おがはまのつぶやき

ボケばばぁの独り言です。今後の老老介護ならぬ朗々介護目指し、
ボケ老人の扱い募集中です!

友達は有難きかな 2

2013-04-08 06:35:59 | Weblog
事故から7日が経ち、お詫び行脚、お礼行脚も落ち着き、じいさまは気持ちに余裕が出てきたようです。初めて「痛い!」と声が漏れて来ました。今までは心配させまいと、胸に手を当てて顔をしかめていました。本当の「手当」です。自分の気持ちを言えるようになったことが、一山超えたなと思いました。友達も入れ替わり、家に寄ってくれて有難いです。そこへ、お隣のおばあさんが日に何回とやってきて、好き勝手に同じことをしゃべって行きますが、気が紛れて助かっています。いつもの挺身隊で盛り上がります。「さーらーばラバウルよー」かと思えば、「女の道」の「おんなー~だか~らー」です。「それ、50年ぐらいじゃない?」「つがう!、講堂で軍刀,指揮刀、兵隊のみんなの前でおっきな声で歌って、上手だなって褒められたんだから」と強がりです。それでも気が紛れて、笑いが絶えません。介護日記のキンメダイさんは舟木一夫さんのテープを、亡くなる前まで聞いて歌っていたことを思い出しました。おばあさんもきっと我が家に来れるまで、一オクターブ上がったり下がったりの歌を歌うでしょう。そして、おばあさんもわたしも気が紛れることが、今のわたしには貴重な時間です。