New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

帰国

2016-03-10 11:03:00 | 2016年3月中米ツアー
 朝9時半出発、空港へ向かう。高速道路は昨日の大風で倒れた樹木の撤去作業が行なわれていた。メキシコでは珍しく周囲は薄い雪景色。広い空港も寒いのでした。

 帰りはデルタ航空、米国籍者のJFKでの入国は極めて簡単、ズラリと並んだ器械にパスポートをスキャンさせて、写真を撮られて、出てくる紙を審査官にスタンプを押してもらいます。その後、預けた荷物を受け取り、税関通過、20分もかかりませんでした。




オカンポ劇場

2016-03-09 10:59:00 | 2016年3月中米ツアー
 今回のツアー最終公演は、オカンポという可愛い名前の劇場に300名以上のお客様。

 金澤氏は各種のエフェクターを駆使して、ハードロック風にBody&Soul、口笛でKiller Joe、ヘビーなベーストーンでWatermelon Manを演奏、好評を得た。

 トニーも老体にムチ打って頑張る。

 演奏後にバンドメンバーを含む関係者から、象皮の財布を頂く。これは先日の革製品店で手に取ったが買わずに残念に思っていたものなので大変に嬉しい。

 ホテルに戻っての打ち上げには文化庁の人達も集まって10人以上でテキーラの瓶が空になった。




ハルディン・ボルダ文化センター

2016-03-08 13:24:00 | 2016年3月中米ツアー
 夜中に虫が鳴き、犬が吠えて、猫もニャーニャー言ってるし、連られて鶏まで啼き出して、裏庭が賑やかなホテルである。

 夜中には雨が降り始め、屋根を打つ。雨音がヒタヒタと、向こうから雨足で行進してくる。朝には雨も止んで誰かが階段の手すりをガンガンしているな、と思ったら教会の鐘なのでした。

 メキシコの1ペソは75セント位なので、昨日買ったエイ皮の小銭入れは100ペソで$6なのでした!から気分はリッチです。ランチは4品で$3、チップを置くのに見当がつかずに困ります。

 夕方からはハルディン・ボルダ文化センターで、会場満員のモロレス州立音楽大学生を対象にワークショップジャムセッション。国際交流基金のタカさんが通訳してくれた。
 ピアノ2人、ギター2人、サックス、ベース、バイオリン各1名、ドラム3人。






休み

2016-03-07 14:08:00 | 2016年3月中米ツアー
 今日はオフです。街を散策、野外マーケットやお店で革製品やコーヒー豆、トニーは靴を2足も買いました。

 洒落たカフェで中米で初めて美味しいコーヒーも飲み、自家製のカカオ豆のペーストも購入。エイや馬皮やクロコダイルの皮で作られたブーツの並ぶお店で悠人は、なめし皮のジャケット、私は小銭入れを買いました。

 ホテルに戻って、メキシコ原住民のサウナに入りました。材木で内部の石を熱くするので入浴開始まで7時間もかかります。ネイティヴの男性が、一緒に中に入って神に祈りを唱えながら、ストレッチをします。岩盤浴やホットヨガの起源かも知れません。素晴らしい体験でした。





メキシコへ

2016-03-06 13:48:00 | 2016年3月中米ツアー
 しっかりとホテルの朝食を食べて空港へ向かう。大使館員に見守られて出国、他にも幾つかのバンドが手続きしている。どう見てもジャズのミュージシャンではないな、訊いたらメキシコからのバンドとの事、しかも大量の器材!

 出国の際にも入国時と同じ書類を書く必要がある。空港内には同じ様なお土産を売っている店が10軒くらい並んでいるのは、何故なのか。2軒だけコーヒー豆を売っていたので、買う。これでコーヒーが5袋にもなってしまった。

 
 l2時間でメキシコ空港に到着、前回と大違いで入国の列が長くて1時間以上かかる。ここで国際交流基金のタカさんと落ち合い、広く座れるように改造したワゴン車で2時間半、クエルナバカ市に着く。

 途中で立ち寄った食堂で本物タコス(NYで出されるものより小さい)とアトレというチョコレートとシナモンの味の少しネットリした飲み物、お汁粉のようでもある。ホテルはビジネスでなくリゾート風のコテージのような建物、気候も良いし、皆で大いにリラックスムードとなる。