大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

野村克也さん 18

2010-02-24 17:00:00 | 日記
「進むときは上を向いて進め。暮らすときは下を向いて暮らせ」
これは私が自分自身への戒めにしていることでもある。仕事において目標を高く置き、より高みを目指すのは非常に大切だ。だが、上ばかり向いていると、自信が過信やうぬぼれになっていることに気がつかない。
だから、ふだんは下を向いて暮らすべきなのである。下を見れば、自分より貧しくつらい目に遭っている人、苦境にあえいでいる人もたくさんいる。あらためて自分がいかに恵まれているのか、どれだけ幸せなのかということに気づく。当然、感謝する心も生まれるし、他人に対してやさしくできるのである。

白洲正子の言葉 9

2010-02-24 12:00:00 | 日記
旅枕という詞が生れるまでには、旅心、旅姿、旅住い、旅疲れ、旅づと、旅の宿り等々、旅に関する熟語は無数に存在した。巡礼も旅なら、人生も旅である。イザナギ・イザナミの昔から、神武天皇も、ヤマトタケルも天照大神も伊勢に鎮座するまでには諸国を遍歴した。「貴種流離譚」のみか、老いも若きも、尊きも卑しきも、現代に至るまで日本人の放浪癖は少しも改ってはいないのである。

「旅枕」 「夕顔」