大川原有重 春夏秋冬

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原子力防災指針 基準正式決定

2013-03-01 14:20:00 | 原子力関係
原子力防災指針 基準正式決定 NHK

原子力発電所の事故に備えた防災指針を見直している国の原子力規制委員会は、ヨウ素剤の事前配布や住民が避難を始める新たな放射線量の基準などを正式に決めました。
防災指針の見直しについては「放射線量の基準を下げるべきだ」などの意見が国民から3000件あまり寄せられましたが、指針へはほとんど反映されませんでした。
原子力規制委員会は、去年10月に決定した、新たな防災指針を見直して、原発からおおむね5キロ以内では、甲状腺の被ばくを抑える「ヨウ素剤」を家庭に事前に配った上で、放射性物質の放出前に避難することや、5キロから30キロの範囲では測った放射線量が1時間あたり500マイクロシーベルトに達した地域から避難することを新たに盛り込みました。
防災指針の見直しについて、先月末から2週間、国民の意見を募集した結果「ヨウ素剤を事前に配る範囲が狭すぎる」、「放射線量の基準を下げるべきだ」など、あわせて3155件が寄せられました。
これに対して規制委員会は「原発事故の教訓を踏まえ適切な検討を行った」として指針へはほとんど反映させず、見直しはほぼ原案どおりに決定しました。
原発の30キロ圏内の自治体は、3月18日までに地域防災計画の見直しを迫られますが、指針の作業が1か月ほど遅れたため、自治体からは避難先や避難の方法が決められない、といった意見が出ています。

02月27日 16時03分

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