規制委、9月までの結論困難
関西電力大飯原発での3回目の断層調査を終え、記者の質問に答える原子力規制委の島崎邦彦委員長代理=28日午後、福井県おおい町
原子力規制委員会の調査団は28日、2日間にわたる関西電力大飯原発(福井県)の3回目の断層調査を終えた。終了後、島崎邦彦委員長代理は、運転中の3、4号機が定期検査入りする9月までに結論をまとめるのは困難との見通しを示した。
規制委は、新基準との適合性を評価して9月まで運転継続を認めたが、断層は評価の対象外。関電は定検後の再稼働を目指し安全審査を申請しているが、規制委は断層調査の一定の見解がまとまるまで審査を進めない方針のため、開始が遅れる可能性が出てきた。
調査団は、今回参加できなかった有識者2人が別日程で現地調査した上で、評価会合を開き、結果を議論する。(共同通信)
【 2013年07月28日 19時10分 】
関西電力大飯原発での3回目の断層調査を終え、記者の質問に答える原子力規制委の島崎邦彦委員長代理=28日午後、福井県おおい町
原子力規制委員会の調査団は28日、2日間にわたる関西電力大飯原発(福井県)の3回目の断層調査を終えた。終了後、島崎邦彦委員長代理は、運転中の3、4号機が定期検査入りする9月までに結論をまとめるのは困難との見通しを示した。
規制委は、新基準との適合性を評価して9月まで運転継続を認めたが、断層は評価の対象外。関電は定検後の再稼働を目指し安全審査を申請しているが、規制委は断層調査の一定の見解がまとまるまで審査を進めない方針のため、開始が遅れる可能性が出てきた。
調査団は、今回参加できなかった有識者2人が別日程で現地調査した上で、評価会合を開き、結果を議論する。(共同通信)
【 2013年07月28日 19時10分 】