一日一トライ~”その記憶の記録”

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Ⓚ-8.旭川・神居古潭の竪穴住居遺跡~擦文文化の集落跡★

2022-07-07 07:00:00 | Ⓚ考古学から学ぶこと
私の住んでいる旭川にも先住民が生活した痕跡をあちこちで
見ることができます。
カタクリの花の咲く天気のいい日、神
居古潭地区にある 「神居古潭竪穴住居遺跡」 へ行きました。



この遺跡は、北海道文化財百選の一つで、国道12号線の深川
市の近くにあり、縄文時代の先住民の竪穴住居跡(219基)を見
ることができます。久しぶりに立ち寄ることにしました。


 立派な新しい表示板がありました。右の詳細は下に拡大。


関心のある方お読みください。


 写真ではクボミは見ずらいですが、実際にははっきりわかります。 


 木に囲まれた所が、少しくぼんでいます。


 住居跡から擦文土器などが発見されているとのことです。


ここにもあすこにもー、とたくさんあります。


 この場所は、「チャシコツ」といい、アイヌ語で「砦跡」と訳されています。
河岸に面したもので、直径20mほどの半円形で、深さは50~70cmです。
川との比高は10mで、河岸段丘に位置しています。
このチャシコツは、立
地場所、大きさ等から砦というより、他の用途で使われていたようです。


 左のササやぶの所は整備されていない様子です。



 
 クマザサの生い茂る中を歩いて行くと竪穴住居跡がありました。


 その他にも、結構住居跡がありました。市で整備されている所は
ここまで。
地形的にまだまだあったのでないかと思いました。


 さらに進んで行くと、農地にするために開墾中でした。
土器などの一部でもないものか、と探しましたが見当たりません。


 この辺りはすぐ川まで行ける場所です。


 カムイリンクススキー場が見えます。

 北海道のアイヌ人や先住民を含む考古学のことについては、
学生時代から興味・関心のあることでした。
今回も改めてHPなど
で調べてみましたが、アイヌ人とこの竪穴住居の擦文人との関係
がよくわかっていなく、遺伝子からも別な人種とのことです。そ
れでは、8~12世紀に住んでいた後、どうなったのでしょうか?

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