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New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

鹿児島指宿・薩摩伝承館

2012-05-19 10:50:00 | 2012年春のツアー
 熊本から3時間で日本の南端、指宿温泉に到着。今日の会場は総数200部屋、収容人数700人という大規模温泉旅館・白水館の敷地内にある薩摩伝承館。

 白水館のお風呂場は体育館並みの温泉ランドだし、薩摩伝承館には国宝級の薩摩きの作品(高さ2mの壷も!)が展示されていて、一度は訪れてみる価値がある。

 結婚式場としても使用される薩摩伝承館の広間に今日の為にステージが設置され、グランドピアノの音が11mもある高い天井に綺麗に響く。ここでの演奏は3回目となるが、今回も100人近くのお客様、前回にも増して子どもや若い人たちが多かった。

 「音楽をやってみたくなりました」「ドラムの音が大きくなったり小さくなったりするのがすごい!」という9歳の少女の感想が嬉しい。

 終了後は伝承館の隣にあるイタリアンレストランで下竹原社長と夕食をご一緒し、その後は温泉へ駆け込む。


指宿行きの特急は、九州新幹線が鹿児島まで開通してから満員だという


夕方、どこかの会社のパーティがあり、庭で太鼓の演奏が行われていた


このポスターのデザインがとても気に入ったので一緒に撮影






一杯に埋まった客席


拍手に合わせてベースソロ


前菜


パスタ


メインはステーキ。鹿児島の牛肉はおいしい


デザートはメロンのココナッツ味


こちらは翌日の昼食に頂いた牛丼


いつも最初から最後まで細かく面倒を見てくださる高田さんと。
今日はすごく風が強かったのです

熊本・ホテル日航熊本

2012-05-18 23:53:00 | 2012年春のツアー
 昨日の真夜中に着いた宿泊先、大分県臼杵の「茶旅庵・蓮」(電話:0972-65-2528)には御主人の趣味で集めた沢山の骨董品が展示販売されていた。

 年代物の蕎麦猪口や古伊万里の皿、奥には馬具、火縄銃や槍まである。このような日本の美に弱い私はどうしても何か欲しくなってしまう。料理から庭細工、陶芸までに精通している御主人秘蔵の貴重な天目の茶道具まで見せていただく。温故知新の趣がある築8年のこの宿、お勧めである。

 昼に出発、広大な阿蘇山の麓を横目にみながら九州を横切り、3時間で熊本に到着、大都会だ。今夜のディナーコンサートの会場は熊本城が目の前に見える「ホテル日航熊本」。立派で豪華なホテル、我々もここで1泊、リッチな気分だ。
 
 担当の古庄さんを始め、スタッフの方々による行き届いた準備と進行で実にスムーズに進み、我々の演奏もお客様に喜んでいただけた。

 ニューヨークでの古くからの知り合いで、今は日本に戻ってキャンピングカーで温泉めぐりを楽しんでいるY氏とピピさんも聴きに来てくれて再会する。






みごとな庭はご主人が自分で手入れをしている


水琴窟もご主人が作ったのだという


実においしく工夫が一杯の朝食


テラスでくつろぐ3人


これが天目茶碗


茶旅庵蓮のご主人と




こちらがホテル日航熊本内レストランでの演奏








NYで一緒だった山本氏、ピピさんと

高知・細木ユニティ病院

2012-05-17 23:36:00 | 2012年春のツアー
 高松から2時間、高知に到着。

 毎年恒例となった「細木ユニティ病院」での演奏はいつもお世話になっている音楽療法士・有光さんの司会で始まった。

 患者さんと家族、一般の方々も集う昼間のコンサートなので、ジャズの名曲に「となりのトトロ」なども加え、皆さんにおなじみの曲を演奏した。嬉しそうに手拍子や掛け声をかけて下さる方たちも大勢いて楽しいコンサート。最後に皆で「大きな古時計」の大合唱。「ぼうがいっぽん」で歌ってくれた浜千代さんの案をいただいて、「今はもう動かない」の歌詞を「今もまだ、動いてる」に変更して歌ってもらった。

 演奏後はフェリー・ターミナルに直行、午後10時の臼杵港行きフェリーに乗り込む。大分県臼杵の宿に夜中過ぎに到着。夜空には満天の星。


今回は瀬戸大橋ではなく明石海峡大橋を渡りました


有光さんの司会で始まる








患者さんから花束贈呈






最後は職員の皆さんと記念撮影

香川県高松・しか

2012-05-16 23:30:00 | 2012年春のツアー
 名古屋から5時間、眺望の良い明石大橋を渡り、高松市のレストランと洋菓子の老舗「しか」へ。今日からは井川晃がドラムである。

 毎回、お世話になる担当の平田さんはお元気そう。この店の新しい甘味料を使ったバームクーヘンがテレビで紹介され注文が殺到しているとの事。

 オーストリア風なダイニングルームを演奏会場にして、お客さんからは「愛の讃歌」や「ベサメムーチョ」などのリクエスト。会長ご夫妻も聴きにいらしてくださった。

 演奏後にはステーキ、続いてケーキ!ソフトなプリンも絶妙に美味しかった。


ここには本物の鹿がいる






いつもお世話になる担当の平田さんと

伊勢~名古屋へ移動

2012-05-14 23:53:00 | 2012年春のツアー
 昨日、彦根城を探索した『城愛好会』の興味範囲は広く神社仏閣にもおよび、今朝は伊勢神宮「外宮」「内宮」を巡る事に決定。

 車だと数分で到着、名物「赤福」も食べる。さらに歩みを進める林、今村の二人を見送り、私は「伊勢うどん」屋さんで待機、ほんの少しの汁に太くて美味しいうどんと海老天、これで550円は安い!神宮の周辺、しっかりと訪問客の財布を取り込む準備が出来ていて、面白そうなお店が並んでいるのだった。

 2時間を過ごして名古屋へ向かう。途中スピード違反で捕まる。「参拝したのに何故?」と思うが、警官が罰金を安くしてくれたのは、やはりお参りしたお陰か、と思い直す。

 ホテルに私を残して、林、今村の車は東京へ。私は帽子を昨日のホテルに忘れたので電車で2時間かけて滋賀まで取りに行く。帰りは米原から新幹線、たった40分で名古屋に戻れた。

 夜は私の同級生のジャズ評論家、瀧口秀之氏のジャズ講座の受講生の3人(森永、山田、箕島さん)が1皿料理がズラリと並ぶ「おっこん」へ私を連れて行ってくれた。日本お料理は美味しい!

 その後、ジャズバー「Blue Heaven」へ。80歳を超えるオーナーの生島さんから稀なDVDや録音を聴かせてもらい、蓄音機も登場、電気は一切使っていない機械なのに実にリアルで大きな音なのには改めて驚く。


いざ、伊勢神宮へ


外宮








内宮への長い階段



赤福本店でお茶をしました


これが赤福本店


商店街は古い街並み。賑わっている




「おっこん」の料理


「Blue Heaven」にて、山田氏、私、森永女史、手前が生島オーナー