虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

宗教の疑問について、少しだけ答えてみる(天使の「歌声」付き)

2011-09-28 13:10:47 | 宗教
台風が去って、晴天の日が続いています。暑からず、寒からずでちょうどいいですね。

原発問題やら政治問題やらで、宗教の研究ブログが変化してますが、久々に宗教がらみで書いてみました。


○向こう側の構造

宗教をよくよく考察してみると、基本的にあの世=向こう側の問題だということがわかります。
例えば、ゴータマさんは、この世の生活は苦悩だらけだから、二度とこの世に転生しないように、この世にいる間に転生しない方法=解脱してしまおうと
人々に説いたにすぎません。要するに、この世の苦悩からの脱却・脱出は解脱=全てのこの世的な欲を捨て去ること=この世的な苦悩から解放されること=因果から解放され転生する必要がなくなるということでしょうか?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E8%84%B1(解脱)

あまり簡単に言ってしますと、識者に怒られそうですが、難しく言ったからといって本質的なことに変わりはありませんね。
しかし、”解脱”などと言ったところで、なかなか凡人にはできない相談です。
私も”解脱”できません

イエスについてみると、新約聖書の言葉は、”あの世”の世界を基準にしないと全く理解できないということがわかります。
イエスの弟子達が、イエスの言葉を理解できなかったのは、この世を基準に物事をみているからで、イエスの復活後でも理解できなかったのではないかと思います。
同じ”神”を信奉していると言っても、ユダヤ教は極めてこの世的・俗っぽい宗教ですから、”救世主=キリストはユダヤ人だけをこの世で救う”という視点があるのだと思います。
ですから、相当ネジ曲がった宗教解釈をしています。
イスラムは、コーランを読むかぎり、この世とあの世のバランスを考慮した面があり、あの世は”天国いいとこ一度はおいで! 酒はうまいし、ねーちゃんは綺麗だぁー♪”的なことも言ってます。
どちらかと言えば、”家父長的”で”男性優位”な宗教だと思います。

さて、あの世=向こう側なんですけど、これが意外と難しい。
向こう側を覗いた能力者の意見をまとめて、客観的に総合化すると、どうも向こう側は多次元界であり、この世はその多次元界内にある一つの次元界にすぎないのだろうと考えられます。
あの世の中に、この世が含まれているということです。
宗教的には、この世は”幻”であり、あの世が”現実の世界”だなどという言い方がありますが、"幻(まぼろし)”に住んでいる人間としては、どうしても”この世”的理解や認識から抜け出すことができません。
それが私たちの実際的な感覚だと思うのです。


○危ない宗教の見分け方

私が解釈した宗教感からすると、”この世”的なものを中心に据えた宗教は危険な宗教の部類に入ります。
ユダヤ教は、その一つだと思います。
ユダヤ教徒が迫害され、ユダヤの地から追放されることは、新約聖書の中でイエスがハッキリと預言しています。
確かに、ローマによりユダヤの地は廃墟とされ、多くのユダヤ人は奴隷にされたのです。
にもかかわらず、現在、古代のユダヤの地はユダヤ人ではない人々によって、自分たちの土地だといってその地に住む人々を追い出し、自分たちの国(=イスラエル)を建国しました。
おかしな話ですが、ユダヤ教徒=ユダヤ人だと言います。
ですから、日本人でユダヤ教徒の人達は、皆、ユダヤ人と認められますw。
この論理から言えば、日本人全員がユダヤ教徒になるとイスラエルは占領できるということになりますね。
神道はユダヤ教だなんていう人もいますから、放射能に汚染された祖国を棄て、大挙してイスラエルを占領するのも良いでしょうw。
核兵器も既に所有していますし、アメリカを逆支配できますw。
まぁ、あり得ない冗談ですが、理屈上はあり得るのです。

日本にある宗教で、どの宗教が危ない宗教かは、具体的に書きません。
日本にある神道でも仏教、キリスト教でも、余りに現世的に傾斜すると”危ない宗教”に入りますから、線引きは難しいのです。
明治以降の国家神道は、現人神(=天皇)を中心として現世を支配しましたから、どういう末路を辿(たど)ったかは、我々、日本人みんなが知るところです。
多くの人々を殺し、傷つけ、資産を失いました。
日本の神道は、多分、縄文→弥生の移行期あたりで大きく変化したのではないか?と私は考えています。
古事記、日本書紀あたりの記述からすると、大和政権が成立するあたりで現世的に変質したものと予想しています。

それはさておき、危ない宗教だといえる宗教は現世的利害に必ず絡(から)んできます。そして時の権力者達に繋(つな)がろうとします。
歴史的にみても、中世のカソリックはその最たるものでしょう。
ほとんど”悪魔教”といってよい所業をしていました。

現代でどの宗教が”危ない”かは皆さんの感性にお任せします。


○何故、占いはダメだと言われるのか?

私も結構、占いは好きなほうなのですが、ゴータマさんもイエスも、”占いがダメだ!”と言ってます。
理由については言ってませんが、強(し)いて言えば、”人々を惑(まど)わす”という点でしょう。
そうであるなら、預言も惑わすのではないかと思いますが、預言と占いがどう違うのか、いま一つハッキリしません
例えば、偉大なノストラダムスは預言をしていますが、個々人の占いみたいなこともしていますw。
但し、ノストラダムスの預言は、内容を凡人には理解できないように書いていますから、ほとんど役に立ちません。
ノストラダムスの預言で1999年の件がありますが、この預言は”その前後”にアメリカが支配すると読めるので、危機なんてないことがハッキリしているのに、解説者が危機を煽(あお)って赤っ恥をかきました

つまり、”占いがダメ”ということは、それに便乗する軽い人間がでてくるからかも知れませんねw
占い師より、その周辺にいる軽い人間のほうが余程”人々を惑わしている”ように感じる今日この頃ですが。

少し、真面目に検討してみると、人間の魂(=霊)は創造から発していますので、”潜在的に創造する能力”を持っています。
最近、放射能に危険性がないという医者は、”心配する方がリスクは大きい”などと説明しています。
つまり、心配する=病気になる、心配しない(=気楽に生きる)=病気にならないという論理です。
病気は”気”からですね。
よく、どこそこの宗教に入信して、拝んだらガンが治ったなんていう人がいますが、宗教が治したのではなく、自分で治したのです。
人間はそういう能力を”潜在的”に持っているのです。何の不思議もありません。
西洋医学の世界では、”気(=気持ち)”が不思議なことに病気を治すことを経験的に知っています。これは西洋医学でも常識なのです。
私のように宗教の本質について研究していると、当然のことでも、医者には不思議でしかないのです。
そういう訳で、人間は様々の能力を”潜在的”に持っているのですが、それを発揮できるかどうかは、その個人の有りようや生き様によります。
占いに話を戻すと、占いで固定観念を植え付けると、”潜在能力”を解放できないようになるのではないか?ということだろうと思います。
要するに、可能性を占いによって閉ざしてしまうのが良くないのだと思います。
気にしない程度の占いは構わないのではないか?と、私は思っています。


○天使の歌声

これは単なる個人的な趣味の問題かもね。天使の歌声をお聞きください。

http://www.youtube.com/watch?v=ry_WACFd8Ds&feature=player_embedded(表示されない時は「●このコンテンツを新しいウインドゥで開く」をクリックしてね


では、またお会いしましょう

一刀斎は、日本にあるすべての原子力発電所の即時停止と即時廃止を支持します!


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