山腹〉

〈芸北の民家という看板が掛かっています〉

〈菜の花と山ツツジのコラボが色鮮やか〉


 

続いて、車道が山頂まで通じている▲掛頭山に走ってみました。

雲海撮影に何度か訪れたことがありました。

〈山頂方面はガスって見えない▲掛頭山の山腹〉

この山もブナの木があります。

  

〈ガスに煙る木々もフォトジェニックであります〉

山頂には、堂々とアンテナが立っています。

    

  

〈天然記念物カシワらしいです〉

ここ▲掛頭山は、雲海撮影で有名です。

今日は残念ながら、ガスの中でがす。

〈確かこの辺りから雲海撮影した記憶が有ります〉

〈こんな巨木も有ります〉

〈新緑にツツジが映えます〉

〈その後は、ずっと雨が降っています〉

〈中国エリアの民家は、こういう赤茶色の石州瓦が定番です〉

ひととおりの撮影を終え移動、美都温泉に入浴し隣の建物で夕食、近くの道の駅で車中泊としました。

連休も終わり、閑散としていました。

明日も午前中は雨が残りそうであります(>_<)。