原発避難計画“避難所狭い”NHK
原発避難計画“避難所狭い”
九州電力玄海原子力発電所の事故に備える避難計画をめぐり、計画の点検を行っている市民グループが記者会見を開き、避難先となる自治体の避難所で想定されている1人あたりの面積が、2平方メートルしかなく、長期化することが避けられない原発事故に備える計画としては不十分だと訴えました。
記者会見を開いたのは、佐賀市の市民グループ、「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」で、原発30キロ圏外の自治体が、避難してくる人たちの受け入れをどのように行うのか、調査を行っています。
記者会見で、市民グループは、これまでに行った7つの市と町の調査で明らかになったこととして避難所で想定されている1人あたりの面積が2平方メートルしかなく、長期化することが避けられない原発事故に備える計画としては不十分だと訴えました。
また、市民グループは、▽いずれの自治体も、通路の面積を考慮していない上▽自治体によっては、避難所に、公民館の事務室や調理室も含めて想定しているケースもあり、1人あたりの実質的な面積はさらに狭くなると訴えています。
市民グループは、今後、佐賀県に対し、避難計画の見直しを求める要望書を提出するとしています。
05月19日 13時55分
原発避難計画“避難所狭い”
九州電力玄海原子力発電所の事故に備える避難計画をめぐり、計画の点検を行っている市民グループが記者会見を開き、避難先となる自治体の避難所で想定されている1人あたりの面積が、2平方メートルしかなく、長期化することが避けられない原発事故に備える計画としては不十分だと訴えました。
記者会見を開いたのは、佐賀市の市民グループ、「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」で、原発30キロ圏外の自治体が、避難してくる人たちの受け入れをどのように行うのか、調査を行っています。
記者会見で、市民グループは、これまでに行った7つの市と町の調査で明らかになったこととして避難所で想定されている1人あたりの面積が2平方メートルしかなく、長期化することが避けられない原発事故に備える計画としては不十分だと訴えました。
また、市民グループは、▽いずれの自治体も、通路の面積を考慮していない上▽自治体によっては、避難所に、公民館の事務室や調理室も含めて想定しているケースもあり、1人あたりの実質的な面積はさらに狭くなると訴えています。
市民グループは、今後、佐賀県に対し、避難計画の見直しを求める要望書を提出するとしています。
05月19日 13時55分