New Yorkのジャズピアニスト、クニ三上(Kuni Mikami)のブログ

ツアーの様子を中心にお伝えしています。

Cleopatra's Needle

2012-08-25 11:42:00 | New York
 今回のクレオパトラはドラムにAndrew Wangerman、ベースはお祖父さんが日本人だった1/4日系のColeman Nakano。

 どちらもジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院で学ぶ20代前半の若手である。ベテランのような臨機応変さを持つAndrewは繊細な耳の持ち主で、至近距離でも耳ざわりにならないドラムだし、Nakano氏はツボを得た低音で支えてくれるので、楽しく演奏出来た。

 この店は夜中の12時からはジャムセッションになるので、最後のセットでは彼らの友人の若手ミュージシャン達が集まり、数曲シットイン(飛び入り)して賑やかであった。

 写真を撮り忘れた・・。


サッチモの誕生記念

2012-08-05 23:20:00 | New York
 「サッチモの誕生記念」と銘打っての歌手のジャムセッションがマンハッタン西46丁目であった。

 私のピアノとドラム、ベースの3人の演奏に、それぞれ個性的な15人位の歌手が集まった。ルイ・アームストロングが得意とした曲を持ち寄って歌うこの催し、6月には「ビリー・ホリディ」がテーマだった。


デュエットする参加者


レコーディング

2012-08-01 23:11:00 | New York
 「0才からのジャズ」CDシリーズ第2弾「クリスマス特集」の録音をする。
 
 昨年発売したCD「Hamp’s Boogie」に参加したドラムのDavid GibsonとベースのChristian Fabianに、ボーカルの Larita Gaskinsという組合わせで、グルーヴィで乗りの良い軽快なクリスマス曲の演奏となった。

 録音場所はマンハッタンから30分のアコースティック・サウンド・レコーディング・スタジオ。オーナーのマイケルは自分がパーカッション奏者だから音楽家としての耳とエンジニアとしての豊富な知識の両方を備えている。

 トリオのサイズでのジャズの録音にはうってつけのスタジオで、多くの名作がここで録音されている。マイケルのスケジュールの関係で、午後1時から夜の10時までという長丁場で11曲を収録した。


左からマイケル、私、デヴィッド