東電に寺院移転を要求=原発事故で17住職-福島より転載
東京電力福島第1原発事故で寺院が放射性物質に汚染された福島県南相馬市など8市町村の住職らが9日までに、東電に対して寺院の移転や墓地の造成などを盛り込んだ要求書をまとめた。県内外に散った檀家(だんか)が先祖を供養できない現状を早期に打開するため、経営責任者が直接交渉に応じるよう求めており、東電に郵送した。
同原発から30キロ圏内の南相馬市、浪江、双葉町などにある真言宗寺院の住職17人でつくる「東電原発事故被災寺院復興対策の会」(半谷隆信会長)が作成した。直接交渉については、21日までの回答を求めた。
高濃度の放射線に汚染された区域の寺院では、代替地を確保して寺院と墓地の移転を要求。移築する際、本堂などの建物や墓石を十分に除染するよう求めた。また、代替地の確保が困難な場合は、一定の地域に複数の寺院をまとめて「寺町」を構成することや、広大な霊園墓地を造成することを提案している。(2012/06/09-05:59)jiji.com
東京電力福島第1原発事故で寺院が放射性物質に汚染された福島県南相馬市など8市町村の住職らが9日までに、東電に対して寺院の移転や墓地の造成などを盛り込んだ要求書をまとめた。県内外に散った檀家(だんか)が先祖を供養できない現状を早期に打開するため、経営責任者が直接交渉に応じるよう求めており、東電に郵送した。
同原発から30キロ圏内の南相馬市、浪江、双葉町などにある真言宗寺院の住職17人でつくる「東電原発事故被災寺院復興対策の会」(半谷隆信会長)が作成した。直接交渉については、21日までの回答を求めた。
高濃度の放射線に汚染された区域の寺院では、代替地を確保して寺院と墓地の移転を要求。移築する際、本堂などの建物や墓石を十分に除染するよう求めた。また、代替地の確保が困難な場合は、一定の地域に複数の寺院をまとめて「寺町」を構成することや、広大な霊園墓地を造成することを提案している。(2012/06/09-05:59)jiji.com