今日は昼過ぎに雨上がり、夕方から晴れてくるという予報に、一か八か賭けてみた。
高い山は無理なので、標高が低くて短時間で登れる山として、選択したのが島根県江津市の▲本明山(417m)であった。
60kmほど距離があるが、14時30分に着けば良いので、ドライブにちょうどよい。
雨が上がるのが遅れ、13時30分頃にようやく浜田市辺りで雨が上がった。
〈浜田市の道の駅で今回初めて、日本海を目にした〉
〈島根県には温泉施設が多いようだ〉
〈この辺りでよく目にする山の木々〉
有福温泉の中から入って、その奥の細い農道をくねくねと走った。
〈途中で▲本明山の案内図のようであるが、よく分からない〉
細い農道を迷いながらも何とか登山口と思われる駐車場に着いたが、そこは民家の庭先であった。
これは初体験であるが、ガイド本にもそう書いてある。
民家の奥さんに挨拶をして、クルマを置かせてもらった。
〈昔懐かしい田舎の農家の佇まいである〉
〈登山口に手書きの登山案内図があった〉
〈雨上がりなので、当然スパイク長靴の出番である〉
〈何故か、霊験新たかな感じがしました〉
〈不気味な大木がお出迎えだ〉
登山道はよく整備され幅広いが、雨上がりで落葉が濡れて歩きにくい。
〈行く手に鳥居が鎮座していた〉
〈上に名水百選と表示がある水場、なるほど冷たく美味しい〉
〈また鳥居の先には石段がある〉
〈この石段を登れば山頂のようです〉
〈▲本明山山頂には、一段高く大岩がある〉
〈▲本明山山頂の大岩からのパノラマ〉
ここの大岩に立つと、「本明山のてっぺんに登りゃあ四方八方が見えてなあー。そうりゃあ天下を取ったような気分になれますけえなあー」と観光パンフレットに書かれている。
〈大岩からの眺め、んーなるほどでゴザルよ〉
〈ガスが幽玄で、なおよろしい!〉
〈山からもガスが沸き立っておるぞよ?〉
〈ここに本明城があったようだ〉
毎日ここからの景色を見下ろしていたら、天下を取ったお殿様気分に浸っていたのかもしれませなあ?
〈ガスが上がってきた南側の展望〉
〈異様な眼下の風景?〉
〈山からガスが沸き上がる〉
〈日本海側には、風力発電の風車が九基?〉
〈日本海側に日が傾き出しました〉
〈夕陽に染まり出した、益田市沖の日本海〉
余り遅くなると、クルマを停めさせてもらっている民家の奥さんが心配するといけないので、17時頃には山頂から下山しました。
下山後、クルマにあったスダチジュース二本を手土産に挨拶に向かい、奥さんに道の事を聞き出すと、ご主人も来られた。
お二人ともに上品でありながらも気さくな方で、山行旅行の話をすると驚かれました。
〈下山後、移動途中に見上げた▲本明山山頂方面〉
今夜はコンビニで夕食後、明日は雨上がり後の雲海撮影が期待できると思ったので、昨日行った八幡湿原公園の駐車場で車中泊としました。