１１月８日（木）
我がＭＰ＝日本モーゲージプランナーズ協会が、いよいよ次の段階にステップアップしプレス発表されました。詳しくは以下をご覧下さい。「日本モーゲージプランナーズ協会、米国モーゲージ協会と提携調印へ！」
住宅ローンのアドバイスと斡旋資格取得のためのモーゲージプランナーの育成・支援を行う日本モーゲージプランナーズ協会（東京都文京区 吉田貴彦理事長）では、このたび、米国モーゲージブローカー協会（アメリカ合衆国ヴァージニア州、ジョージ・ハンジンマノリス会長）と相互協力に関する協定を締結することとなり、11月4日（現地時間）、アメリカ ラスベガス、MBMグランドホテルにて調印式を行いました。この提携により今後、① 世界基準の資格を目指す② 教育内容の相互研鑽③ 倫理規定やコンプライアンスについての相互の研鑽④ 日米双方を舞台とするビジネス環境の醸成を目指すこととなります。
日本モーゲージプランナーズ協会は、2006年7月、モーゲージプランナーの提唱者である中央大学地域住宅ローン不動産研究プロジェクト責任者(当時) 、経済学部教授、井村進哉氏が中心となり、産学協同機関である中央大学研究開発機構のシニアモーゲージプランナー（SCMP）養成第2期研修会の修了の日に、修了生を発起人として発足しました。
日本ではこれまで、住宅購入者のほとんどが住宅金融公庫等の公的ローンを利用してきましたが、住宅金融公庫は2007年3月末で廃止され、4月には独立行政法人・住宅金融支援機構に移行し、従来の公的融資がなくなりました。これにより、住宅ローンの借り手は自ら民間企業の提供する多数の住宅ローンの中から最も自分に適した住宅ローンを選択することになりました。
しかし、住宅ローンの仕組みや手続きは複雑で、金利のリスク、借りすぎのリスク等様々なリスクを伴います。この様な状況下で、一生のうちで何度も住宅ローンを借りる事のない消費者が自分に合ったローンを選択する事は必ずしも簡単ではありません。
これを受けて、日本モーゲージプランナーズ協会は、利用者を住宅ローンのリスクから守るために、中立・公正な立場から住宅ローンをアドバイスし、利用者にふさわしいローンの選択肢を斡旋できる住宅ローンのプロとしてのモーゲージプランナーを育成・支援すると同時に、資格化を目指すこととなりました。
また、2008年2月からは、モーゲージプランナー資格認定試験を導入し、住宅ローンの顧客に対するコンサルティングに加え、日本のモーゲージプランナーがより専門的にローン契約の実務にも踏み込み、消費者の為だけでなく金融機関をはじめ、住宅性能評価機関、保険業者、登記業者などの専門業者との仲立ちを通じて住宅ローンの仲介を行い、それらの業務を通じたビジネス基盤を形成していく予定です。
このように、ＭＰは次の段階に突入しました。来る１０日には大阪でのＭＰ通学講座が始まり、ＭＰの仲間が続々と増えて行きます。今後が益々楽しみです。