大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

能 朝長

2010-02-04 10:00:00 | 能・歌舞伎
 昨日は国立能楽堂で 『能 朝長』 を観ることができました。『平治物語』を題材にした演目です。前シテは「青墓の遊女宿の長者、女主人」で後シテは「源朝長」(若冠16歳の若武者)。
前場と後場でシテの役が異なる演目です。女主人の能衣装はとても絢爛豪華で、言葉に形容できないくらい美しいものでした。日本の能衣装の素晴しさは世界最高だと改めて思いましたね。心で舞い、心で謡うお能は何度観てもいいですね。かなり長い曲目でしたが、とても楽しく濃縮された時間を過ごすことができ,幸せな気分になりました。(時々居眠りしてしまいましたが、『能 朝長』 は正面席のほうがよさそうですね。)

 休憩時間に『能楽師 関根祥六、祥人、祥丸 芸三代 心を種として (小学館スクエア)』を買い求めました。昨年も一冊購入し、5、6回読んでいたのですが、今回同じ本を買い求めてしまいました。定価3000円。とてもクオリティの高い能楽入門書だと自分は思います。日本の伝統文化を理解する上で、とても参考になります。良かったら本屋さんで手に取ってみてください。写真も文章も素晴しいですよ。


狂言 節分(せつぶん) 高澤祐介(和泉流)

能  朝長(ともなが) 浅見真州(観世流)

             
                                          浅見真州さん

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