New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

2022年 秋の日本ツアー(全行程)10月26日~12月3日 (写真などはFacebook「クニ三上」をご覧ください。)

2022-12-04 11:51:03 | New York
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12月3日 今日の会場は本蓮沼「シャガール」。常連さんはシルバー世代が多く直前にキャンセルがたくさん出て、参加人数は少なかったが、リクエストも質問も出たし客席と我々のやりとりも多く、楽しいライブとなった。何を喋っても反応してくれるノリの良さにこちらもすっかり乗せられてしまい、その上ギターの鈴木洋一氏が、話に合わせてBGMを奏でてくれるものだから思わず喋りが多くなってしまった。遅れて来た方のためにアンコールの後にさらに1曲演奏するなども含め、予定より遅くまでのライブだったが皆さんにとても喜んで頂けた。
最後は全員で記念撮影。

12月1日 今日は吉祥寺のスタジオでボーカルワークショップ。9人定員一杯で締め切り、1人欠席の方がいたので8人と見学1人で開催。皆さんそれぞれとても素敵な歌を披露してくれました。ワークショップに毎回参加してくださる方、初めての方と色々でしたが、終了後は参加者同士がお互いに情報交換していて、そんな風に交流してくださることも素敵だな、と感じました。ところで同じスタジオの他の部屋で扉が開くと聴こえてくるサウンドが素晴らしくて、誰がリハーサルしているのかと思ったら、NYから来日中のあの方Senri Oさんでした。

11月27日 米子市淀江文化センターでの「0才からのジャズコンサート」。コロナ禍以降は
平土間のイベントホールは密になってしまうので、大ホールで開催していて今年も感染対策として大ホールでの開催。米子市では8回目の開催なのでリピーターも多く、最初に開催した頃赤ちゃんだった子どもが10才になったという家族もいてとても感慨深い。毎回参加してくれる年配のご夫婦、遠く出雲からいらしてくださった方等、色々な方が帰りに声をかけてくれた。休日なのでイベントが重なり、午後はちょっと淋しい客席だったが、午前、午後合わせて200人入場。アンケートも好評のものばかりで、地方ツアー最後の演奏を皆さんに喜んで頂いて無事終了することが出来た。ロビーが広いのでサイン会も行い、CDもよく売れた。今回初めて、淀江文化センター共催だったので、事前PRから当日運営までスムーズに進められた。アトリエyuriの中村夫妻、鹿野さんもありがとうございました。来年を確約して撤収。終了後は、明後日の帰京に向け今夜は大阪府門真市で宿泊。

11月26日 米子市淀江文化センターでの「午後ジャズ」。この季節、土日祝日はイベントが多く、思ったより来場者が少なかったとはいえ、40人の方にご来場頂くことができました。
ヤマハのピアノが気持ちよく鳴り、ジャズ好き世代の男性が多く、リクエストもあったので、いつもよりジャズした演奏にしてみました。前回に続き安来からいらしてくださった方もあり、この地域に定着しつつあると感じます。大人だけの公演で人数も多くないので、サイン会も行い、CDもよく売れました。いつもサポートしてくださる中村さん、鹿野さん、そして共催のホールの坂本さん、お世話になりました。終演後は明日の「0才からのジャズコンサート」に向けての準備を大ホールで行いました。

11月25日 杜のホスピタルでの演奏には、患者さんだけでなく、外部から地域住民の方も40名程参加。病室で聴く患者さんもいるので配信も行っている。職員の方たちも仕事が許される限り参加してくれたり、展示を行っている中島夫妻や、素敵な庭を設計された庭師の方も聴いてくださり、皆さんに喜んでた頂けた。患者さんにも、外部からのお客さんにも全ての私のCDを持っている方がいらしてとても嬉しい。皆で歌う合唱は「もみじ」。若手の作業療法士さんたちがリードして会場全員参加で一緒に合唱。リクエストや質問も出て和気あいあい、楽しいコンサートとなった。終了後はいつものように、お抹茶で一服、すぐに出発して米子へ向かう。

11月23日 再び和歌山へ。今日からは池田聡ベース、横山和明ドラムスのトリオ。和歌山音楽愛好会フォルテの主催で、素敵なMay Wind Cafeでのライブ。オーナーが5月生まれのお医者さんとのことで、内装もピアノも素晴らしいスペースに、ピザやケーキは手作りというこだわりのあるお店でした。祝日でイベントがたくさん重なり、お客様は半分位の入場でしたが、NYに関する質問やリクエストも出て、楽しいライブとなりました。忙しい中かけつけてくれた演劇鑑賞会のお二人や以前、当地の市民会館でお世話になったO女史にも久しぶりに会え、皆さん、お元気そうで何よりも嬉しい。フォルテの花光さん、今回も、お世話になりました。ありがとうございます。

