※本ぺージは、2022.9.12、道南・海岸線ツーリング中の4日目、白老町・「ウポポイ」を見学したときのものです。
2020年7月にオープンした「ウポポイ」は、アイヌ民族の歴史や文化を展示物や体験プログラムを通して学ぶ施設です。この愛称は、アイヌ語で、「(大勢で)歌うこと」を意味するとのこと。今日は土曜日ということもあってか、大勢の見学者でにぎわっていました。
アイヌ民族は、約17C~19Cにおいて東北地方北部から北海道、サハリン、千島列島に及ぶ広い範囲に住んでいました。アイヌ民族は日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族です。日本語と系統の異なる言語=アイヌ語をはじめ、自然界すべての物に魂が宿るとされている精神文化、祭りや家庭での行事などに踊られる古式舞踊、独特の文様による刺繍、木彫り等の工芸など、固有の文化を発展させてきました。