今日は五月晴れ予報で、昨日▲羅漢山で出会った福岡の青年と同じく、▲寂地山を目指した。
〈田植えの終わった田んぼに新緑が映る〉
登山コースについて、駐車場にいた人に聞いていると、側を福岡の青年が目配せしながら先に出発したようだ。
五竜の滝を辿って▲寂地山に登っていくコースを勧められ、折角なのでそうすることにした。
ただ、ガイド本の紹介コースではないので、もう彼には会わないかもしれないなあ、と思いながら出発した。
〈五竜の滝方面への入口〉
〈滝の轟音が轟く〉
〈滝の最後に最低高さ160cmの岩の隊道を抜ける〉
その後、新緑の森の中を寂地峡の小さな渓流がしばらく続く。
〈グウグウ鳴くのは、カジカでしょうか?〉
新緑と渓流のリズムがマッチしています。
渓流沿いの緩やかな登りが終わり、急登で稜線に取りつきました。
〈稜線では、ブナやナラの落葉樹の新緑が清々しい〉
〈イワカガミの花が一株だけ、目につきました〉
〈なだらかな稜線歩きです〉
この山は、ほとんど展望がありません。
その中で一ヶ所だけ、眺望がきくところが有りました。
またしばらく森の中を、山頂に向けて歩いていきます。
〈だんだん太いブナも出てきました〉
例年は連休ごろに満開のカタクリは、既にほとんど終わり、この山頂稜線全体で7~8輪ほどだったようです。
惜しいことに、二週間前にこの辺りを通った時が満開だったようです。気が着かなかったなあ(;_;)/~~~。
〈何とか頑張って、残っていてくれたカタクリの花〉
〈山頂手間の林道登山口への分岐点広場〉
〈新緑にブナがよく似合う〉
〈花は少なくとも、多くの登山者がここ▲寂地山山頂に集う〉
山頂のやや奥で、残っていてくれたカタクリの花が5~6輪有りました。
〈今日一番のモテモテのカタクリの花〉
〈緑の中に小さな花も有ります〉
下山は、犬戻りの滝方面へ、下っていきました。
やはり、福岡の青年と会うことは有りませんでした。
彼は今夜帰ると言っていたので、こちらの林道コースを往復して、残念ながら既に下山したのでしょう。
なお、中国エリアの山々は、湧き水が少ないように感じていました。
これは、ブナ林など保水力のある原生林が少ないためと思えるのであります。
〈ここには有りました、湧き水を見るのは久々です〉
〈犬も後退りしたという、犬戻りの滝〉
〈マイナスイオンたっぷりで気持ちいい〉
その後は、林道を歩いて帰って来ました。
〈林道から見上げた右から▲寂地山と▲右谷山〉
登山コースとしては、勧められた五竜の滝を見て寂地峡を登り、犬戻りの滝方面への下山がベストであります。
下山後は、再び泊まった道の駅で入浴、夕食後、そのまま車中連泊としました。