11月20日 公式ツアーとは別件で過去にNYで出会ったミュージシャンを誘ってのセッションを大阪で行う。場所は富田林の “Map Café”, ここはNYに25年間住んでいたサックス奏者の和田マサさんのお店である。京都、奈良と大阪北部から3人のボーカルが参加、地元のベースの橋本さんのサポートで各自が持ち歌を唄ったり、スキャト合戦。地域の社会活動に精力的なマサさんの知り合いの方々も来られて、盛況であった。この店の向こうには江戸時代からの大きな商家の立ち並ぶ「寺内町」があって、散歩するだけでタイムトリップする感じだった。

11月16日 世田谷文学館での「0才からのジャズコンサート」3回公演。10時半と15時半の回はほぼ完売。13時半の回も一杯のお客様。2017年から毎年開催してきたのにコロナで中断し、3年振り4回目の開催となる。メンバーはベース越野振人、ドラムス田村陽介のトリオ、この組み合わせは3日目、今日が最後となる。たくさんのアンケート提出があり、「贅沢な時間だった」「次回も来たい」「子どもが一緒で迷っていたが来て良かった!」「とても新鮮な1時間」と皆さんに喜んで頂けてとても嬉しい。「2017年に0才の子と来ました、今回は久しぶりに5才になった子どもと来た」「7ヶ月だった娘が3才になり2回目の参加です」などリピーターも多く、続けることの大切さも実感する。今日の為にとクリスマスツリーを飾ってくれたのでアンコールはクリスマスソングを演奏した。

11月13日 坂戸市文化施設オルモでの「0才からのジャズコンサート」は固定席約150席の小さなホールで初めての開催。今日もベースは越野振人、ドラムスは田村陽介。午前の部は完売で乳児連れが多かったが、びっくりする位静かに聞いてくれた。午後の部もほぼ完売で、子どもが3人以上の家族が多いのには驚いた。アンケートの回収率もとても高く「癒された」「親が楽しめた」と言った感想を頂き、「来年もありますか」と再演を望む声も沢山頂いてとても嬉しい。おむつ替えや授乳、ベビーカー置き場の必要なこのコンサートにとって、ロビーも狭く、決して良い会場条件ではなかったが、会館の皆さん、共同主催のケイミックスの担当者・廣田さんと工夫して、何とか良い会場設営をすることが出来た。
11月12日 新座市民会館での「0才からのジャズコンサート」は、ベースが池田聡さんから林正男さんに替わったと昨日書いたけど、さらに林さんから越野振人さんに替わりました。
皆さんお察しの通り、池田さんは陽性、林さん発熱ということで、コロナ感染が増えているのを実感します。というわけで、本日、ベース越野振人、ドラムス田村陽介とのトリオでのコンサート。900席の会場の後方をクローズして350席で使用する中ホール使用にし、さらに200席程度までしかチケットを販売せず余裕のある客席で設定。丁度一杯の客席で午前、午後とも盛況に開催できました。3人〜6人の家族連れが多かった一方、シルバー世代で1人の方も何人かいましたが、いずれもとても喜んで頂けました。「0才からのジャズコンサート」に初めて参加した越野くんとの演奏もバッチリ。終演後は坂戸市文化施設オルモへ移動。明日に向けてセッティングとリハーサル。

11月9日 この日は西荻窪のココパームに、初共演のベース越野振人+いつもサポートしてくれるドラム横山和明とのトリオで初登場。中央線沿線は馴染みの多いお客さんも多く、駅からも近いので交通至便な会場でした。定員30人の店内に満杯のお客様。毎回いらしてくださる方に加え、コロナ以降三年ぶりの方、20年以上前にNYでお会いしたご家族、それに三上の演奏が全く初めての方、と色々な方が来店、大いに盛り上がり楽しいライブとなった。70代の方には「私たちの年代にピッタリね!」との感想をもらったし、30代の方もとても楽しんでくれて、和気あいあいの雰囲気の中、演奏できた。近くのジャズクラブ「アケタの店」に出演している元岡さんが途中、顔を出してくれたが、こちらも休憩時で残念ながら演奏は聞いてもらえず。我々の方が終演後、帰りに横山氏と共にアケタに顔を出し、わずかだが演奏を聴く事が出来た。
11月4日 福岡での演奏後、フェリーで大阪に渡る。乗船時にもらった3千円分の「全国旅行割引」の商品券を使えるお店を探して大阪駅周辺を2時間うろつく。やっと探した2軒で買物して、奈良へ。鹿がたくさんいる奈良公園、とても広くて春日神社にお参りするだけで足が疲れてしまった。夕方、明日の演奏地である滋賀県・東近江へと向かう。宿泊はコンテナを改造し利用したモダンなホテル「R9 The Yard」。
11月3日 福岡での「午後ジャズ」は唐人町駅から程近い、演劇や落語の人がよく使う「甘とう館Show劇場(かんとうかんしょうげきしょう)」という、70席の劇場で開催。
お天気の良い祝日の午後、この企画の対象とイメージしているシルバー世代を中心に、満杯のお客様。いつも応援してくれる真理さん、筒井さん、米子から転勤で福岡に来た園田さん、NYから最近帰国した川俣さんらがチケット販売も当日運営も手伝ってくださって本当に感謝です。女性が多いお客様は、何を話しても反応してくださるのでとても暖かい雰囲気の会場となり、曲目も皆さんがご存じの曲ばかりを演奏したので、ジャズが初めての人にも、ジャズ好きの人にも、大学ジャズ研の若者にも喜んでもらえた。CD販売に使えるスペースは広いし外なのでサイン会も行った。唐人町は昔ながらのお店が残る商店街で、買い物をしても楽しい。甘とう館は、広さも音も設備も場所も、とても良い会場で、来年も開催したいと思う。

