New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

仙台・Jazz Me Blues Nola

2014-06-18 23:07:00 | 2014年春のツアー
 春のツアー、最終日は素敵なピアノのある仙台市内のJazz Me Blues Nolaは、仙台でずっと演奏を続けているピアニスト片倉さんの紹介である。

 お客様の中には過去のコンサート開催の際にお世話になったAさん、津波の被害を心配していたが連絡の取りようのなかったM氏、ジャズ好きの元高校の校長先生……。学生時代にNYでお会いしたSさんは、現在は福祉大学の教授になっている。

 皆さん、それぞれ震災を乗り越えてお元気の様子、安心した。

 ゲストのJudithさんが迫力有るヴォーカルで会場を盛り上げてくれた。


リハーサル


まずはトリオで演奏


ボーカルのJudithを迎えて


Judithと一緒に歌ってます


最後は片倉さんも一緒に

福島・八夢(やむ)

2014-06-17 17:10:00 | 2014年春のツアー
 福島にある風格のあるレストラン「八夢」でのコンサート。

 15周年特別企画として、230組以上の応募から抽選で15組30人を招待してのスペシャルコンサートである。

  美味しいランチの後リハーサル、その後鈴木社長が「浄楽園」という庭園に案内してくださった。

 限定30名の方々は、美味しい食事の後にジャズを楽しんでいただくという企画。

 2セット目には何と伝説の名バンド「BOOWY」のドラマー高橋まこと氏が登場、共演する事に。八夢の鈴木社長と高校時代が一緒だった縁でのゲスト出演だ。

 気さくな高橋氏、昼間、浄楽園へ行った時のジーパン姿から、本番ではスーツに変身、迫力有るドラミンクでお客さんから喝采を浴びた。
 
 贅沢な時間を過ごした皆さん、とても満足してお帰り頂けたようだ。


林さんの頭に注目!


鈴木社長の車はジャガー


畑の中に現れた八夢


ここを入っていくと母屋がある


敷地内には川まである!






ランチ




美しい庭をバックにリハーサル



浄楽園ではあやめが一杯咲いていた


高橋氏と鈴木専務


茶処にて


控室に使わせて頂いた部屋は竹の間








八夢で2回も食事を頂けるとは幸せである。これが夕食


本番、まずはいつものとトリオで演奏


高橋まことさんがゲストに入る


高橋氏と三上のトークも盛り上がった


最後は全員登場

仙台へ移動

2014-06-16 17:00:00 | 2014年春のツアー
 雨続きで肌寒かった北海道から、行きと同じ太平洋フェリーで仙台へ戻る。

 今回のフェリーの余興は女性歌手を含む5人編成のバンドによる昭和歌謡ショー。フェリーの旅という不特定の聴衆をつかむのは難しいのだが、途中でインストでのベンチャーズもあったりして、なかなか楽しませる。

 私がプロになりたての70年代には沢山の大衆キャバレーでこのようなバンドによるショーが行なわれていたことを思い出す。


行きと同じ船「いしかり」


昭和歌謡ショー


豪華な船内には、くつろぐ場所がたくさんある


仙台に着くと晴れていた!

小樽市銭函・トベックス内「葦笛洞(いてきどう)」

2014-06-15 23:27:00 | 2014年春のツアー
 小樽近くの銭函へ移動、今日は雨のち曇り。

 コンサートはログハウスの住宅建設会社、「トベックス」内にある、昭和の民家を改造した喫茶店「葦笛洞(いてきどう)」。
 
 トベックスは広い敷地に製材所や会社の事務所、モデルハウスがある他、自然林を生かした公園になっていて、貸しギャラリーや店舗が点在している。葦笛洞もそのうちの一つである。

 現役時代お医者さんが暮らしていたこの建物は、生活用品がそのまま置物として保存され、ランプや蓄音器に当時が偲ばれる。

 演奏は、昼と夜の2回。

 夜は車で1時間もかけて来てくれたジャズ好きの方もいて、色々なリクエストが出た。

 宿泊は敷地内のモデルハウス、ピカピカの台所やお風呂場、家じゅうに木の香りが一杯、こんな家に住みたい!


トベックスへようこそ!


こちらは葦笛洞の門


トベックス内は自然林の公演になっている


こんな感じ


生い茂った草の下は沼である


小さい店がいくつも


ツリーハウスまである


葦笛洞の外観


沼には生まれたばかりのアイガモの赤ちゃんがいた




ここに泊まらせてもらいました





北海道豊浦町・とわにー

2014-06-13 23:03:00 | 2014年春のツアー
 朝10時に出発、雨の中を豊浦町へ向かう。

 演奏は海岸近くの地域交流センター「とわにー」。今年で5回目である。すっかり顔馴染みの商工会の皆さんらと再会。会場内にはテーブルが並び、飲みながらのジャズクラブ風コンサート。

 毎回来て下さる方に加え、今回初めての方も多く来場して和気藹々な雰囲気で終了。

 宿泊は海が目の前の温泉「しおさい」。船の形を模した建物である。

 毎回、海の珍味が供される打ち上げは「すし勝」。料理は写真でご覧下さい。すべて女将一人の自家製である。


とわにーの入口にて


リハーサル中


ドリンク販売もあり、飲みながら聴けるスタイル


本番演奏中


左側お刺身の大皿。小皿は右下白い器が「蛸の頭と松葉(海草)」、時計回りに「アンコウの肝と身の共合え」、「ホタテの稚貝」、「いか塩辛浅漬け」、「ほや」(海のものでなく、まるで果物のような味わい)、最後に赤い小さい器が「ズワイガニのウチコ」(この器で雌かに五匹分)


カニの甲羅に入ったカニ味噌と身


鮭の塩糠漬け(ほんの一かけらでとてもしょっぱいのだが、噛みしめると深い味わい)


つぶ貝


しめは、かにごはん


宿泊した温泉「しおさい」。やっと晴れた!