ブダペストはハンガリーの首都で、人口は174万人。街の美しさから「ドナウの真珠」とも言われ、ドナウ川を挟んで西側がブダ地区であり、東側がペスト地区といいます。もともと別の町だったものが19世紀に合併して現在の町「ブタペスト」になりました。ハンガリーは遊牧民を祖先とするマッジャル民族の地で、ウラル山脈の東方から移動してきた民族によって築かれたという。幾多の歴史と変遷にさらされながらも、豊かな歴史と文化を育んできました。ラテン系やスラブ系の国に囲まれ、混血が進み、容姿からアジアを連想することが難しいようですが、それでも自分たちのルーツに誇りをもっているとのことです。性が名前の前にきたり、赤ちゃんに蒙古班があったりで、何か親しみをもつ国です。
6/20(木)、ベオグラード→ハンガリーへの列車での移動の日です。5:00起床、ホテル発6:00、駅まで15分。今日も快晴、暑いゾ!!と覚悟。6:45、実に予定出発時刻ピッタリに列車が動き出しました。でも、疑心暗鬼と言った感じですが、イイことには積極的に肯定することにしよう。指定席はガラガラ(5%ぐらいかな)、寝台車の方に行ってみましたが、人はマバラです。日本の業者を通して買わなくても、今の時期なら大丈夫ということが実証できました。列車は、マチを通過するときはスロースピードで、郊外に出ると普通に走ります。駅も、小さな駅ばかりで、人の乗り降りも多くはありません。
ベオグラードの駅構内です。
11時頃、ベオグラード側の国境のマチに着くと、
パスポートとキップのチェックがあります。
日本で買ったチケット。5600円也。
+手数料1500円+宅配料1500=8600円に。
この時点では、直接現地で購入することをおススメします。
+3000円は安心料と考えてー。
この間、列車のエンジンが止まり、エアコンもストップになるのです。30℃↑の列車の中でモンクも言わず・言えず30分ほど待たされました。列車が動くとエアコンが効きますが、一度高くなった車内を少しぐらい冷やしてもあまり効果なしです。
ここからも冷気が出てくるのですがー。暑い!
ここで、セルビアの人たちは半分ほどおり、車内は一段と閑散となりました。そしてまた30分程してハンガリー側のチェックです。その間もエアコンストップです。今度は、少ししてエアコンが付きましたが、暑いのには変わりありません。ハンガリー側では、少しの客が乗り込みました。警察は、一人ひとりの荷物確認です。ナルホド、テロ対策だな?と一人で納得です。「棚にある荷物、あなたのですか?」と。「Yes!」。ー旅行者には実にフレンドリーです。ある青年が、小さな布袋を開けるように指示されるのを見ると、少し緊張感を感じました。
ブダペスト着は14:54、大平原の景色にもなれ、寝ることにしました。寝れるときに寝ることが次のエネルギーにつながると思いー。14:00過ぎて外を見てもあまり変化がありません。もうすぐブダペスト近くでしょうがー。結局、50分遅れの15:44に、ブカレストの「東駅」に到着しました。
降りてよく見たら大分ネンキの入った機関車でした。
左が列車が入ってきた方向で、右が進行方向です
駅構内は大変活気があります。
駅で両替してから、「ブタペストカード」を買いました。これは、市内の交通期間乗り放題と美術館・博物館などの割引があります。 ホテルまでは、涼しい日なら十分歩いて行ける距離ですが、タクシーを使いました。ホテルの近くには大きなスーパーがあるので食料の心配はなしです。そして、荷物を置いてすぐブダペスト市内見学へ。