☆ て げ て げ ( 大 概 大 概 ) ☆彡より転載
◆2012/07/18(水) モリブデンとテクネチウム

東電福島の原発事故は、事故の規模、放出された放射能、被曝者
の数、どれをとっても、チェルノブイリを遥かにしのぐ激甚災害である。
「いや、チェルノブイリ以下だ」 などと言う人間は、認識不足の脳天気
か、原発マフィアのパシリかシンパだと鷲は断定する。
東京電力福島の原発事故は4基の原発が大爆発し、大量の放射能
が放出され、それが今もって収束していない! という亡国の惨事だ。
これだけの大事故・大災厄が発生すれば、国家滅亡は必然である。
実際、チェルノブイリの原発事故をかろうじて収束させても、ソ連邦は
瓦解し、消滅した。
さて…、
東京電力福島第一原発の激甚災害。この「行く末を占う」という一点
に論点を絞れば、最も重要な事実 は、何基かの原子炉が炉心溶融
=メルトダウンどころか、メルトスルーし、メルトアウトしたという現実
である。
この100トン近い核燃料が圧力容器
から格納容器の外にメルトアウトした
あとは、どーなるか?
原子炉の外に飛び出した核燃料は、
土圧・地圧によって団子状になって、
メルトクラッシングという小爆発を繰り
かえすようになる。
そのたびに猛烈な蒸気を地上に噴き
上げる!
この「間欠蒸気温泉」みたいな蒸気の
噴出の様子は、ライブカメラに何度も
何回も放映されている。
アレは大規模ではない小規模で間欠
的な水蒸気爆発が起きていたのだ。
もうひとつ、大変に重要な事実 がある。
昨年7月16日の常陽新聞によると…、
「つくば市の気象庁気象研究所が、モリブデンとテクネチウムを大気中
で検出した」 というのである。
これは、モリブデンとテクネチウムが、東電福島から170kmも離れた
筑波まで飛んできた! ということなので、大変なことなのだ。
どう大変なことなのか? …は、長くなったので稿を改めて書きたい。
◆2012/07/18(水) 原発の地下に「ミニ太陽」が…
モリブデンとテクネチウムという核種が、東京電力の福島第一原発から
筑波まで飛んできたという大変な事実。これはどーゆー意味なのか?
先ず、モリブデンの融点は2623℃で、沸点は4639℃。
テクネチウムの融点は2157℃で、沸点は4265℃。
両核種とも、融点、沸点が非常に高い。
沸点とは沸騰点のことで、原子炉内の温度が5000℃!近くになって、
テクネチウムやモリブデンが液体化して、さらに沸騰して蒸気になった。
つまり気化した。気体になったのだ。
気体になたから、風に乗って、筑波まで飛んでいった! というワケ。
ちなみに、プルトニウムの融点は640℃、沸点は3228℃。
プルトニウムも、当然、気化して気体になった。
そうして偏西風に乗ってアメリカ大陸まで飛んでいったのだ。
さて、大変な事実というのは、原子炉からメルトアウト(脱落)した核種
が大変な高温、いや超高温になった! ということだ。
太陽の表面温度は6000℃だから…、
何基かの原子炉の地下部分が「太陽」になっている! ということだ。
そのため、テクネチウムが融けて、沸騰して、気化して、気体になって、
筑波はおろか、アメリカまで飛んでいったのである。
なぜ? どうして太陽のような超高温の状態になったのか?
原子炉からメルトアウト(脱落)した核燃料が「団子」になったからだ。
そうして「自発核分裂」が起こった。この反応が連続的に発生し超高温
になったワケだ。
そのよーにして…、
超高温になった団子状の「ミニ太陽」は、今も原発の地下にある!
◆2012/07/18(水) モリブデンとテクネチウム

東電福島の原発事故は、事故の規模、放出された放射能、被曝者
の数、どれをとっても、チェルノブイリを遥かにしのぐ激甚災害である。
「いや、チェルノブイリ以下だ」 などと言う人間は、認識不足の脳天気
か、原発マフィアのパシリかシンパだと鷲は断定する。
東京電力福島の原発事故は4基の原発が大爆発し、大量の放射能
が放出され、それが今もって収束していない! という亡国の惨事だ。
これだけの大事故・大災厄が発生すれば、国家滅亡は必然である。
実際、チェルノブイリの原発事故をかろうじて収束させても、ソ連邦は
瓦解し、消滅した。
さて…、
東京電力福島第一原発の激甚災害。この「行く末を占う」という一点
に論点を絞れば、最も重要な事実 は、何基かの原子炉が炉心溶融
=メルトダウンどころか、メルトスルーし、メルトアウトしたという現実
である。
この100トン近い核燃料が圧力容器
から格納容器の外にメルトアウトした
あとは、どーなるか?
原子炉の外に飛び出した核燃料は、
土圧・地圧によって団子状になって、
メルトクラッシングという小爆発を繰り
かえすようになる。
そのたびに猛烈な蒸気を地上に噴き
上げる!
この「間欠蒸気温泉」みたいな蒸気の
噴出の様子は、ライブカメラに何度も
何回も放映されている。
アレは大規模ではない小規模で間欠
的な水蒸気爆発が起きていたのだ。
もうひとつ、大変に重要な事実 がある。
昨年7月16日の常陽新聞によると…、
「つくば市の気象庁気象研究所が、モリブデンとテクネチウムを大気中
で検出した」 というのである。
これは、モリブデンとテクネチウムが、東電福島から170kmも離れた
筑波まで飛んできた! ということなので、大変なことなのだ。
どう大変なことなのか? …は、長くなったので稿を改めて書きたい。
◆2012/07/18(水) 原発の地下に「ミニ太陽」が…
モリブデンとテクネチウムという核種が、東京電力の福島第一原発から
筑波まで飛んできたという大変な事実。これはどーゆー意味なのか?
先ず、モリブデンの融点は2623℃で、沸点は4639℃。
テクネチウムの融点は2157℃で、沸点は4265℃。
両核種とも、融点、沸点が非常に高い。
沸点とは沸騰点のことで、原子炉内の温度が5000℃!近くになって、
テクネチウムやモリブデンが液体化して、さらに沸騰して蒸気になった。
つまり気化した。気体になったのだ。
気体になたから、風に乗って、筑波まで飛んでいった! というワケ。
ちなみに、プルトニウムの融点は640℃、沸点は3228℃。
プルトニウムも、当然、気化して気体になった。
そうして偏西風に乗ってアメリカ大陸まで飛んでいったのだ。
さて、大変な事実というのは、原子炉からメルトアウト(脱落)した核種
が大変な高温、いや超高温になった! ということだ。
太陽の表面温度は6000℃だから…、
何基かの原子炉の地下部分が「太陽」になっている! ということだ。
そのため、テクネチウムが融けて、沸騰して、気化して、気体になって、
筑波はおろか、アメリカまで飛んでいったのである。
なぜ? どうして太陽のような超高温の状態になったのか?
原子炉からメルトアウト(脱落)した核燃料が「団子」になったからだ。
そうして「自発核分裂」が起こった。この反応が連続的に発生し超高温
になったワケだ。
そのよーにして…、
超高温になった団子状の「ミニ太陽」は、今も原発の地下にある!