旭川は、12月に入ると日に日に寒くなり最高温度も氷点下の続く日になりました。そして、この1~2月初旬は、あの最もシバレる極寒の冬を迎えます。
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ウクライナの冬の寒さはー
北緯50度のキーウは1月の最高平均気温が-1℃、最低平均
気温が-5~6℃に。やはり1月から2月上旬が一番寒いよ
うです。一番寒い日で-17℃と読み取ることができます。
この寒さを比較するために、ちなみに、北緯43度の旭川(標
高;112m↑/地形;盆地)では、最高平均気温-3℃、最低平均
気温-12℃となり、旭川の方が寒さは厳しいようです。1/21
の平均最低気温が-20℃ほどですが、現実には-30℃になる
日もあります 。これはキーウでも同様なことが言えます。
ま、この時季は外に出れば家庭用の冷凍室の中の気温です。
さらに、少し南の北緯43度の札幌は、旭川よりは少し寒さは和らぎますが、キーウよりは平均最低気温が厳しく寒いようです。 さらに、どこのマチと同じぐらいかと調べてみることにしました。
北緯43度11分の小樽市は、最高平均気温;-1℃、最低平均気温;-7℃で、キーウと似ています。小樽は海に面しているので最低気温が内陸に位置するマチと比べるとゆるやかになっています。現在も戦闘中の南部はもう少し気温が高くなりますが、雪と氷の世界になります。
このようにキーウの寒さは、旭川より厳しくないにしても、冬の寒さの度合いは変わりありません。しっかり暖房器具で部屋を暖めなければ生活できない状況です。最前線で戦っている人たちのことも頭をめぐります。また、命令で戦わされているロシア兵の人たちのことも考えさせられています。若い命がどんどん消えていくことへ憤りを感じます。
今、ウクライナの人たちはどのような気持ちでいるのでしょうか。平和な生活を壊され、同胞が死傷している現実に対してロシヤに対する恨みつらみは決して拭い去ることができないと思います。
今国内においては、とりわけ生活に直結した解決すべき諸問題を多々かかえていますが、ウクライナの人たちは寒さの中でより深刻です。しかし、失地回復=領土奪還!のアツイ夢があります。一日も早く平和が訪れ、平常な日々が戻ることを心から願っています。