シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0130■おいらの新年 

2006-01-02 | 猫の海外暮らし
2006年なんだってな?おめでとーだニャン。オークランドは天気もいいし、寒くもないし、いい感じだぜ。
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新年って言われても、おいらにゃ関係ない。
年によっては、
「新年だからね~。さぁ、食べて、食べて♪」
と、豪華な尾かしら付きの(あっ、頭と尻尾の間に身も付いてる、めったに出てこない方のヤツね)魚が出ることもある。
(新年だってこの通り。マイペースさ!→)

でも、今年はなかった。
新年の前に買い物行ったりしてたんだけどね。忘れたのか、見つかんなかったのか、おいらたちが前ほど喰わなくなったから、もったいないと思ったのか。

まっ、四つ足だから、なくてもがっかりはしないさ。
あっても飛び上がって喜んだりしないけど。あれば喰うし、なければあるものを喰う。いつも同じさ。おいらたちって、一緒に住むにはワルくないだろう?
「アレしろ、コレしろ」
なんて言わないぜ。

今年ちょっと違うのは、夜になると全員がソファーに座ってテレビを見てること。よっぽど面白いらしくて、ご飯を食べるとみんなが集まってきて、あーだこーだ言いながらけっこう長い間見てる。ラグビー以外じゃ、こんなの珍しいんだ。

で、おいらはラグビーのときと同じように、アイツのひざの上でゴロニャン。
のどや背中を掻いてもらってけっこう満足。テレビ万歳、新年万歳だ。こんなんで喜んでるんだから、なっ? やっぱり一緒に住むにはワルくないだろう?
(つづく)