11月1日 今日は赤煉瓦館で、ボーカルワークショップ。いつも応援してくださる川俣さんと園田さんのお陰で開催できた。クラシックの歌の方、ピアノの先生の弾き語り、プロとして活動している方、セミプロの方、いつもはヴァイオリンを演奏している方等々、色々な方がそれぞれステキな歌を披露してくれて楽しい会となった。皆さんとても喜んでくださったのて、来福の時にはまた開催したいと思う。

10月30日 和歌山城ホールでの「0才からのジャズコンサート」は開館1周年記念と銘打っての演奏。2019年まで毎年和歌山市民会館で演奏していたが、昨年この和歌山城ホールが出来て、市民会館は閉館した。2019年まで午前午後2回公演を行っていたが、今回は午後1回公演なので、8月半ばに販売開始して9月初旬には完売となってしまった。楽しみに待っていてくださる方が大勢いるのはとても嬉しいが、早々に売り切れてしまい、買えなかった人もいたと思うと心苦しい。新しい和歌山城ホールは木をふんだんに使ったとても素敵なホール。目の前にお城がそびえ立ち、展望テラスからは絶景の眺めが楽しめる。小ホールのロビーも陽がたっぷり差し込んで気持ちが良い。固定席の響きの良いホールなので、うるさくならないよう、また出入りしやすいように、余裕のある客席に人数を絞ってゆったり楽しんでもらえるようにした。日曜日なのでパパ、ママ一緒の家族連れが殆どだったが、三世代の家族連れやシルバー世代だけで来場された方もいて、一緒に生演奏を楽しんでもらえて良かった。終演後は四国に渡るフェリーの時間まで各自、自由に過ごす。

10月29日 岡山シンフォニーホールでの「午後ジャズ」は2回目の開催。隣の大ホールでは高嶋ちさ子さんのコンサートに2000人! 外では快晴の元、大道芸やファッションショー、バンド演奏など路上イベントが真っ盛り。その上「午後ジャズ」は、シルバー世代のお客様が多く、まだコロナの影響で出足が鈍い、というわけで、前回は平日開催にも関わらず多くの参加があったが、今回は25人とやや寂しい客席だった。でもコロナ禍初めてコンサートに出かけてひさしぶりに生音を楽しんだ人、「0才からのジャズコンサート」を数年前にここで聴いた人、他にもクラシック好きでジャズは初めての人など、大いに喜んで、皆さんに帰りに声をかけてくださった。今日はオフィスヨコタのみの主催なので、メンバー皆で会場設営も行った。

10月26日 
成増アクトホールでの「0才からのジャズコンサート」は、板橋区発達障がい者支援センター「あいポート」との共同主催。「あいポート」の利用者さんたちが当日スタッフを担ってくれた。「あいポート」の職員や区役所の職員も来てくれて大勢で当日運営を担当。コンサートは3回公演とも約90人が来場してコロナ禍には、程よいスペースでの演奏会になった。前回の板橋は、大山地区のグリーンホールだったが今回は成増。初めての来場者も多く「きれいなピアノに癒された」と皆さんとても喜んでくださった。確かにスタインウェイのフルコンは、静かに弾いても強く弾いても良い音で響いていた。ロビーでは板橋区内の児童発達支援事業社の展示があり、また来場者にも児童発達の保育園のグループ、車椅子の人、シルバー世代で1人の人、など親子連れに混ざって色々な人が一緒に楽しむコンサートとなってとても嬉しい。最後に皆で記念撮影。明日はいよいよ次の岡山に向けて出発します。



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