大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

力強いふくしまの子ども 安積一小校長酒井、創作絵本を制作

2013-03-12 15:30:00 | 原子力関係
力強いふくしまの子ども 安積一小校長酒井、創作絵本を制作

 福島県郡山市安積一小校長の酒井祥二さん(59)は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後も夢と希望を持って前に進む子どもを主人公とする創作絵本「ふくしまの子ども」(民報マイブック)を制作した。11日に発刊する。
 震災と原発事故に見舞われた浜通りの少女が主人公。最愛の兄を失いながらも懸命に生きる。古里を奪った放射性物質に関する研究の道に進み、ノーベル賞を獲得するという物語だ。苦しみに正面から向き合い、逆境を目標に変えて力強く進もうとのメッセージを込めた。
 酒井さんは震災前に絵本3冊を自費出版している。万引やいじめ、無縁社会を題材に道徳教育に役立つ物語を手掛けてきた。震災後は気持ちが晴れず、新しい話を書くゆとりがなかったという。
 しかし、「震災と原発事故の事実を風化させず後世に伝えたい。子どもに困難を乗り越え、夢をかなえてほしい」と願い、再び筆を執った。絵は福島市在住のイラストレーターいとうみわこさんが手掛けた。
 A4判横でフルカラー32ページ。定価は1260円。3千部発行し、県内書店で販売する。

2013/03/11 10:12 福島民報

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